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公開番号
2025085364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199192
出願日
2023-11-24
発明の名称
接続端子
出願人
Astemo上田株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
H01R
9/16 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コイル組立体を適切な保持力で保持できるとともに、ハウジングへの固定を容易に行うことができる接続端子を提供する。
【解決手段】コイル組立体1を基板2に接続するための接続端子10であって、コイル組立体に接続されるコイル側接続部11と、基板に接続される基板側接続部12と、コイル組立体1および基板2を収容するハウジング(中間壁部6)に形成された挿通孔6aに圧入される圧入部14を有するハウジング接続部13とを備えている。圧入部14は、少なくとも3段の拡幅部15(第一拡幅部15a、第二拡幅部15b、第三拡幅部15c)を備えており、隣り合う拡幅部15の間に凹部16が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コイル組立体を基板に接続するための接続端子であって、
前記コイル組立体に接続されるコイル側接続部と、前記基板に接続される基板側接続部と、前記コイル組立体および前記基板を収容するハウジングに形成された挿通孔に圧入される圧入部を有するハウジング接続部とを備え、
前記圧入部は、少なくとも3段の拡幅部を備えており、
隣り合う前記拡幅部の間に凹部が形成されている
ことを特徴とする接続端子。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記拡幅部のうち、圧入方向先端に位置する拡幅部の幅寸法は、他の拡幅部の幅寸法より小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項3】
前記拡幅部の側面は、前記接続端子の挿入方向に対して曲面形状を呈している
ことを特徴とする請求項1に記載の接続端子。
【請求項4】
前記拡幅部は、3段形成され、圧入方向先端側に位置する第一拡幅部と、前記第一拡幅部の圧入方向基端側に位置する第二拡幅部と、前記第二拡幅部の圧入方向基端側に位置する第三拡幅部とを備えており、
前記第一拡幅部の幅寸法をa、前記第二拡幅部の幅寸法をb、前記第三拡幅部の幅寸法をcとしたとき、下記の式1を満たす
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の接続端子。
a<b≦c・・・式1
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続端子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コイル組立体が組み込まれた電子制御装置等において、電子制御装置のハウジングにコイル組立体を取り付ける構造として、接続端子を用いた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の接続端子は、車両に搭載されるブレーキ液圧制御装置に備わるものである。接続端子は、下端部がコイル組立体に装着され、中間部がハウジングの端子保持部に保持され、上端部が基板に装着される。接続端子の中間部は、他の部分よりも幅広に形成され、端子保持部に形成された挿通孔に圧入される。
【0003】
特許文献1の接続端子によれば、端子の全長が長い場合でも、端子の折れ曲がりや倒れ込みを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-131187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の接続端子では、幅広部の側面が平面形状であり、幅広部や挿通孔の製造誤差により、接続端子の圧入が困難になる場合があった。具体的には、幅広部が挿通孔の内径より大幅に大きい場合には、端子保持部の樹脂が削られる虞があり、一方、幅広部が挿通孔の内径より大幅に小さい場合には、端子保持部が接続端子を保持する保持力が不足してしまう問題があった。
【0006】
本発明は、前記した問題を解決し、コイル組立体を適切な保持力で保持できるとともに、ハウジングへの固定を容易に行うことができる接続端子を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明は、コイル組立体を基板に接続するための接続端子であって、前記コイル組立体に接続されるコイル側接続部と、前記基板に接続される基板側接続部と、前記コイル組立体および前記基板を収容するハウジングに形成された挿通孔に圧入される圧入部を有するハウジング接続部とを備えている。前記圧入部は、少なくとも3段の拡幅部を備えており、隣り合う前記拡幅部の間に凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明の接続端子によれば、挿通孔の内周面を構成する樹脂が拡幅部で押されて凹部に入り込むので、挿通孔とハウジング接続部が噛み合う。これによって、コイル組立体が適切な保持力でハウジングに固定される。また、圧入部の側面が拡幅部と凹部とで凹凸形状になるので、圧入部を挿通孔に円滑に圧入することができ、コイル組立体のハウジングへの固定を容易に行うことができる。
【0008】
本発明の接続端子においては、前記拡幅部のうち、圧入方向先端に位置する拡幅部の幅寸法は、他の拡幅部の幅寸法より小さいものが好ましい。このような構成によれば、圧入部の先端部が挿通孔に挿通され易くなるので、圧入部の挿通孔への圧入がより一層円滑になる。
【0009】
本発明の接続端子においては、前記拡幅部の側面は、前記接続端子の挿入方向に対して曲面形状を呈しているものが好ましい。このような構成によれば、圧入部の挿通孔への圧入がより一層円滑になるとともに、拡幅部によって好適に圧入することができる。
【0010】
本発明の接続端子においては、前記拡幅部は、3段形成され、圧入方向先端側に位置する第一拡幅部と、前記第一拡幅部の圧入方向基端側に位置する第二拡幅部と、前記第二拡幅部の圧入方向基端側に位置する第三拡幅部とを備えており、前記第一拡幅部の幅寸法をa、前記第二拡幅部の幅寸法をb、前記第三拡幅部の幅寸法をcとしたとき、下記の式1を満たすものが好ましい。
a<b≦c・・・式1
このような構成によれば、第一拡幅部は挿通孔に挿通され易くなる。さらに、挿通孔の内周面を構成する樹脂が第二拡幅部と第三拡幅部との間の凹部に入り込み、コイル組立体の保持力を高めることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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