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公開番号2025085808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2025047370,2021109028
出願日2025-03-21,2021-06-30
発明の名称制御装置
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類E06B 9/262 20060101AFI20250529BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングについての問題を改善することができる技術を提供する。
【解決手段】上下に連なって設けられた2つの遮蔽材のうち下方側の遮蔽材の下方に設けられた第1移動部材と、2つ遮蔽材のうち上方側の遮蔽材と下方側の遮蔽材との間に設けられた第2移動部材とがモータの駆動力によりそれぞれ独立して昇降可能な電動遮蔽装置を制御する制御装置であって、第1移動部材と第2移動部材とを同時に上昇させる場合に第1移動部材を第2移動部材よりも速い上昇速度で上昇させるか、または、第1移動部材と第2移動部材とを同時に下降させる場合に第2移動部材を第1移動部材よりも速い下降速度で下降させる昇降制御部を備えた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
上下に連なって設けられた2つの遮蔽材のうち下方側の遮蔽材の下方に設けられた第1移動部材と、前記2つ遮蔽材のうち上方側の遮蔽材と前記下方側の遮蔽材との間に設けられた第2移動部材とがモータの駆動力によりそれぞれ独立して昇降可能な電動遮蔽装置を制御する制御装置であって、
前記第1移動部材と前記第2移動部材とを同時に上昇させる場合に前記第1移動部材を前記第2移動部材よりも速い上昇速度で上昇させるか、または、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを同時に下降させる場合に前記第2移動部材を前記第1移動部材よりも速い下降速度で下降させる昇降制御部を備える制御装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記昇降制御部は、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを同時に上昇させる場合、前記第1移動部材の上昇速度として予め設定された設定速度で前記第1移動部材を上昇させ、前記設定速度を減速させた上昇速度で前記第2移動部材を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記昇降制御部は、前記第1移動部材及び前記第2移動部材を同時に上昇させる場合、前記第2移動部材の上昇速度として予め設定された設定速度で前記第2移動部材を上昇させ、前記設定速度を増速させた上昇速度で前記第1移動部材を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記昇降制御部は、前記第1移動部材及び前記第2移動部材を同時に下降させる場合、前記第1移動部材の下降速度として予め設定された設定速度で前記第1移動部材を下降させ、前記設定速度を増速させた下降速度で前記第2移動部材を下降させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記昇降制御部は、前記第1移動部材及び前記第2移動部材を同時に下降させる場合、前記第2移動部材の下降速度として予め設定された設定速度で前記第2移動部材を下降させ、前記設定速度を減速させた下降速度で前記第1移動部材を下降させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、電動遮蔽装置における遮蔽材の昇降制御に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、上下方向に連ねた上部遮蔽材及び下部遮蔽材を同方向に昇降可能な電動遮蔽装置が知られている(特許文献1参照)。この電動遮蔽装置は、上部遮蔽材の上昇動作下で更なる上昇信号を受信すると下部遮蔽材も上昇動作を開始する。更に、電動遮蔽装置は、上部遮蔽材が上限位置に到達すると上部遮蔽材の上昇動作を停止し、下部遮蔽材が上部遮蔽材と所定範囲内で同位置となると下部遮蔽材の上昇動作を停止する。しかしながら、この電動遮蔽装置によれば、上部遮蔽材と下部遮蔽材との昇降動作が常時等速でなされるため、多くの場合、上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングが異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-033802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングについての問題を改善することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、上下に連なって設けられた2つの遮蔽材のうち下方側の遮蔽材の下方に設けられた第1移動部材と、前記2つ遮蔽材のうち上方側の遮蔽材と前記下方側の遮蔽材との間に設けられた第2移動部材とがモータの駆動力によりそれぞれ独立して昇降可能な電動遮蔽装置を制御する制御装置であって、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを同時に上昇させる場合に前記第1移動部材を前記第2移動部材よりも速い上昇速度で上昇させるか、または、前記第1移動部材と前記第2移動部材とを同時に下降させる場合に前記第2移動部材を前記第1移動部材よりも速い下降速度で下降させる昇降制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、上部遮蔽材と下部遮蔽材とが停止位置に到達するタイミングについての問題の改善、特に到達するタイミングの差を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す正面図である。
実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す概略平面透視図である。
第1の操作装置の構成を示す概略図である。
第2の操作装置の構成を示す概略図である。
制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
制御装置の機能構成を示すブロック図である。
制御装置の動作を示すフローチャートである。
ボトムレール制御処理の動作を示すフローチャートである。
中間バー制御処理の動作を示すフローチャートである。
一括制御処理の動作を示すフローチャートである。
速度調整処理の動作を示すフローチャートである。
ボトムレールを増速させる場合、または中間バーを減速させる場合の上昇速度の算出についての説明図である。
ボトムレールを増速させる場合、または中間バーを減速させる場合の下降速度の算出についての説明図である。
中間バーを増速させる場合、またはボトムレールを減速させる場合の上昇速度の算出についての説明図である。
中間バーを増速させる場合、またはボトムレールを減速させる場合の下降速度の算出についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、遮蔽材として、昇降可能な2種のスクリーンを備えるプリーツスクリーンに本発明を適用した電動遮蔽装置を例にとり説明を行う。なお、本実施形態においては、電動遮蔽装置が設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面と背面とからなる方向を前後方向、電動遮蔽装置の長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0009】
(全体構成)
本実施形態に係る電動遮蔽装置の全体構成について説明する。図1、図2は、それぞれ、本実施形態に係る電動遮蔽装置の構成を示す正面図、概略平面透視図である。なお、図1においてはボトムレールが下端位置まで下降された状態にある電動遮蔽装置が示されており、そのヘッドボックスのみ内部が示されている。
【0010】
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電動遮蔽装置1は、ヘッドボックス2と、第1移動部材としてのボトムレール31と、紐状またはテープ状に形成された2本の昇降コード32と、下方側の遮蔽材としてのスクリーン33と、第2移動部材としての中間バー41と、紐状またはテープ状に形成された2本の調光コード42と、上方側の遮蔽材としてのスクリーン43とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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