TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025084278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198060
出願日2023-11-22
発明の名称劣化診断装置、モータシステム及び劣化診断方法
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01R 31/00 20060101AFI20250527BHJP(測定;試験)
要約【課題】本開示は、モータの劣化状態を診断する劣化診断装置を提供する。
【解決手段】モータの劣化を診断する劣化診断装置であって、前記モータに関する特性値をサンプル周期ごとに取得する取得部と、前記取得部が取得した特性値を処理する処理部と、を備え、前記処理部は、(a)前記モータに関する特性値を検査データとして取得する手順と、(b)前記検査データの変動係数を更新する手順と、(c)前記変動係数の平均値を更新する手順と、(d)前記変動係数と前記変動係数の平均値との差の絶対値を更新する手順と、を実行する劣化診断装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータの劣化を診断する劣化診断装置であって、
前記モータに関する特性値をサンプル周期ごとに取得する取得部と、
前記取得部が取得した特性値を処理する処理部と、を備え、
前記処理部は、
(a)前記モータに関する特性値を検査データとして取得する手順と、
(b)前記検査データの変動係数を更新する手順と、
(c)前記変動係数の平均値を更新する手順と、
(d)前記変動係数と前記変動係数の平均値との差の絶対偏差を更新する手順と、
を実行する、
劣化診断装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記処理部は、
前記(d)工程の後に、
(e)前記絶対偏差を平滑化する手順と、
(f)平滑化した前記絶対偏差に基づいて、前記モータの劣化判定する手順と、
を更に実行する、
請求項1に記載の劣化診断装置。
【請求項3】
前記特性値は、前記モータに供給される電力の電流値である、
請求項1又は請求項2のいずれかに記載の劣化診断装置。
【請求項4】
前記(e)工程において、
平滑化した前記絶対偏差は、前記絶対偏差と、平滑化した前記絶対偏差に平滑化係数を掛けた値との和を、更に平滑化係数に1を加えた値で割った値に更新される、
請求項2に記載の劣化診断装置。
【請求項5】
前記平滑化係数は、86400以上である、
請求項4に記載の劣化診断装置。
【請求項6】
モータと、
前記モータの劣化を診断する劣化診断装置と、
を備え、
前記劣化診断装置は、
前記モータに関する特性値をサンプル周期ごとに取得する取得部と、
前記取得部が取得した特性値を処理する処理部と、を備え、
前記処理部は、
(a)前記モータに関する特性値を検査データとして取得する手順と、
(b)前記検査データの変動係数を更新する手順と、
(c)前記変動係数の平均値を更新する手順と、
(d)前記変動係数と前記変動係数の平均値との差の絶対偏差を更新する手順と、
を実行する、
モータシステム。
【請求項7】
モータの劣化を診断する劣化診断方法であって、
(a)前記モータに関する特性値を検査データとして取得する工程と、
(b)前記検査データの変動係数を更新する工程と、
(c)前記変動係数の平均値を更新する工程と、
(d)前記変動係数と前記変動係数の平均値との差の絶対偏差を更新する工程と、
を含む、
劣化診断方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、劣化診断装置、モータシステム及び劣化診断方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所定の回転周期で回転する回転機構が発する音が含まれる環境音を集音し、当該環境音の第1音圧を得る第1集音部を備える異常検出装置が開示されている。また、特許文献1には、異常検出装置が、第1音圧を用いて、環境音の第1音質指標を算出し、当該第1音質指標の時間波形を得る算出部と、第1音質指標の時間波形を用いて、回転機構の異常状態を検出する第1検出部と、を備えることが開示されている。さらに、特許文献1には、異常検出装置における第1検出部が、第1音質指標の時間変化量の平均値と第1音質指標の時間変化量の標準偏差を算出して、当該標準偏差を当該平均値で除した変動係数を算出することが開示されている。さらにまた、特許文献1には、異常検出装置における第1検出部が、当該変動係数が所定の閾値以上の場合に、回転機構の異常状態を検出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-221741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータ制御装置において、モータの劣化状態を診断することが求められている。
【0005】
本開示は、モータの劣化状態を診断する劣化診断装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様では、モータの劣化を診断する劣化診断装置であって、前記モータに関する特性値をサンプル周期ごとに取得する取得部と、前記取得部が取得した特性値を処理する処理部と、を備え、前記処理部は、(a)前記モータに関する特性値を検査データとして取得する手順と、(b)前記検査データの変動係数を更新する手順と、(c)前記変動係数の平均値を更新する手順と、(d)前記変動係数と前記変動係数の平均値との差の絶対偏差を更新する手順と、を実行する劣化診断装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示のモータの劣化診断装置によれば、モータの劣化状態を診断できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るモータ制御装置が用いられるモータシステムの概略を示す図である。
図2は、本実施形態に係るモータ制御装置における処理を説明するフロー図である。
図3は、本実施形態に係るモータ制御装置の動作結果について説明する図である。
図4は、本実施形態に係るモータ制御装置の動作結果について説明する図である。
図5は、本実施形態に係るモータ制御装置の動作結果について説明する図である。
図6は、本実施形態に係るモータ制御装置における状態診断について説明する図である。
図7は、本実施形態に係るモータ制御装置の動作結果について説明する図である。
図8は、本実施形態に係るモータ制御装置の動作結果について説明する図である。
図9は、本実施形態に係るモータ制御装置の状態を診断するための変数について説明する図である。
図10は、モータ制御装置の状態を診断するための変数の例について説明する図である。
図11は、モータ制御装置の状態を診断するための変数の例について説明する図である。
図12は、モータ制御装置の状態を診断するための変数の例について説明する図である。
図13は、モータ制御装置の状態を診断するための変数の例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
≪モータシステム≫
以下に、図面を参照して、本実施形態に係るモータ制御装置が用いられるモータシステムについて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係るモータ制御装置の一例であるモータ制御装置100が用いられるモータシステム1の概略を示す図である。なお、モータ制御装置100は、モータの劣化を診断する劣化診断装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
22日前
株式会社エビス
水準器
21日前
個人
準結晶の解析方法
28日前
日本精機株式会社
アセンブリ
28日前
株式会社チノー
測定装置
3日前
株式会社豊田自動織機
自動走行体
27日前
個人
浸透探傷試験方法
17日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
21日前
株式会社不二越
塵埃噴射装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
17日前
株式会社東芝
センサ
16日前
GEE株式会社
光学特性測定装置
27日前
日本精機株式会社
二酸化炭素濃度測定器
1日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
28日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
15日前
株式会社チノー
検量線の取得方法
3日前
株式会社不二越
X線測定装置
22日前
株式会社不二越
X線測定装置
22日前
学校法人 中央大学
管内径推定装置
7日前
個人
多段電磁加速による高力積衝撃試験機
9日前
株式会社TISM
センサ部材
27日前
TDK株式会社
アレイセンサ
17日前
東洋紡株式会社
ヘムタンパク質の安定化方法
10日前
大和製衡株式会社
表示システム
1か月前
株式会社小糸製作所
物体検知システム
28日前
TDK株式会社
計測装置
22日前
スズキ株式会社
ECU交換診断システム
今日
エスペック株式会社
温度槽及び試験方法
23日前
キヤノン株式会社
光学装置
今日
個人
簡易・迅速タンパク質検出装置および方法
17日前
TDK株式会社
温度センサ
20日前
本田技研工業株式会社
車載検出器
3日前
栗田工業株式会社
水処理システム
20日前
株式会社村田製作所
厚み測定装置
3日前
Astemo株式会社
電子制御装置
24日前
続きを見る