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公開番号2025095830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212146
出願日2023-12-15
発明の名称ポンプ設備、制御装置、方法、プログラム及び記憶媒体
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F04B 49/02 20060101AFI20250619BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】ポンプ設備における燃料小出槽の液位を高い状態に維持すること。
【解決手段】ポンプ設備100は、主ポンプ1と、主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジン2と、主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽4と、燃料小出槽に、燃料タンク7から燃料を供給する燃料移送ポンプ6-1,6-2と、燃料移送ポンプを駆動するモータM1,M2と、モータの始動からの経過時間をカウントするタイマTを有し、該タイマのカウント値を用いて、燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、モータを制御する制御装置10と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主ポンプと、
前記主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジンと、
前記主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽と、
前記燃料小出槽に、燃料タンクから燃料を供給する燃料移送ポンプと、
前記燃料移送ポンプを駆動するモータと、
前記モータの始動からの経過時間をカウントするタイマを有し、該タイマのカウント値を用いて、前記燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、前記モータを制御する制御装置と、
を備える、ポンプ設備。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記主ポンプ用エンジンが運転中の場合において、
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位未満、且つ、前記モータの前回始動から許容始動間隔以上経過している場合に、前記モータを始動させる、請求項1に記載のポンプ設備。
【請求項3】
前記制御装置は、前記モータの前回始動から許容始動間隔以上経過していない場合であっても、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位よりも低い第2液位未満の場合には、前記モータを始動させる、請求項2に記載のポンプ設備。
【請求項4】
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位以上の場合に、前記モータを停止する、請求項3に記載のポンプ設備。
【請求項5】
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位よりも高い第3液位以上の場合にも、前記モータを停止する、請求項4に記載のポンプ設備。
【請求項6】
前記主ポンプ用エンジンが停止中の場合において、
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位と前記第2液位との間の第4液位(L)未満の場合に故障警報を発報する、請求項5に記載のポンプ設備。
【請求項7】
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位未満、且つ、前記モータの前回始動から許容始動間隔以上経過している場合に、前記主ポンプ用エンジンが停止中1回に限り前記モータを始動させる、請求項6に記載のポンプ設備。
【請求項8】
主ポンプと、該主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジンと、該主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽と、該燃料小出槽に、燃料タンクから燃料を供給する燃料移送ポンプと、該燃料移送ポンプを駆動するモータと、を備えたポンプ設備の前記モータを制御する制御装置であって、
前記モータの始動からの経過時間をカウントするタイマを有し、該タイマのカウント値を用いて、前記燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、前記モータを制御する、
制御装置。
【請求項9】
主ポンプと、該主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジンと、該主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽と、該燃料小出槽に、燃料タンクから燃料を供給する燃料移送ポンプと、該燃料移送ポンプを駆動するモータと、を備えたポンプ設備の前記モータを制御する方法であって、
タイマを用いて前記モータの始動からの経過時間をカウントするステップと、
前記タイマのカウント値を用いて、前記燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、前記モータを制御するステップと、
を含む、方法。
【請求項10】
主ポンプと、該主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジンと、該主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽と、該燃料小出槽に、燃料タンクから燃料を供給する燃料移送ポンプと、該燃料移送ポンプを駆動するモータと、を備えたポンプ設備の前記モータを制御する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
タイマを用いて前記モータの始動からの経過時間をカウントするステップと、
前記タイマのカウント値を用いて、前記燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、前記モータを制御するステップと、
を含む、プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ設備、制御装置、方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、燃料供給システムにおいて、燃料小出槽の油面レベルが低位レベル(L)の状態で燃料移送ポンプを起動し、高位レベル(H)の状態で燃料移送ポンプを停止させる技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-148189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、燃料小出槽の油面レベル(液位)が低位レベル(L)の状態を燃料移送ポンプのトリガーとすると、燃料小出槽の油面レベルが低い状態で停電等により燃料移送ポンプを運転できない状況となった場合に、燃料小出槽に蓄えられた燃料が少ないために、供給先の内燃機関(エンジン)を長時間運転できないおそれがあった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ポンプ設備における燃料小出槽の液位を高い状態に維持することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の一態様のポンプ設備は、
主ポンプと、
前記主ポンプを駆動する主ポンプ用エンジンと、
前記主ポンプ用エンジンに供給する燃料を貯留する燃料小出槽と、
前記燃料小出槽に、燃料タンクから燃料を供給する燃料移送ポンプと、
前記燃料移送ポンプを駆動するモータと、
前記モータの始動からの経過時間をカウントするタイマを有し、該タイマのカウント値を用いて、前記燃料小出槽の液位が第1液位よりも高くなるように、前記モータを制御する制御装置と、
を備える。
【0007】
[2]本発明の一態様のポンプ設備は、上記[1]に記載のポンプ設備において、
前記主ポンプ用エンジンが運転中の場合において、
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位未満、且つ、前記モータの前回始動から許容始動間隔以上経過している場合に、前記モータを始動させる。
【0008】
[3]本発明の一態様のポンプ設備は、上記[2]に記載のポンプ設備において、
前記制御装置は、前記モータの前回始動から許容始動間隔以上経過していない場合であっても、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位よりも低い第2液位未満の場合には、前記モータを始動させる。
【0009】
[4]本発明の一態様のポンプ設備は、上記[3]に記載のポンプ設備において、
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位以上の場合に、前記モータを停止する。
【0010】
[5]本発明の一態様のポンプ設備は、上記[4]に記載のポンプ設備において、
前記制御装置は、前記燃料小出槽の液位が前記第1液位よりも高い第3液位以上の場合にも、前記モータを停止する。
(【0011】以降は省略されています)

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