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公開番号2025084456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198371
出願日2023-11-22
発明の名称電子機器
出願人NECパーソナルコンピュータ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】側方からの荷重に対する脚部の耐久性を高めることができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、底板を有する筐体と、硬化性材料で形成された脚部と、を備える。底板は、底面に形成された凹部と、凹部内に硬化性材料を導く内部導入路とを有する。脚部は、内部導入路を通して導入された硬化性材料によって凹部に形成された脚部本体と、硬化性材料によって内部導入路に形成された連設部とを有する。内部導入路は、平面視において凹部の外に形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
底板を有する筐体と、硬化性材料で形成された脚部と、を備え、
前記底板は、底面に形成された凹部と、前記凹部内に前記硬化性材料を導く内部導入路とを有し、
前記脚部は、前記内部導入路を通して導入された前記硬化性材料によって前記凹部に形成された脚部本体と、前記硬化性材料によって前記内部導入路に形成された連設部とを有し、
前記内部導入路の少なくとも一部は、平面視において前記凹部の外に形成されている、
電子機器。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記内部導入路は複数形成され、
複数の前記内部導入路は、平面視において前記凹部の周方向に間隔をおいて形成されている、
請求項１記載の電子機器。
【請求項３】
前記底板の前記底面と反対の面である内面に、環状導入路が形成され、
前記環状導入路に囲まれた島状部に、前記環状導入路を分割することによって複数の前記内部導入路を形成する区画部が形成されている、
請求項２記載の電子機器。
【請求項４】
前記脚部は、透明とされている、
請求項１記載の電子機器。
【請求項５】
前記脚部は、単一の前記硬化性材料で形成されている、
請求項１記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
ノート型パーソナル・コンピュータなどの電子機器では、底板に複数の脚部が設けられることがある（例えば、特許文献１を参照）。脚部は、例えば、樹脂製の基部を有する。基部は、底板の下面側に設けられる拡大部と、拡大部の上面から突出する軸部と、軸部の上端に設けられる固定部とを備える。軸部は、底板に形成された貫通孔に挿通する。拡大部の外面にはゴム製の滑り止め部が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１２１７１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記電子機器は、脚部に側方から荷重が加えられたときの耐久性の点で改善の余地があった。
【０００５】
本発明の一態様は、側方からの荷重に対する脚部の耐久性を高めることができる電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る電子機器は、底板を有する筐体と、硬化性材料で形成された脚部と、を備え、前記底板は、底面に形成された凹部と、前記凹部内に前記硬化性材料を導く内部導入路とを有し、前記脚部は、前記内部導入路を通して導入された前記硬化性材料によって前記凹部に形成された脚部本体と、前記硬化性材料によって前記内部導入路に形成された連設部とを有し、前記内部導入路の少なくとも一部は、平面視において前記凹部の外に形成されている。
【０００７】
前記内部導入路は複数形成され、複数の前記内部導入路は、平面視において前記凹部の周方向に間隔をおいて形成されていることが好ましい。
【０００８】
前記電子機器は、前記底板の前記底面と反対の面である内面に、環状導入路が形成され、前記環状導入路に囲まれた島状部に、前記環状導入路を分割することによって複数の前記内部導入路を形成する区画部が形成されていることが好ましい。
【０００９】
前記脚部は、透明とされていることが好ましい。
【００１０】
前記脚部は、単一の前記硬化性材料で形成されていることが好ましい。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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