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公開番号2025083825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197433
出願日2023-11-21
発明の名称配送計画生成装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250526BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の性能を踏まえて電動車両を活用することができる配送計画生成装置を提供する。
【解決手段】複数の車両10は、バッテリ11を用いて走行する車両10aと、バッテリ11とは異なる動力源としてエンジンを用いて走行する車両10bとを含む。プロセッサは、配送エリアA1の最大登坂勾配量の方が配送エリアA3の最大登坂勾配量よりも小さいときは、配送エリアA1が車両10aに優先的に割当てられるように、車両10aおよび車両10bの配送ルートを決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
荷物を配送する複数の車両の配送計画を生成する配送計画生成装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備え、
前記複数の車両は、電動機を用いて走行する第１の車両と、前記電動機とは異なる動力源を用いて走行する第２の車両とを含み、
前記プロセッサは、第１の配送ルートの最大登坂勾配量の方が第２の配送ルートの最大登坂勾配量よりも小さいときは、前記第１の配送ルートが前記第１の車両に優先的に割当てられるように、前記第１の車両および前記第２の車両の配送ルートを決定する、配送計画生成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、配送計画生成装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
国際公開第２０２０／０９０２５２号公報（特許文献１）には、荷物を配送する電動車両の車両情報および電動車両に搭載された二次電池のＳＯＣ（State Of Charge）に基づき電量車両の走行可能距離を算出し、荷物の配達先情報および走行可能距離を用いて荷物の配送計画を生成する配送計画生成方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２０／０９０２５２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記のような電動車両に限らず、エンジンを備えた車両等も含めて配送計画を立てることも想定される。電動車両は、同一クラスのエンジン車両と比べると車重が大きいことが想定され、エンジン車両よりも登坂性能が劣るといった課題が生じ得る。このため、配送計画を立てる際には、配送ルート上の登坂の状況を考慮することが望ましい。
【０００５】
しかしながら、特許文献１に開示された配送計画生成方法には、電動車両とエンジン車両との性能の違いを考慮した配送計画については検討されていない。
【０００６】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、車両の性能を踏まえて電動車両を活用することができる配送計画生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の配送計画生成装置は、荷物を配送する複数の車両の配送計画を生成する装置である。配送計画生成装置は、プロセッサと、プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備える。複数の車両は、電動機を用いて走行する第１の車両と、電動機とは異なる動力源を用いて走行する第２の車両とを含む。プロセッサは、第１の配送ルートの最大登坂勾配量の方が第２の配送ルートの最大登坂勾配量よりも小さいときは、第１の配送ルートが第１の車両に優先的に割当てられるように、第１の車両および第２の車両の配送ルートを決定する。このような構成によれば、登坂性能が劣ることが想定し得る、電動機を用いて走行する第１の車両を、最大登坂勾配量が小さい配送ルートに優先的に割当てられるため、車両の性能を踏まえて電動車両を活用することができる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、車両の性能を踏まえて電動車両を活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
配送計画生成システムの全体構成を概略的に示す図である。
配送ルートの割当てを説明するための図である。
配送計画生成システムが実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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