TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025099778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216701
出願日
2023-12-22
発明の名称
排水管等のフィルタ部を清掃するためのクリーニングユニット
出願人
株式会社荏原製作所
代理人
弁理士法人インターブレイン
主分類
A01K
63/04 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】排水管又は取水管に設けられるフィルタ部を簡易に清掃可能な技術を提供する。
【解決手段】ある態様のクリーニングユニット100は、排水管のフィルタ部をとり囲むように配置される環状又は筒状のベース部102と、ベース部102に設けられ、フィルタ部9の表面に向けられるブラシ104と、ベース部102の外周面に設けられ、ベース部102の半径方向外向きに延在する羽根106と、を備える。排水管が配置された水路の水流を羽根106が受けることで、ブラシ104がベース部102と一体に軸線周りに回転する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
排水管又は取水管として機能する通水管に設けられるフィルタ部を清掃するクリーニングユニットであって、
前記フィルタ部をとり囲むように配置される環状又は筒状のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記フィルタ部の表面に向けられるブラシと、
前記ベース部の外周面に設けられ、前記ベース部の半径方向外向きに延在する羽根と、
を備え、
前記通水管が配置された水路の水流を前記羽根が受けることで、前記ブラシが前記ベース部と一体に軸線周りに回転する、クリーニングユニット。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記フィルタ部が、前記通水管の円筒状の側面に形成された多孔構造、又は前記通水管の開口端部に取り付けられた円筒状のフィルタ部材であり、
前記ブラシは、
前記ベース部の内側に固定される基材と、
前記基材から前記フィルタ部の外周面に向けて延びるブラシ毛と、
を含む、請求項1に記載のクリーニングユニット。
【請求項3】
前記ブラシ毛は、前記フィルタ部材の全長に対応するように前記基材に連続的又は間欠的に設けられている、請求項2に記載のクリーニングユニット。
【請求項4】
前記ブラシが前記ベース部の内周面に設けられる、請求項2に記載のクリーニングユニット。
【請求項5】
前記ブラシが前記羽根の基端部に設けられる、請求項2に記載のクリーニングユニット。
【請求項6】
前記フィルタ部が、前記通水管の開口端を覆うように取り付けられる端面を有し、
前記ブラシは、
前記ベース部の直径方向に延在する基材と、
前記基材から前記フィルタ部の端面に向けて延びるブラシ毛と、
を含む、請求項1又は2に記載のクリーニングユニット。
【請求項7】
前記ベース部は、隣接する羽根の基端間に開口部を有する、請求項1又は2に記載のクリーニングユニット。
【請求項8】
前記通水管が、養殖装置の水槽における飼育水の流路に設けられた排水管であり、
前記フィルタ部は、異物の侵入を抑制しつつ飼育水を前記排水管の内部に導入する、請求項1又は2に記載のクリーニングユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水管又は取水管のフィルタ部を清掃するための技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
水産資源の世界的な需要増加に伴い、水生生物の安定供給を実現する養殖技術の開発が進められている。地球温暖化の影響や海洋汚染が問題化している近年、これらの影響が少ない陸上養殖が注目されている。陸上養殖は、海面養殖のような場所の制限が少ない、屋内施設を利用することで天候や天災の影響を受けることも少ない、養殖が環境にもたらす負荷を低減できるなどの利点を有している。
【0003】
陸上養殖のシステムには、水生生物を飼育するための水槽の水(「飼育水」ともよぶ)を清浄に保つために、飼育水を浄化しながら循環させる循環路が設けられる。水槽には、異物を排出する前に捕捉する排水構造が設けられる(特許文献1参照)。特許文献1の排水構造では、水槽の底部に排水管が設けられ、その排水管の開口部に筒状のフィルタが設けられる。フィルタはメッシュ構造を有し、水生生物が排水管に流れ込むこと、つまり水生生物が水槽から逃げ出すことを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-129862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような排水構造では、フィルタがメッシュ構造を有するため、異物による目詰まりを生じやすい。フィルタの目詰まりにより排水に支障が生じると、水槽の循環流量に変化を与える可能性がある。それによりシステムのろ過性能に影響を与え、水質の悪化をきたすおそれもある。
【0006】
なお、海や河川などの水源から取水して水槽に供給するシステムの場合には、その水源に取水管が設けられ、その取水管について同様の問題が生じ得る。すなわち、水源の水生生物や異物が水槽に侵入するのを防止するために、取水管の開口部に同様のフィルタが設けられることがある。その場合にも同様に、フィルタの目詰まりを抑制する必要がある。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、排水管又は取水管に設けられるフィルタ部を簡易に清掃可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様は、排水管又は取水管として機能する通水管に設けられるフィルタ部を清掃するクリーニングユニットである。このクリーニングユニットは、フィルタ部をとり囲むように配置される環状又は筒状のベース部と、ベース部に設けられ、フィルタ部の表面に向けられるブラシと、ベース部の外周面に設けられ、ベース部の半径方向外向きに延在する羽根と、を備える。通水管が配置された水路の水流を羽根が受けることで、ブラシがベース部と一体に軸線周りに回転する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、排水管又は取水管に設けられるフィルタ部を簡易に清掃可能な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る養殖システムの概要を表す図である。
水槽とその周辺の構造を示す平面図である。
クリーニングユニットの構成を表す図である。
排水管へのクリーニングユニットの設置構造を表す図である。
クリーニングユニットの動作を表す平面図である。
クリーニングユニットの設置態様を表す図である。
変形例1に係るクリーニングユニットの設置態様を表す図である。
変形例2に係るクリーニングユニットの設置態様を表す図である。
変形例3に係るクリーニングユニットの設置構造を表す図である。
変形例4に係るクリーニングユニットの構成を表す図である。
変形例5に係るクリーニングユニットの構成を表す図である。
第2実施形態に係る水槽とその周辺の構造を示す平面図である。
水槽における排水管の設置態様を表す図である。
クリーニングユニットの動作を表す平面図である。
変形例6に係るクリーニングユニットの設置構造を表す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
釣り用ルアー
8日前
個人
釣り用ルアー
8日前
個人
播種機
21日前
井関農機株式会社
作業車両
9日前
有限会社マイク
囲い罠
14日前
株式会社シマノ
釣り具
14日前
井関農機株式会社
コンバイン
14日前
井関農機株式会社
圃場作業機
10日前
個人
室内栽培システム
17日前
井関農機株式会社
移植機
21日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
22日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
28日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
8日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
28日前
井関農機株式会社
作業車両
21日前
株式会社シマノ
釣竿
9日前
株式会社ダイイチ
海苔網の酸処理船
17日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
17日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
17日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
17日前
株式会社パクマケ
植栽用遮光板
今日
松山株式会社
草刈作業機
7日前
株式会社村岡水産
釣り用ワーム
8日前
松山株式会社
スタンド装置
21日前
花王株式会社
抗菌剤組成物
7日前
鹿島建設株式会社
エビ類育成漁礁
9日前
大栄工業株式会社
誘引剤収容容器
15日前
井関農機株式会社
水田引水管理システム
8日前
株式会社シマノ
釣糸ガイド及び釣竿
16日前
株式会社クボタ
移植機
10日前
井関農機株式会社
水田管理システム
28日前
株式会社クボタ
収穫機
9日前
株式会社クボタ
収穫機
14日前
株式会社クボタ
移植機
10日前
株式会社クボタ
田植機
21日前
続きを見る
他の特許を見る