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公開番号2025086651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200778
出願日2023-11-28
発明の名称給水装置
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F04B 53/22 20060101AFI20250602BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】 給水装置本体をキャビネット内に容易に収容して設置することができるキャビネット型の給水装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 給水対象に給水するための給水装置は、給水装置本体と、前記給水装置本体を支持する支持体と、側面および上面を有し、前記給水装置本体を収容するキャビネットと、を備える。前記キャビネットは、前記側面から内部に突出する支持部を有し、前記支持体は、前記給水装置本体を支持した状態で前記支持部に載置されて前記キャビネット内に支持され、前記キャビネットにおける前記側面のうちの第1側面には、当該第1側面に沿った前記支持体の寸法よりも大きい寸法の開口が形成されており、前記支持体は、前記キャビネットの前記側面のうち前記第1側面に連続する2つの側面に設けられた前記支持部に載置される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
給水対象に給水するための給水装置であって、
供給管に接続される吸込口、給水管に接続される吐出口、及び、前記吸込口から前記吐出口へ向けて水を移送するポンプ、を有する給水装置本体と、
前記給水装置本体を支持する支持体と、
側面および上面を有し、前記給水装置本体を収容するキャビネットと、
を備え、
前記キャビネットは、前記側面から内部に突出する支持部を有し、
前記支持体は、前記給水装置本体を支持した状態で前記支持部に載置されて前記キャビネット内に支持され、
前記キャビネットにおける前記側面のうちの第1側面には、当該第1側面に沿った前記支持体の寸法よりも大きい寸法の開口が形成されており、
前記支持体は、前記キャビネットの前記側面のうち前記第1側面に連続する2つの側面に設けられた前記支持部に載置される、
給水装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
給水対象に給水するための給水装置であって、
供給管に接続される吸込口、給水管に接続される吐出口、及び、前記吸込口から前記吐出口へ向けて水を移送するポンプ、を有する給水装置本体と、
前記給水装置本体を支持する支持体と、
側面および上面を有し、前記給水装置本体を収容するキャビネットと、
を備え、
前記キャビネットは、前記側面から内部に突出する支持部を有し、
前記支持体は、前記給水装置本体を支持した状態で前記支持部に載置されて前記キャビネット内に支持され、
前記キャビネットにおける前記上面には、前記支持体の平面寸法よりも大きい寸法の開口が形成されている、
給水装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記キャビネットの最下部から離間した位置に設けられている、請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記給水装置本体を支持した前記支持体が載置された状態において、前記給水装置本体の前記給水口と前記吐出口との少なくとも一方よりも上方に位置する、請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項5】
前記支持体が前記キャビネット内に支持された状態で、前記支持体は前記キャビネットの前記側面に接触することなく前記側面と前記支持体とに隙間が形成される、請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項6】
前記支持部は、前記側面のうち前記第1側面には設けられておらず、前記側面のうち前記第1側面を除いた残りの側面に設けられている、請求項1に記載の給水装置。
【請求項7】
前記キャビネットが載置されて当該キャビネットを支持するキャビネット台をさらに備え、
前記キャビネットは、前記側面から内部に突出して前記キャビネット台に載置される取付部を有し、
前記キャビネットの前記支持部は、前記取付部よりも鉛直上方に設けられる、
請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項8】
前記キャビネットの前記側面には、内側に開口するように溝形材が取り付けられ、
前記溝形材の第1の側板が前記支持部を構成し、前記溝形の第2の側板が前記取付部を構成する、
請求項7に記載の給水装置。
【請求項9】
前記キャビネットに対して着脱可能に構成され、前記キャビネットの前記開口を覆うキャビネットカバーを備える、請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項10】
前記給水装置本体は、前記ポンプの吐出圧力を保持する圧力タンクを備え、
前記支持体は、前記圧力タンクを固定して支持するためのタンク固定部を有し、
前記タンク固定部は、前記キャビネットの前記側面に接触することなく前記側面と前記タンク固定部とに隙間が形成される、
