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公開番号2025083484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025039933,2024044528
出願日2025-03-13,2021-02-15
発明の名称冷蔵庫
出願人日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類F25D 23/08 20060101AFI20250523BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】箱体の強度を確保しつつ、発泡断熱材の充填量を低減した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本発明の冷蔵庫は、折り曲げた鋼板により形成した複数の面を含み、箱状に形成されている外箱、合成樹脂板の成形により箱状に形成され、自重で天面が垂れ下がり得る内箱、現場発泡で充填される発泡断熱材、前記発泡断熱材の注入に用いられた注入口及び真空断熱材を有する断熱箱体を備え、前記断熱箱体の天面において、前記真空断熱材は、接着又は前記発泡断熱材で支持されており、前記断熱箱体の前端における前記内箱の天面から前記外箱にかけての上下範囲には、前記発泡断熱材が充填されており、前記真空断熱材の下面の中央側には、前記発泡断熱材とは異なる接着剤で前記内箱が接着されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
折り曲げた鋼板により形成した複数の面を含み、箱状に形成されている外箱、合成樹脂板の成形により箱状に形成され、自重で天面が垂れ下がり得る内箱、現場発泡で充填される発泡断熱材、前記発泡断熱材の注入に用いられた注入口及び真空断熱材を有する断熱箱体を備え、
前記断熱箱体の天面において、
前記真空断熱材は、接着又は前記発泡断熱材で支持されており、
前記断熱箱体の前端における前記内箱の天面から前記外箱にかけての上下範囲には、前記発泡断熱材が充填されており、
前記真空断熱材の下面の中央側には、前記発泡断熱材とは異なる接着剤で前記内箱が接着されている、冷蔵庫。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の冷蔵庫において、
前記断熱箱体の天面において、
前記真空断熱材の周囲の前記内箱から前記外箱にかけての上下範囲には、前記発泡断熱材が充填されている冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
省スペース・大容量のニーズに応えるべく、冷蔵庫の壁厚を薄くし、内容積を拡大する冷蔵庫の技術が知られている。冷蔵庫の省エネ性能は、主に真空断熱材と発泡断熱材の2つの断熱材を併用することで成り立っている。そこで、昨今では、断熱性能の優れた真空断熱材のカバー率や厚さを向上させ、発泡断熱材の厚さを低減した冷蔵庫が提案されている。例えば、特許文献1には、背部断熱壁において発泡断熱材がない面積を、側部断熱壁において発泡断熱材がない面積よりも広くした冷蔵庫が開示されている(請求項1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6023941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1など、発泡断熱材の充填量を少なくする冷蔵庫に関する従来の技術は、断熱箱体の背面のみを想定したものであり、断熱箱体の側面、天面、底面については想定されていない。そこで、本発明者らは、発泡断熱材が冷蔵庫の強度に与える影響が小さい部分を特定すれば、箱体のこれら部分であっても、発泡断熱材の充填量を低減できることに着目した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題に鑑み、本発明の冷蔵庫は、折り曲げた鋼板により形成した複数の面を含み、箱状に形成されている外箱、合成樹脂板の成形により箱状に形成され、自重で天面が垂れ下がり得る内箱、現場発泡で充填される発泡断熱材、前記発泡断熱材の注入に用いられた注入口及び真空断熱材を有する断熱箱体を備え、前記断熱箱体の天面において、前記真空断熱材は、接着又は前記発泡断熱材で支持されており、前記断熱箱体の前端における前記内箱の天面から前記外箱にかけての上下範囲には、前記発泡断熱材が充填されており、前記真空断熱材の下面の中央側には、前記発泡断熱材とは異なる接着剤で前記内箱が接着されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
冷蔵庫の外観を示す正面図。
冷蔵庫における断熱箱体の構成を示す斜視図。
発泡断熱材の充填量ごとに、強度上必要な充填箇所を解析により示した図。
冷蔵庫の内箱の背面斜視図。
冷蔵庫を上方から見た平面図。
図5のA-A断面矢視図。
図5のB-B断面矢視図。
図5のC-C断面矢視図。
図5のD-D断面矢視図。
冷蔵室の天井部を正面から見たときの図。
冷蔵室の天井部の庫内灯付近を示す部分断面斜視図。
外箱、内箱および真空断熱材を除いて、冷蔵室の天井部を上方から見たときの斜視図。
冷蔵室の天井部を前方から見たときの部分断面図。
冷蔵室の天井部を上方から見たときの平面図に、真空断熱材と、庫内灯と、庫内灯用の配線と、を透かせて表示させたもの。
下段冷凍室と野菜室とを仕切る断熱仕切部の構成を示す斜視図。
断熱仕切部を上方から見たときの平面図。
図16のA-A断面矢視図。
図16のB-B断面矢視図。
図16のC-C断面矢視図。
図16のD-D断面矢視図。
断熱仕切部を下方から見たときの斜視図。
断熱仕切部のうち上ケースを除いた状態で、上方から見たときの平面図。
図22の破線部Fの部分拡大斜視図。
実施例2における天井部の概略構成を示す図。
断熱構造体の概略の断面図。
棚の強度を確保している様子を示すイメージ図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。
【実施例】
【0008】
実施例1に係る冷蔵庫に関し、添付の図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は、冷蔵庫1の外観を示す正面図である。
【0009】
<冷蔵庫の基本構造>
図1に示すように、本実施例に係る冷蔵庫1は、上方から冷蔵室2、左右に並設された製氷室3と上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6の順番で貯蔵室を有している。冷蔵庫1は、それぞれの貯蔵室の開口を開閉するドアを備えている。これらのドアは、冷蔵室2の開口を開閉する、左右に分割された回転式の冷蔵室ドア2a、2bと、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6の開口をそれぞれ開閉する引き出し式の製氷室ドア3a、上段冷凍室ドア4a、下段冷凍室ドア5a、野菜室ドア6aである。なお、本実施例では、6つのドアを有する冷蔵庫を例に挙げて説明するが、6ドアの冷蔵庫に限定されるものではない。引出式のドアにはそれぞれ、収納容器と、前後に延在するドア側レールが設けられており、冷蔵庫1の内箱8側のレールに例えば摺動可能である。
【0010】
冷蔵室2は、庫内を冷蔵温度帯の例えば平均的に4℃程度にした冷蔵貯蔵室である。製氷室3、上段冷凍室4および下段冷凍室5は、庫内を冷凍温度帯の例えば平均的に-18℃程度にした冷凍貯蔵室である。野菜室6は、庫内を冷蔵温度帯の例えば平均的に6℃程度にした冷蔵貯蔵室で、間接的な冷却により、食品の乾燥を抑えた冷蔵貯蔵室である。
(【0011】以降は省略されています)

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