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公開番号2025084704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2024199567
出願日2024-11-15
発明の名称試験システムのための位置合わせ装置及び方法
出願人イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01N 3/04 20060101AFI20250527BHJP(測定;試験)
要約【課題】試験機を動作させる方法、ロードセル本体、及び、試験機において試験試料を位置合わせする方法の提供。
【解決手段】試験機を動作させる方法は、第1のロードセルから、試験機の第1のグリップに取り付けられた試験試料の第1の端部における第1のロードセルのセンサに対する力を示す第1のセンサ出力を取得することを含む。本方法は、第2のロードセルから、試験機の第2のグリップに取り付けられた試験試料の第2の反対側の端部における第2のロードセルのセンサに対する力を示す第2のセンサ出力を取得することを更に含む。試験試料は、試験機の位置合わせデバイス、又は第1のグリップ若しくは第2のグリップにおける試験試料の位置のうちの少なくとも一方、のうちの少なくとも一方を調整することによって、軸線に沿って第1のグリップ及び第2のグリップと同軸に位置合わせされる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
試験機を動作させる方法であって、
第1のロードセルから、前記試験機の第1のグリップに取り付けられた試験試料の第1の端部における前記第1のロードセルの複数のセンサに対する力を示す第1のセンサ出力を取得することと、
第2のロードセルから、前記試験機の第2のグリップに取り付けられた前記試験試料の第2の反対側の端部における前記第2のロードセルの複数のセンサに対する力を示す第2のセンサ出力を取得することと、
前記第1のセンサ出力及び前記第2のセンサ出力から、前記第1のロードセルの前記センサ及び前記第2のロードセルの前記センサにおける力を決定することと、
前記試験機の位置合わせデバイス、又は、前記第1のグリップもしくは前記第2のグリップにおける前記試験試料の位置のうちの少なくとも一方、のうちの少なくとも一方を調整することによって、前記試験試料を前記第1のグリップ及び前記第2のグリップと軸線に沿って同軸に位置合わせすることと、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記試験機の位置合わせデバイスにおいて同軸に位置合わせすることは、前記試験機の前記第1のグリップ又は前記第2のグリップのうちの一方を移動させること、例えば前記軸線に直交する2つの方向のうちの少なくとも一方において前記第1のグリップ及び前記第2のグリップのうちの一方を横方向に調整すること、及び/又は、前記第1のグリップもしくは前記第2のグリップのうちの少なくとも一方における前記試験試料の配向もしくは角度を前記試験機の公差内に調整することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1のロードセルから、試験試料の第1の端部における前記第1のロードセルのセンサ、例えば歪みゲージ、に対する力を示す第1のセンサ出力を取得することは、第1の横方向及び前記第1の横方向に直交する第2の横方向における第1の力を感知することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第2のロードセルから、前記試験試料の第2の反対側の端部における前記第2のロードセルのセンサ、例えば歪みゲージ、に対する力を示す第2のセンサ出力を取得することは、前記第1の横方向及び前記第2の横方向における第2の力を感知することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
同軸に位置合わせすることは、前記第1の横方向及び前記第2の横方向のうちの少なくとも一方における横方向の力を低減させることを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記試験試料に荷重を加えることを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
位置ずれを決定するために、試験中及び/又は試験後に、前記試験試料にかかる横方向の力を測定することを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のセンサ出力及び前記第2のセンサ出力から決定されたモーメントを使用して、前記試験試料の屈曲のタイプを決定することを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
屈曲のタイプを決定することは、前記試験試料の両端における互いに反対方向のモーメントから「S」タイプの屈曲を決定することと、前記試験試料の両端における互いに同方向のモーメントから「C」タイプの屈曲を決定することと、を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
引張試験機で使用するためのロードセル本体であって、
本体部分を備え、前記本体部分は、前記本体部分の第1の端部におけるグリップと、前記第1の端部とは反対側の第2の端部における前記引張試験機のためのロードセル又は前記引張試験機のためのアクチュエータのうちの一方と、に、前記第1の端部から前記第2の端部まで延在する軸線に沿って係合するように構成され、前記ロードセル本体は、前記軸線に接合されかつ前記軸線に沿って延在する撓曲部を備え、前記撓曲部は、前記軸線に直交する第1の横方向における第1の力に対してコンプライアントであるとともに、前記第1の横方向に直交しかつ前記軸線に直交する第2の横方向における第2の力に対してコンプライアントであり、前記撓曲部は、前記軸線に沿った力に対して剛性を有する、
