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公開番号
2025087131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201571
出願日
2023-11-29
発明の名称
配車管理装置及び配車管理方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250603BHJP(信号)
要約
【課題】 通信障害が発生した場合であっても可能な限り車両の走行を継続する。
【解決手段】 本発明は、車両の配車計画を作成する配車計画作成部と、通信ネットワークを介して前記配車計画に基づく走行ルートに沿って走行する前記車両との通信を制御する通信制御部と、前記通信により取得される走行管理情報に基づいて、前記車両の走行を監視し制御する車両走行監視部とを備える配車管理装置である。前記通信制御部は、前記通信ネットワークに通信障害が発生した場合に、代替の通信ネットワークを介して前記車両との間で通信可能なように制御する。前記車両走行監視部は、前記車両が道路に設置された監視設備から得られる前記走行管理情報に従って前記配車計画が示す目的地まで走行可能な非常時走行ルートを決定し、前記代替の通信ネットワークを介した通信により、前記走行管理情報に従って、前記非常時走行ルートに沿って走行する前記車両を監視誘導する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの配車要求に応答して車両の配車を管理する配車管理装置であって、
前記配車要求に基づいて選択される車両の配車計画を作成する配車計画作成部と、
通信ネットワークを介して、前記配車計画に基づいて走行ルートに沿って走行する前記車両との間の通信を制御する通信制御部と、
前記通信により取得される前記車両の走行のための走行管理情報に基づいて、前記車両の走行を監視し制御する車両走行監視部と、を備え、
前記通信制御部は、前記通信ネットワークの通信状況を評価する通信状況評価部を含み、
前記通信制御部は、前記通信状況が正常でないと評価される場合に、代替の通信ネットワークを介して前記車両との間で通信可能なように制御し、
前記車両走行監視部は、
前記通信状況が正常でないと評価される場合に、前記車両が、道路に設置された監視設備から得られる前記走行管理情報に従って前記配車計画が示す目的地まで走行可能である非常時走行ルートの候補を抽出し、
前記非常時走行ルートの候補の中から所定の条件に従って非常時走行ルートを決定し、
前記代替の通信ネットワークを介した通信により、前記監視設備から得られる前記走行管理情報に従って、前記車両が前記非常時走行ルートに沿って走行するように、前記車両を監視誘導する、
配車管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記車両走行監視部は、前記車両の現在位置から前記目的地までの前記非常時走行ルートの候補ごとの前記監視設備の充実度を評価し、前記充実度に従って前記非常時走行ルートの候補を抽出する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記車両走行監視部は、前記非常時走行ルートの候補ごとの前記目的地までの所要時間及び/又は乗車料金を算出し、前記所要時間及び/又は前記乗車料金に従って、前記非常時走行ルートの候補を抽出する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記車両走行監視部は、前記非常時走行ルートの候補が前記車両に乗車している前記ユーザの端末装置上に表示されるように、前記非常時走行ルートの候補に関する情報を前記端末装置に送信するように制御する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記車両走行監視部は、前記端末装置上に表示された前記非常時走行ルートの候補に対する前記ユーザの操作に応じて前記非常時走行ルートを決定する、
請求項4に記載の配車管理装置。
【請求項6】
前記車両走行監視部は、前記監視設備から得られる前記走行管理情報に従って前記車両を誘導する場合、前記車両の走行速度の上限値を制限するように制御する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項7】
前記監視設備から得られる前記走行管理情報は、画像情報、音声情報、センサー情報、気象情報、交通情報、及び道路規制情報の少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項8】
前記車両走行監視部は、
前記目的地までの前記非常時走行ルートの候補を抽出することができない場合に、前記ユーザが代替移動手段に乗り換えるための少なくとも1以上の乗換地点を決定し、
前記監視設備から得られる前記走行管理情報を用いて前記車両の現在位置から前記乗換地点までの非常時走行ルートを決定し、
前記代替の通信ネットワークを介した通信により、前記監視設備から得られる前記走行管理情報を用いて、前記車両が前記乗換地点までの前記非常時走行ルートに沿って走行するように、前記車両を誘導する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項9】
前記車両走行監視部は、前記目的地又はその付近に前記ユーザを運送可能な前記代替移動手段に前記ユーザが乗り換えるために前記車両が停車可能な地点を前記乗換地点として決定する、
請求項8に記載の配車管理装置。
【請求項10】
前記車両走行監視部は、前記車両が前記乗換地点に到着した場合に、前記監視設備から得られる前記走行管理情報を用いて、前記車両から降車した前記ユーザが前記代替手段に乗り換える様子を監視する、
請求項8に記載の配車管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配車管理装置及び配車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無人運転型車両を用いてユーザに車両を配車する配車サービスが実用化されている。このような無人運転型車両を用いた配車サービスでは、車両は、配車管理装置との間で所定の通信ネットワークを介して通信を行いながら、ユーザを目的地まで運送する。
【0003】
例えば、下記特許文献1は、移動体の予約及びその予約条件を管理するための情報処理装置が、第1移動体を割り当てた後、第1移動体が予約を履行できない場合に、第1移動体とは異なる第2移動体を割り当てる技術を開示している。特許文献1では、第1移動体が予約を履行できない場合として、車両の故障や事故等のようなアクシデントが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/202412号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1に開示された技術は、車両の故障や事項等のようなアクシデントが発生した場合に、代わりの車両を手配するものの、車両の自律走行に必要な通信が遮断するといった通信環境に関わるアクシデントの発生には対応することができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、車両が走行するために通常利用する通信ネットワークに通信障害が発生した場合であっても、可能な限り目的地までの車両の走行を継続し得る技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
【0008】
ある観点に従う本発明は、ユーザの配車要求に応答して車両の配車を管理する配車管理装置である。前記装置は、前記配車要求に基づいて選択される車両の配車計画を作成する配車計画作成部と、通信ネットワークを介して、前記配車計画に基づいて走行ルートに沿って走行する前記車両との間の通信を制御する通信制御部と、前記通信により取得される前記車両の走行のための走行管理情報に基づいて、前記車両の走行を監視し制御する車両走行監視部と、を備える。前記通信制御部は、前記通信ネットワークの通信状況を評価する通信状況評価部を含む。また、前記通信制御部は、前記通信状況が正常でないと評価される場合に、代替の通信ネットワークを介して前記車両との間で通信可能なように制御する。前記車両走行監視部は、前記通信状況が正常でないと評価される場合に、前記車両が、道路に設置された監視設備から得られる前記走行管理情報に従って前記配車計画が示す目的地まで走行可能である非常時走行ルートの候補を抽出し、前記非常時走行ルートの候補の中から所定の条件に従って非常時走行ルートを決定し、前記代替の通信ネットワークを介した通信により、前記監視設備から得られる前記走行管理情報に従って、前記車両が前記非常時走行ルートに沿って走行するように、前記車両を監視誘導する。
【0009】
また、本発明は、配車要求に応答して車両の配車を管理する配車管理装置による配車管理方法並びに該方法を実行するためのコンピュータプログラム及びこれを非一時的に記録した記録媒体としても成立する。
【0010】
なお、本開示において、「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことをいい、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは問わない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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