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公開番号
2025085069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-04
出願番号
2024188852
出願日
2024-10-28
発明の名称
レゾルバ
出願人
エルテーエヌ・ゼルヴォテヒニク・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01D
5/20 20060101AFI20250528BHJP(測定;試験)
要約
【課題】比較的高い測定精度を有し、比較的最適に大量に製造できるレゾルバを提供する。
【解決手段】軸線Aを中心として互いに相対的に回転可能な二つの構造ユニット1、2を備える、レゾルバ4に関し、レゾルバ4は、二つの構造ユニット1、2の間の相対的な角度位置を決定するのに適している。二つの構造ユニット1、2の内の少なくとも一つが、複数のレゾルバ巻線1.1、2.1及び変圧器巻線1.4、2.4を備える。第一の構造ユニット1は、第一のハウジング要素1A及び第二のハウジング要素1Bを備える。第二の構造ユニット2は、第一のハブ要素2A及び第二のハブ要素2Bを備える。第一及び第二のハウジング要素1A、1Bは、周方向に延在する少なくとも一つの接続箇所3.1に互いに結合されている。追加的に又は選択的に、第一及び第二のハブ要素2A、2Bは、周方向に延在する少なくとも一つの別の接続箇所3.2にも結合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線(A)を中心として互いに相対的に回転可能な二つの構造ユニット(1;2)を備える、モジュール式に構成されているレゾルバ(4)であって、
レゾルバ(4)は、二つの構造ユニット(1、2)の間の相対的な角度位置を決定するのに適しており、構造ユニット(1、2)の内の少なくとも一つが、レゾルバ巻線(1.1、2.1)と変圧器巻線(1.4、2.4)とを備え、
第一の構造ユニット(1)は、第一のハウジング要素(1A)及び第二のハウジング要素(1B)を備え、
第二の構造ユニット(2)は、第一のハブ要素(2A)及び第二のハブ要素(2B)を備え、
第一及び第二のハウジング要素(1A;1B)は、周方向に延在する少なくとも一つの接続箇所(3.1)において結合され、かつ/又は第一及び第二のハブ要素(2A;2B)は、周方向に延在する少なくとも一つの別の接続箇所(3.2)において結合される、
ことを特徴とするレゾルバ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
第一のハウジング要素(1A)及び/又は第一のハブ要素(2A)は、第一の材料から製造されている、かつ
第二のハウジング要素(1B)及び/又は第二のハブ要素(2B)は、第二の材料から製造されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
【請求項3】
第一の材料は非磁性の物質であり、第二の材料は磁性の物質である、
ことを特徴とする請求項2に記載のレゾルバ。
【請求項4】
第一及び第二のハウジング要素(1A、1B)の間の結合は、ねじれないように構成されており、かつ/又は
第一及び第二のハブ要素(2A、2B)の間の結合は、ねじれないように構成されている、
ことを特徴とする請求項1~3の少なくとも一つに記載のレゾルバ。
【請求項5】
第一及び第二のハウジング要素(1A、1B)の間の結合は、形状で接続、摩擦で接続、及び/又は材料同士で接続するように構成されており、かつ/又は
第一及び第二のハブ要素(2A、2B)の間の結合は、形状で接続、摩擦で接続、及び/又は材料同士で接続するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1~4の少なくとも一つに記載のレゾルバ。
【請求項6】
少なくとも第一及び第二のハブ要素(2A、2B)は回転対称に構成されている、
ことを特徴とする請求項1~5の少なくとも一つに記載のレゾルバ。
【請求項7】
変圧器巻線(1.4、2.4)は、第二のハウジング要素(1B)及び第二のハブ要素(2B)の領域内に配置されており、
レゾルバ巻線(1.1、2.1)は、第一のハウジング要素(1A)及び第一のハブ要素(2A)の領域内に配置されている、
ことを特徴とする請求項1~6の少なくとも一つに記載のレゾルバ。
【請求項8】
ハウジング要素(1A、1B)とハブ要素(2A、2B)は、
構造ユニット(1、2)の間に空隙(L)が構成されており、かつ少なくともレゾルバ巻線と変圧器巻線とが、ハウジング要素(1A、1B)とハブ要素(2A、2B)とによって全ての側から遮断されるように構成されており、配置されている、
ことを特徴とする請求項1~7の少なくとも一つに記載のレゾルバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特許請求項1に記載されているモジュール式の構造を有するレゾルバに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電気工学において、レゾルバは、ロータの角度位置を電気量又は電気信号に変換するための電磁測定トランスデューサである。この利用におけるレゾルバという用語は、シンクロ又はロータリエンコーダ又はRVDT(回転可変差動変圧器)として知られる測定トランスデューサも含む。
【0003】
ブラシレスレゾルバの場合には、しばしばハウジング内に複数の巻線が配置されている。これらの巻線は、一方では、ステータ巻線及びロータ巻線からなるレゾルバ巻線を含み、他方では、ロータ及びステータ上に配置されている変圧器巻線を含む。レゾルバ巻線と変圧器巻線との間の不要な磁束を最小にするために、レゾルバ巻線はレゾルバの第一の遠位領域に位置し、他方で、変圧器巻線はレゾルバの反対側の第二の遠位領域にできるだけ離れて位置する。
【0004】
そのようなレゾルバは、通常、大量に製造され、そのため、簡単で、可能であれば完全に自動化された製造が望まれる。
【0005】
特許文献1からは、一体型のロータハブ及び多分割型のステータハウジングを備えるレゾルバが知られており、その際、ロータハブ及びステータハウジングは、同一の物質で製造されている。レゾルバ巻線と変圧器巻線との間の磁気干渉は、追加の遮蔽構造によって最小化される。
【0006】
このような構造は、測定精度の点で不利であり、比較的大きな労力でしか製造又は組み立てることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
欧州特許出願公開第1667313号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、比較的高い測定精度を有し、さらに比較的最適に大量に製造できるレゾルバを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によるこの課題は、請求項1に記載の特徴によって解決される。有利な実施形態及び発展形態は、それぞれ従属請求項に記載されている。
【0010】
本発明のレゾルバは、軸線を中心として、互いに相対的に回転可能な二つの構造ユニットを備え、その際、レゾルバは、二つの構造ユニットの間の相対的な角度位置を決定するのに適している。二つの構造ユニットの内の少なくとも一つは、複数のレゾルバ巻線及び変圧器巻線を備える。第一の構造ユニットは、第一のハウジング要素及び第二のハウジング要素を備える。第二の構造ユニットは、第一のハブ要素及び第二のハブ要素を備える。第一及び第二のハウジング要素は、第一及び第二のハウジング要素の周方向に延在する少なくとも一つの接続箇所において、互いに結合されるか、又は接続されいる。追加的に又は代替的に、第一及び第二のハブ要素は、第一及び第二のハブ要素の周方向に延在する少なくとも一つの別の接続箇所において、互いに結合される。
(【0011】以降は省略されています)
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