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公開番号
2025086006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199760
出願日
2023-11-27
発明の名称
取付具および車両用カーテン取付装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B60J
3/00 20060101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約
【課題】間仕切り性能の低下や強度低下を招くことなくカーテンレールを簡易に車両に取り付け可能な取付具を提供すること。
【解決手段】ルーフパネル33とルーフトリム34との間に配置される第1片22と、カーテンレール82を取り付け可能なブラケット28を有する第2片24と、第1および第2片22,24を接続する接続片26と、によって取付具2を構成する。第1片22は、取付部33aを有するルーフパネル33にルーフトリム34を締結するためのクリップCLが係合可能な貫通孔23を有している。第2片24は、第1片22に対向配置される。当該構成により、第1片22と第2片24とによってルーフトリム34を挟持した状態で取付具2を取付部33aに締結することができるため、取付具2の鉛直方向下方への撓みを抑制し得る。なお、ブラケット28を接続片26寄りの位置に配置できるため、間仕切り性能も向上する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
取付部を有するルーフパネルと、締結部材によって前記取付部に締結されたルーフトリムと、を有する車両の天井に、カーテンレールを取り付けるための取付具であって、
前記締結部材が係合可能な第1係合部を有すると共に、前記ルーフパネルと前記ルーフトリムとの間に配置される第1片と、
前記カーテンレールを取り付け可能なレール取付部を有し、前記第1片に対して間隔を隔てた状態で前記第1片に対向配置される第2片と、
前記第1および第2片を接続する接続片と、
を備える取付具。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2片の長手方向の長さは、前記第1片の長手方向の長さよりも短い
請求項1に記載の取付具。
【請求項3】
前記第1片は、第1部分と、前記第2片に関して該第1部分よりも離れた位置に配置された第2部分と、前記第1および第2部分を接続する段差部分と、を有しており、
前記接続片は、前記第2部分と前記第2片とを接続する
請求項1または2に記載の取付具。
【請求項4】
前記レール取付部は、前記第1片から離れる方向に突出する突出部を有しており、
該突出部は、突出端を有しており、該突出端に前記カーテンレールを取り付け可能である
請求項1または2に記載の取付具。
【請求項5】
取付部を有するルーフパネルと、締結部材によって前記取付部に締結されたルーフトリムと、を有する車両の天井に、平面視略U字状のカーテンレールを取り付けるための車両用カーテンレール取付装置であって、
請求項1または2に記載の取付具と、
前記カーテンレールの先端部を支持可能な第2取付具と、
を備える
車両用カーテンレール取付装置。
【請求項6】
前記第2取付具は、前記カーテンレールの先端部を支持可能な支持部と、前記車両の一部に係合可能な第2係合部と、前記支持部と前記第2係合部とを接続する接続部と、を有している
請求項5に記載の車両用カーテンレール取付装置。
【請求項7】
前記支持部は、断面略U字状を有している
請求項6に記載の車両用カーテンレール取付装置。
【請求項8】
前記カーテンレールに対して任意の方向に回転可能且つ前記カーテンレールの先端部の延在方向への移動が規制された状態で前記カーテンレールの先端部に係合可能な継手をさらに備え、
前記支持部は、前記継手に締結可能な締結片を有している
請求項6に記載の車両用カーテンレール取付装置。
【請求項9】
前記接続部は、前記車両の一部の車内形状に倣った形状を有している
請求項6ないし8のいずれか1項に記載の車両用カーテンレール取付装置。
【請求項10】
前記車両は、サイドパネルと、該サイドパネルに締結されたサイドトリムと、を有しており、
前記第2係合部は、前記サイドパネルと前記サイドトリムとの間に係合する
請求項6ないし8のいずれか1項に記載の車両用カーテンレール取付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付部を有するルーフパネルと、締結部材によって取付部に締結されたルーフトリムと、を有する車両の天井にカーテンレールを取り付けるための取付具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
