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公開番号2025084566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198559
出願日2023-11-22
発明の名称コンテナ番号を認識するための端末、システム、方法及びプログラム
出願人あやたかシステム開発株式会社
代理人個人
主分類G06V 30/166 20220101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】コンテナ番号が縦書きである場合に読み取って認識する端末、システム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】コンテナ番号を認識するための端末1は、コンテナに表示された縦書きのコンテナ番号全体を含む画像を取得する取得部と、取得した前記画像において前記コンテナ番号全体の領域を検知し、当該領域において最上部の文字から最下部の文字までの各文字を検知する検知部と、前記最上部の文字及び前記最下部の文字の座標から傾きを判定し、当該傾きを補正する傾き補正部と、検知した前記各文字のサイズの平均値を算出し、当該平均値に前記各文字のサイズに補正するサイズ補正部と、前記サイズを補正した前記各文字を横並びに結合し、前記各文字を前記コンテナ番号として認識する認識部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンテナ番号を認識するための端末であって、
コンテナに表示された縦書きのコンテナ番号全体を含む画像を取得する取得部と、
取得した前記画像において前記コンテナ番号全体の領域を検知し、当該領域において最上部の文字から最下部の文字までの各文字を検知する検知部と、
前記最上部の文字及び前記最下部の文字の座標から傾きを判定し、当該傾きを補正する傾き補正部と、
検知した前記各文字のサイズの平均値を算出し、当該平均値に前記各文字のサイズに補正するサイズ補正部と、
前記サイズを補正した前記各文字を横並びに結合し、前記各文字を前記コンテナ番号として認識する認識部と、
を備える端末。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
認識した前記コンテナ番号を横書きで表示する表示部をさらに備える請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記コンテナ番号全体の領域と、当該領域における各文字とを学習して、学習済みモデルを作成する学習部をさらに備える請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記学習済みモデルに基づいて、取得した前記画像において、前記コンテナ番号全体の領域を推測し、当該領域において、最上部の文字から最下部の文字までの各文字を推測する推測部をさらに備える請求項3に記載の端末。
【請求項5】
コンテナ番号を認識するためのシステムであって、
コンテナに表示された縦書きのコンテナ番号全体を含む画像を取得する取得部と、
取得した前記画像において前記コンテナ番号全体の領域を検知し、当該領域において最上部の文字から最下部の文字までの各文字を検知する検知部と、
前記最上部の文字及び前記最下部の文字の座標から傾きを判定し、当該傾きを補正する傾き補正部と、
検知した前記各文字のサイズの平均値を算出し、当該平均値に前記各文字のサイズに補正するサイズ補正部と、
前記サイズを補正した前記各文字を横並びに結合し、前記各文字を前記コンテナ番号として認識する認識部と、
を備えるシステム。
【請求項6】
コンピュータシステムによって実行されるコンテナ番号を認識するための方法であって、
コンテナに表示された縦書きのコンテナ番号全体を含む画像を取得するステップと、
取得した前記画像において前記コンテナ番号全体の領域を検知し、当該領域において最上部の文字から最下部の文字までの各文字を検知するステップと、
前記最上部の文字及び前記最下部の文字の座標から傾きを判定し、当該傾きを補正するステップと、
検知した前記各文字のサイズの平均値を算出し、当該平均値に前記各文字のサイズに補正するステップと、
前記サイズを補正した前記各文字を横並びに結合し、前記各文字を前記コンテナ番号として認識するステップと、
を備える方法。
【請求項7】
コンピュータに、
コンテナに表示された縦書きのコンテナ番号全体を含む画像を取得するステップ、
取得した前記画像において前記コンテナ番号全体の領域を検知し、当該領域において最上部の文字から最下部の文字までの各文字を検知するステップ、
前記最上部の文字及び前記最下部の文字の座標から傾きを判定し、当該傾きを補正するステップ、
検知した前記各文字のサイズの平均値を算出し、当該平均値に前記各文字のサイズに補正するステップ、
前記サイズを補正した前記各文字を横並びに結合し、前記各文字をコンテナ番号として認識するステップ、
を実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテナ番号を認識するための端末、システム、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
国際的に流通している海上コンテナには、コンテナ番号と呼ばれる管理用コードが一意的に付され、コンテナ側面に表示されている。コンテナ番号は、コンテナの所有者、シリアル番号、国籍コード、構造区分などを示し、国際的に標準化されている。このため、鉄道、トラック、船舶、航空機などの異なる輸送機関を組み合わせたインターモーダル輸送において、一度も製品をコンテナから出したり荷台やパレットに積み直したりすることなく運ぶことが可能となる。
【0003】
このようなインターモーダル輸送においては、関係者が多岐にわたり複雑なため、コンテナの所在管理を行うことが重要となる。そのため、工場、保税倉庫、バンプール、コンテナヤード、輸送機関、販社倉庫などのコンテナが載置される場所では、コンテナ側面に縦書き又は横書きで表示されたコンテナ番号を読み取ることにより、コンテナの位置やステータスを管理することが可能となる。
【0004】
このため、近年では、コンテナ番号が横書きで表示されたコンテナについては、コンテナ番号が写った画像を取得し、取得した画像を認識して、コンテナ番号を特定する技術が利用されている(特許文献1)。
【0005】
また、従来から、縦書きで表示された文字列が写った画像から、文字列を認識して読み取る技術はある(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2022/180701号パンフレット
【非特許文献】
【0007】
CNETJapan,“縦書きも認識、日本語テキストの抽出に適したウェブサービス3選”,[online],平成29年8月29日,朝日インタラクティブ株式会社,[令和5年10月2日検索],インターネット <URL:https://japan.cnet.com/article/35088018/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、特許文献1の技術では、コンテナ番号が縦書きで表示されているものは文字認識できないため、作業者が手打ち入力をする必要がある。
【0009】
また、非特許文献1の技術では、縦書の文字列が斜め方向まっすぐである場合、縦書きの文字列を認識することができない。
【0010】
そこで、本発明者らは、文字認識をする際に、文字それぞれを検知する処理を、縦方向の文字数分繰り返すことによって、全ての縦書きの文字を検知すれば、文字が一定方向にまっすぐ揃っていなくても、認識することが可能となることに着目した。
(【0011】以降は省略されています)

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