ロードセル本体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、「Alignment Apparatus and Methods for Testing System」と題する2023年11月17日に出願された米国仮特許出願第63/600,385号からの優先権の利益を主張するものであり、その内容は、引用することにより本明細書の一部をなす。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記の論考は、概略的な背景情報のために提供されるにすぎず、請求される主題の範囲を決定する際の補助として使用されることを意図していない。
【0003】
試験機又は装置は、材料、構成部品、消費者製品、電子機器、材料、並びに医療装置及び他の装置(すなわち、試験試料)のパラメータ及び/又は性能を試験するために使用される。通常、試験機は、入力荷重及び変位を加えるために1つ以上のアクチュエータを備える。試料はグリップに保持され、位置合わせの問題は、試料の損傷及び/又は不正確な測定に関する問題を引き起こす可能性がある。
【発明の概要】
【0004】
本明細書におけるこの概要及び要約は、詳細な説明において下記に更に説明される選り抜きの概念を、簡略化された形態で紹介するために提供される。この概要及び要約は、請求される主題の重要となる特徴又は不可欠な特徴を識別することを意図せず、請求される主題の範囲を決定する際の補助として使用されることも意図していない。請求される主題は、背景技術に記載される任意又は全ての欠点を解決する実装に限定されるものではない。
【0005】
一態様では、試験機を動作させる方法は、第1のロードセルから、試験機の第1のグリップに取り付けられた試験試料の第1の端部における第1のロードセルのセンサに対する力を示す第1のセンサ出力を取得することを含む。本方法は、第2のロードセルから、試験機の第2のグリップに取り付けられた試験試料の第2の反対側の端部における第2のロードセルのセンサに対する力を示す第2のセンサ出力を取得することを更に含む。第1のロードセルのセンサ及び第2のロードセルのセンサにおける力は、第1のセンサ出力及び第2のセンサ出力から決定される。試験試料は、試験機の位置合わせデバイス、又は第1のグリップ若しくは第2のグリップにおける試験試料の位置のうちの少なくとも一方、のうちの少なくとも一方を調整することによって、軸線に沿って第1のグリップ及び第2のグリップと同軸に位置合わせされる。
【0006】
実施態様は、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。試験機の位置合わせデバイスにおいて同軸に位置合わせする前述の方法は、試験機の第1のグリップ又は第2のグリップのうちの一方を移動させることを含むことができる。同軸に位置合わせすることは、第1のグリップ及び第2のグリップのうちの一方を、軸線に直交する2つの方向のうちの少なくとも一方において横方向に調整することを含むことができる。試験試料を同軸に位置合わせすることは、第1のグリップ又は第2のグリップのうちの少なくとも一方における試験試料の配向又は角度を試験機の公差内に調整することを含むことができる。
【0007】
第1のロードセルから、試験試料の第1の端部における第1のロードセルのセンサに対する力を示す第1のセンサ出力を取得することは、第1の横方向及び第1の横方向に直交する第2の横方向における第1の力を感知することを含むことができる。第1のロードセルのセンサに対する力は、限定ではないが、歪みゲージ等の様々なタイプの歪み感知センサを使用して感知されることができる。第2のロードセルから、試験試料の第2の反対側の端部における第2のロードセルのセンサに対する力を示す第2のセンサ出力を取得することは、第1の横方向及び第2の横方向における第2の力を感知することを含むことができる。第2のロードセルのセンサに対する力は、限定ではないが、歪みゲージ等の様々なタイプの歪み感知センサを使用して感知されることができる。
【0008】
所望であれば、同軸に位置合わせすることは、第1の横方向及び第2の横方向のうちの少なくとも一方における横方向の力を低減させることを含むことができる。
【0009】
本方法は、試験試料に荷重を加えること、特に、試験中及び/又は試験後に試験試料にかかる横方向の力を測定して位置ずれを決定することを含むことができる。位置ずれを決定することは、第1のセンサ出力及び第2のセンサ出力から決定されたモーメントを使用して、試験試料の屈曲のタイプを決定することを含むことができる。屈曲のタイプを決定することは、反対方向にある試験試料の両端におけるモーメントからsタイプの屈曲を決定することと、同じ方向にある試験試料の両端におけるモーメントからcタイプの屈曲を決定することとを含むことができる。
【0010】
別の態様では、引張試験機で使用するためのロードセルは、第1の端部から第2の端部まで延在する軸線に沿って、その第1の端部でグリップと係合し、その第2の反対側の端部で試験機のためのロードセル又は試験機のためのアクチュエータのうちの一方と係合するように構成されたロードセル本体を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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