実公平1-37499号公報(特許文献1)には、車両のルーフパネル内面にカーテンレールを取り付けるための取付具が記載されている。当該取付具は、ルーフパネル内面に締結される取付壁と、当該取付壁の両側から立上る一対の保持壁と、取付壁にヒンジを介して接続された舌部と、当該舌部に一体にされた折曲壁と、を備えている。
【0003】
当該取付具を用いたカーテンレールのルーフパネル内面への取り付けは、以下の手順で行われる。まず、ネジなどの締結部材によってカーテンレールを舌部に締結すると共に、ネジなどの締結部材によって取付壁をルーフパネルに締結する。次に、ヒンジを支点にカーテンレールが一体になった舌部を回転する。最後に、折曲壁と保持壁とを係合させる。これにより、カーテンランナーが鉛直下方向に吊り下げられた状態で、カーテンレールがルーフパネル内面に取付けられる。
【0004】
当該取付具では、舌部がヒンジを介して取付壁に接続されていると共に、折曲壁と保持壁とが係合および係合解除可能であるため、カーテンレールがルーフパネル内面から大きく離れた(オーバーハングした)位置に配置されることを回避することができると共に、保持壁によってネジなどの締結部材を隠すことができるため、意匠性が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公平1-37499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、車両の室内と室外とを間仕切るためにカーテンレールを取り付ける場合、室内空間が狭くならないように、カーテンレールは可能な限りドアなどの開口縁寄りに配置することが望ましい。しかしながら、カーテンレールをルーフパネルに取り付けるための取付部(例えば、取付孔)が開口縁近傍に存在しない場合がある。このような場合、上述した公報に記載の取付具では、カーテンレールがルーフメンバから大きく離れた(オーバーハングした)位置に配置されることになる。即ち、取付具の取付壁が、ルーフメンバ側の端部を固定端とすると共に開口縁側の端部を自由端とする片持ち梁状となるため、カーテンレールを含むカーテンの重量と相俟って、取付具の自由端が鉛直方向下方に撓んで、カーテンレールがルーフパネル内面から大きく離れた位置に垂れ下がってしまい、間仕切り性能が低下するのみならず、取付具の強度が低下する。カーテンレールをルーフパネルに取り付けるための取付部(例えば、取付孔)をドアなどの開口縁寄りの位置に別途設けることも考えられるが、車両へ何らかの追加工を施すことは未経験者にとっては、ハードルが高く、現実的ではない。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、間仕切り性能の低下や強度低下を招くことなくカーテンレールを簡易に車両に取り付け可能な取付具を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の取付具は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0009】
本発明に係る取付具の好ましい形態によれば、取付部を有するルーフパネルと、締結部材によって取付部に締結されたルーフトリムと、を有する車両の天井に、カーテンレールを取り付けるための取付具が構成される。当該取付具は、第1片と、第2片と、接続片と、を備えている。第1片は、締結部材が係合可能な第1係合部を有している。また、第1片は、ルーフパネルとルーフトリムとの間に配置される。第2片は、カーテンレールを取り付け可能なレール取付部を有し、第1片に対して間隔を隔てた状態で第1片に対向配置される。接続片は、第1および第2片を接続する。
【0010】
本発明によれば、ルーフパネルとルーフトリムとの間に取付具の第1片を挿入すると共に、当該第1片の係合部をルーフパネルの取付部に整合させることにより、ルーフトリムをルーフパネルに締結するための締結部材を用いて、ルーフトリムと共に第1片をルーフパネルに締結することができる。これにより、カーテンレールを簡易に車両に取り付けることができる。ここで、取付具をルーフトリムに締結するための締結部材として、ルーフトリムをルーフパネルに締結するための締結部材を用いるため、新たに締結部材を準備する必要がない。また、取付具をルーフパネルに締結した際に、第1片と第2片とによって、ルーフトリムが挟持された状態になる。換言すれば、取付具がルーフトリムによって支持された状態となると言うことができる。これにより、レール取付部が、取付具の固定端(取付具のうちルーフパネルの取付部へ締結される端部)から離れた位置に配置される場合、即ち、レール取付部が取付具の自由端に配置されるような場合であっても、取付具の鉛直方向下方への撓みが抑制される。この結果、取付具の強度低下を抑制することができる。また、レール取付部を接続片寄りの位置に配置することにより、カーテンレールをドアなどの開口縁寄りの位置に配置することができるため、間仕切り性能の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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