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公開番号2025086728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200963
出願日2023-11-28
発明の名称記録装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250602BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】外部電源からの給電が停止した後のタイマーへの給電を、コスト高を抑制しつつ実現可能な技術を提供する。
【解決手段】記録手段により記録媒体に対して記録する記録装置であって、外部電源から供給される電力を蓄電可能な蓄電手段と、前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、時間を計測可能な計測手段と、前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、前記記録装置の駆動を制御する制御手段と、前記制御手段への給電を規制可能な規制手段と、を有し、前記外部電源から給電されなくなると、前記蓄電手段から供給される電力により前記計測手段および前記制御手段が駆動し、前記制御手段は、前記蓄電手段の蓄電量に応じて、前記制御手段への給電を規制するよう前記規制手段を制御するようにした。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
記録手段により記録媒体に対して記録する記録装置であって、
外部電源から供給される電力を蓄電可能な蓄電手段と、
前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、時間を計測可能な計測手段と、
前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、前記記録装置の駆動を制御する制御手段と、
前記制御手段への給電を規制可能な規制手段と、を有し、
前記外部電源から給電されなくなると、
前記蓄電手段から供給される電力により前記計測手段および前記制御手段が駆動し、
前記制御手段は、前記蓄電手段の蓄電量に応じて、前記制御手段への給電を規制するよう前記規制手段を制御することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記蓄電手段の蓄電量が所定値未満となると、前記制御手段への給電を規制するよう前記規制手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記規制手段は、前記制御手段への給電を規制した後に、前記外部電源からの給電を受けると、該規制を解除することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記計測手段は、前記計測手段への給電が停止すると、計測値を初期化することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
記録媒体に対してインクを吐出して記録する前記記録手段に対して、インクの吐出性能を維持、回復するためのメンテナンス動作を実行可能なメンテナンス手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記計測手段での計測結果に基づいて、前記メンテナンス動作を実行することを決定することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項6】
前記外部電源から給電されなくなった後の前記蓄電手段の蓄電量が、前記計測手段を駆動できなくなる量に達する前に、直近の前記メンテナンス動作からの経過時間が、前記メンテナンス動作を実行する時間間隔となる所定時間以上になるように、前記所定値が設定されることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記規制手段による前記規制を実行するための閾値となる、前記蓄電手段の蓄電量が互いに異なる複数のモードから1つのモードを設定可能な設定手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項8】
前記複数のモードは、前記閾値が前記所定値となるモードと、前記閾値が前記所定値よりも小さいモードと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記メンテナンス動作が終了すると、前記制御手段は、前記計測手段に対して、計測値を初期化させた後に、時間の計測を開始させることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項10】
前記メンテナンス手段は、
前記記録手段における、インクを吐出するノズルが形成された面をキャッピングするキャップ部を備え、
記録を実行していない前記記録手段に対して、前記キャップ部によるキャッピングを行うことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、USBケーブルなどを介して接続された外部電源からの電力により動作するとともに、当該外部電源を用いて補助電源を充電し、動作時に当該補助電源の電力も利用可能なインクジェット記録装置が開示されている。
【0003】
こうした記録装置では、インクを吐出するノズルが形成された記録ヘッドにおいて、ノズル内でのインクの乾燥を抑制するために、ノズルが形成された面をキャップにより覆って保護するキャッピングが行われる。なお、キャッピングされた状態であっても、各ノズルにおけるインクの乾燥は徐々に進行し、各ノズルにおけるインクの吐出性能が低下する虞がある。このため、こうした記録装置では、一定時間が経過すると、各ノズルにおけるインクの吐出性能を良好に維持、回復するためのメンテナンス動作を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017‐205945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、記録装置には、直近のメンテナンス動作終了後からの経過時間を計測するためのタイマーが設けられる。タイマーを駆動する電力は、外部電源が利用されるが、USBケーブルが抜去されて外部電源からの給電が停止したときでもタイマーへ電力を供給するために、タイマー専用のバッテリが設けられる。このため、記録装置の生産コストが増大してしまっていた。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、外部電源からの給電が停止した後のタイマーへの給電を、コスト高を抑制しつつ実現可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、記録手段により記録媒体に対して記録する記録装置であって、外部電源から供給される電力を蓄電可能な蓄電手段と、前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、時間を計測可能な計測手段と、前記外部電源から供給される電力および前記蓄電手段から供給される電力により駆動可能であり、前記記録装置の駆動を制御する制御手段と、前記制御手段への給電を規制可能な規制手段と、を有し、前記外部電源から給電されなくなると、前記蓄電手段から供給される電力により前記計測手段および前記制御手段が駆動し、前記制御手段は、前記蓄電手段の蓄電量に応じて、前記制御手段への給電を規制するよう前記規制手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、外部電源からの給電が停止した後のタイマーへの給電を、コスト高を抑制しつつ実現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の電力供給系の構成を示すブロック図。
Timerの機能的構成を示すブロック図。
記録装置における記録機構の概略構成図。
複数の状態における電源供給系の構成への電力供給の状態を示す図。
時間経過に応じたEDLCの蓄電量の変化を示す図。
計測処理の処理内容を示すフローチャート。
決定処理の処理内容を示すフローチャート。
ユーザにより実行可能な設定内容を示す図。
各設定における経過時間に応じたEDLCの蓄電量の変化を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照しながら、記録装置、制御方法、およびプログラムの実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組合せのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで一例であり、この発明をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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