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公開番号
2025086066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199871
出願日
2023-11-27
発明の名称
振動デバイスおよびその振動方法
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザに伝達する情報量の増大が図られた振動デバイスおよびその振動方法を提供する。
【解決手段】 ICカード1では、リーダライタ2と受電部17との離間距離が近いときの圧電素子18の第1の振動パターンと、離間距離が第1の距離より長いときの圧電素子18の第2の振動パターンとが異なっている。そのため、ユーザは、振動パターンの違いから、ICカード1とリーダライタ2との距離の違いを感知することができる。すなわち、ユーザは、上記離間距離に関する情報を得ることができ、ユーザに伝達される情報量の増大が実現されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
給電装置から非接触給電を受ける受電部と、
前記受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、
前記制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子と
を備え、
前記給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときの前記圧電振動子の第1の振動パターンと、前記離間距離が前記第1の距離より長い第2の距離であるときの前記圧電振動子の第2の振動パターンとが異なる、振動デバイス。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第1の振動パターンと前記第2の振動パターンとは、振幅および周期の少なくとも一方が異なる、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項3】
前記第1の振動パターンの振幅が前記第2の振動パターンの振幅より大きい、請求項2に記載の振動デバイス。
【請求項4】
前記第1の振動パターンの周期が前記第2の振動パターンの周期より短い、請求項2に記載の振動デバイス。
【請求項5】
前記振動デバイスがICカードである、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項6】
給電装置から非接触給電を受ける受電部と、前記受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、前記制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子とを備える振動デバイスが、前記給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときに前記圧電振動子は第1の振動パターンで振動し、前記離間距離が前記第1の距離より長い第2の距離であるときに前記圧電振動子は前記第1の振動パターンとは異なる第2の振動パターンで振動する、振動デバイスの振動方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動デバイスおよびその振動方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記引用文献1には、振動デバイスの一種として振動機構を備えた非接触型ICカードが開示されており、振動機構の振動源として圧電素子または振動用モータが用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-132404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、振動デバイスの振動パターンについて研究を重ね、その結果、振動パターンによりユーザに伝達する情報量を増す技術を新たに見出した。
【0005】
本開示の一側面は、ユーザに伝達する情報量の増大が図られた振動デバイスおよびその振動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る振動デバイスは、給電装置から非接触給電を受ける受電部と、受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子とを備え、給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときの圧電振動子の第1の振動パターンと、離間距離が第1の距離より長い第2の距離であるときの圧電振動子の第2の振動パターンとが異なる。
【0007】
本開示の一側面に係る振動デバイスの振動方法は、給電装置から非接触給電を受ける受電部と、受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子とを備える振動デバイスが、給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときに圧電振動子は第1の振動パターンで振動し、離間距離が第1の距離より長い第2の距離であるときに圧電振動子は第1の振動パターンとは異なる第2の振動パターンで振動する。
【0008】
上記振動デバイスおよびその振動方法では、圧電振動子の振動パターンが、給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときと第2の距離であるときとで異なる。そのため、ユーザは、振動パターンの違いから第1の距離か第2の距離かを感知することができ、離間距離に関する情報を得ることができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の種々の側面によれば、ユーザに伝達する情報量の増大が図られた振動デバイスおよびその振動方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係るICカードを示した概略斜視図である。
図2は、図1に示したICカードがリーダライタにかざされた状態を示した図である。
図3は、図1に示したICカードの積層構造を示した分解斜視図である。
図4は、図1に示したICカードの振動回路を示した図である。
図5は、ICカードへの給電が適切であるときの挙動を示した図である。
図6は、ICカードへの給電が弱まっているときの挙動を示した図である。
図7は、ICカードへの給電が不足しているときの挙動を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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