請求項1または2に記載の給水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給水装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物等の給水対象に給水する給水装置として、ポンプ室または屋外等に設置できるキャビネット型の給水装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。キャビネットは、ポンプおよびポンプ制御ユニットを保護できるように耐久性、堅牢性が求められ、例えば金属鋼板によって箱状に形成される。こうした給水装置は、設置場所において配管接続などの設置作業が行われる。このため、従来、ポンプを含む給水装置本体は、例えば架台に支持され、架台の下に配管接続のためのスペースが確保されるように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-54731号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、給水対象である建物等の構造および環境に応じて、ポンプを含む給水装置本体の規格または機種が選択され、選択された給水装置本体が製造工場または設置現場でキャビネットに収容されて給水装置は構成される。ここで、給水装置は、ライフラインに関するものであり、建物等に十分な給水量を確保できるように、および長期間の使用に耐えられるように、堅牢に製造されている。このため、ポンプを含む給水装置本体は、或る程度の大きな重量を有し、省スペースに形成されたキャビネット内に給水装置本体を収容する作業が煩雑となる場合があった。給水装置本体のキャビネット内への収容が容易となるように、特許文献1に記載の装置のように小さい寸法の架台を設け、給水装置本体を架台に支持させて架台をキャビネット内に収容することも考えられる。しかしながら、給水装置本体の重量が大きいと、小さい架台では給水装置本体の支持が不安定となるおそれがある。また、給水装置本体は、ポンプの駆動に伴って振動するため、小さい架台では給水装置本体の振動を十分に抑制することが難しい場合があった。さらに、特許文献1に記載の装置では、架台の脚が配管接続作業の妨げとなる場合があった。
【0005】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、給水装置本体をキャビネット内に容易に収容して設置することができるキャビネット型の給水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態による給水装置は、給水対象に給水するための給水装置に関し、前記給水装置は、供給管に接続される吸込口、給水管に接続される吐出口、及び、前記吸込口から前記吐出口へ向けて水を移送するポンプ、を有する給水装置本体と、前記給水装置本体を支持する支持体と、側面および上面を有し、前記給水装置本体を収容するキャビネットと、を備え、前記キャビネットは、前記側面から内部に突出する支持部を有し、前記支持体は、前記給水装置本体を支持した状態で前記支持部に載置されて前記キャビネット内に支持され、前記キャビネットにおける前記側面のうちの第1側面には、当該第1側面に沿った前記支持体の寸法よりも大きい寸法の開口が形成されており、前記支持体は、前記キャビネットの前記側面のうち前記第1側面に連続する2つの側面に設けられた前記支持部に載置される。
【0007】
本発明の別の一実施形態による給水装置は、給水対象に給水するための給水装置に関し、前記給水装置は、供給管に接続される吸込口、給水管に接続される吐出口、及び、前記吸込口から前記吐出口へ向けて水を移送するポンプ、を有する給水装置本体と、前記給水装置本体を支持する支持体と、側面および上面を有し、前記給水装置本体を収容するキャビネットと、を備え、前記キャビネットは、前記側面から内部に突出する支持部を有し、前記支持体は、前記給水装置本体を支持した状態で前記支持部に載置されて前記キャビネット内に支持され、前記キャビネットにおける前記上面には、前記支持体の平面寸法よりも大きい寸法の開口が形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態の給水装置を前側から示す斜視図である。
一実施形態に係る給水装置を前方から示す図である。
一実施形態の給水装置内部を左側方から示す図である。
一実施形態のキャビネットと支持体とキャビネット台とを示す斜視図である。
一実施形態のキャビネットを示す斜視図である。
一実施形態のキャビネット台を示す斜視図である。
一実施形態の支持体を示す斜視図である。
一実施形態におけるキャビネット内への支持体の収容を説明するための斜視図である。
一実施形態における支持体とキャビネットとの取り付けを説明するための図である。
一実施形態における給水装置本体を支持した支持体のキャビネット内への収容を説明するための斜視図である。
変形例の支持体を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態の給水装置を前側から示す斜視図であり、図2は、一実施形態の給水装置を前方から示す図であり、図3は、一実施形態の給水装置内部を左側方から示す図である。ここで、図1は、給水装置1の各機器がキャビネットカバーに覆われた状態を示しており、図2は、キャビネットカバーを取り除いた状態で給水装置1の各機器を示している。
【0010】
図2及び図3に示すように、キャビネット10の内部には、2台の立形ポンプ12a,12bが鉛直方向に沿って並行に配置されている。立形ポンプ12a,12bは、それぞれポンプ部14とモータ部16とを有する、例えばブースタポンプである。各立形ポンプ12a,12bでは、モータ部16からの動力により、ポンプ部14が駆動される。
(【0011】以降は省略されています)

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