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公開番号
2025083416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025036350,2024041229
出願日
2025-03-07,2015-12-10
発明の名称
車載充電器およびインバータ
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】箱型に一体成型され、一面のみに開口部が設けられた放熱機構を用いた場合に、大型化を抑制しつつ、発熱電子部品の放熱に対応できるようにすること。
【解決手段】発熱電子部品の放熱構造1は、回路基板9と、通電によって自己発熱し、回路基板9と接続されるリード線6a、6bを有する電子部品5a、5bと、電子部品5a、5bの放熱面が接触し、電子部品5a、5bが配置されるアルミブロック3と、箱型に一体成型され、アルミブロック3が配置される底面F2と、底面F2に対向する開口面F1とを有し、アルミブロック3からの熱を放熱するヒートシンク2と、を有する。電子部品5a、5bは、底面F2に対する垂直方向D以外の方向からアルミブロック3に固定される。アルミブロック3および回路基板9は、垂直方向Dに沿って、底面F2からアルミブロック3、回路基板9の順に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回路基板と、
前記回路基板と接続される発熱電子部品と、
前記発熱電子部品が配置される伝熱体と、
前記伝熱体は、リアクトル部品を収容する空間が設けられた収容部を有し、
前記リアクトル部品は、放熱部品と熱的に接続され、
前記リアクトル部品と前記収容部との間にポッティング材が充填されていることで、前記リアクトル部品と前記伝熱体とは、前記ポッティング材により熱的に接続され、
前記伝熱体は、第2の面と第3の面とを有し、
前記伝熱体は、前記第2の面を介して前記発熱電子部品と熱的に接続され、
前記伝熱体は、前記第3の面を介して前記ポッティング材により前記リアクトル部品と熱的に接続され、
前記発熱電子部品は、その長手方向が前記放熱部品の第1の面に対して垂直な第1の方向に平行となる状態で前記伝熱体に固定される、
車載充電器。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記伝熱体は、
接着部材により前記回路基板に接着して固定される、
請求項1に記載の車載充電器。
【請求項3】
前記接着部材は、
絶縁性または放熱性の少なくとも一方を有する、
請求項2に記載の車載充電器。
【請求項4】
前記伝熱体と前記回路基板の間に放熱部材が配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の車載充電器。
【請求項5】
前記伝熱体と前記回路基板の間に絶縁性および放熱性を有する部材が配置され、
前記回路基板において、前記絶縁性および放熱性を有する部材に対応する箇所に、パターンが形成される、
請求項1から4のいずれか1項に記載の車載充電器。
【請求項6】
前記絶縁性および放熱性を有する部材は、接着性も有する、
請求項5に記載の車載充電器。
【請求項7】
前記リアクトル部品は、高背部品であり、
前記高背部品の前記第1の方向の長さは、前記発熱電子部品の前記第1の方向の長さよりも長い、
請求項1に記載の車載充電器。
【請求項8】
前記リアクトル部品は、前記放熱部品と、放熱性を有する前記ポッティング材により熱的に接続されている、
請求項1に記載の車載充電器。
【請求項9】
前記伝熱体は、前記リアクトル部品を収容する空間が設けられた収容部により前記リアクトル部品を保持する、
請求項1に記載の車載充電器。
【請求項10】
前記リアクトル部品は、前記収容部を介して前記放熱部品と熱的に接続される、
請求項9に記載の車載充電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載充電器およびインバータに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、放熱部材で形成された略直方体の筐体内に基板や電子部品を格納し、電子部品から発生する熱を、筐体を介して放熱することが知られている。このような略直方体の筐体の構造の製造方法として、上面と側面が箱型に一体成型されるとともに下面が開口された筐体を上方から被せる方法と、下面(底面)と側面が箱型に一体成型されるとともに上面が開口された筐体に蓋部材(上面)を被せる方法の2通りが知られている。
【0003】
上面と側面が箱型に一体成型されるとともに下面が開口された筐体を上方から被せる方法を用いる場合、下面に基板や電子部品を取り付ける際には側面が存在しないため、側方から電子部品をネジ留めすることが可能であるが、一方、筐体内に格納した電子部品を筐体外の電子部品と電気的に接続するための端子(コネクタ)の配置に制約が生じる。
【0004】
一般的に、コネクタを側面に設ける場合には、下面と側面が箱型に一体成型されるとともに上面が開口された筐体に蓋部材(上面)を被せる方法を用いることが好ましい。
【0005】
しかしながら、下面と側面が箱型に一体成型されるとともに上面が開口された筐体に蓋部材(上面)を被せる方法においては、下面と側面が箱型に一体成型されているため、側方から電子部品をネジ留めすることが不可能であり、開口された上面からネジ留めを行う必要がある。
【0006】
開口された上面から電子部品を固定するためのネジ留めを行う方法として、発熱電子部品のリード線を折り曲げることで発熱電子部品の放熱面を底面に直接接触させて配置し、例えば、特許文献1に開示されている弾性部材が放熱面の反対側の面を押さえつけるように弾性部材を上方からネジ留めすることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-217343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した放熱機構の底面に発熱電子部品を配置する方法では、放熱効果を確保するために、放熱機構の底面において発熱電子部品の放熱面が接触する部分の面積および弾性部材が設置される部分の面積が必要となり、底面積の大型化、ひいては装置全体が大型化してしまうおそれがある。
【0009】
本発明の目的は、箱型に一体成型され、一面のみに開口部が設けられた放熱機構を用いた場合に、大型化を抑制しつつ、発熱電子部品の放熱に対応できる車載充電器およびインバータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様に係る車載充電器は、回路基板と、前記回路基板と接続される発熱電子部品と、前記発熱電子部品が配置される伝熱体と、前記伝熱体は、リアクトル部品を収容する空間が設けられた収容部を有し、前記リアクトル部品は、放熱部品と熱的に接続され、前記リアクトル部品と前記収容部との間にポッティング材が充填されていることで、前記リアクトル部品と前記伝熱体とは、前記ポッティング材により熱的に接続され、前記伝熱体は、第2の面と第3の面とを有し、前記伝熱体は、前記第2の面を介して前記発熱電子部品と熱的に接続され、前記伝熱体は、前記第3の面を介して前記ポッティング材により前記リアクトル部品と熱的に接続され、前記発熱電子部品は、その長手方向が前記放熱部品の第1の面に対して垂直な第1の方向に平行となる状態で前記伝熱体に固定される。
回路基板と、前記回路基板と接続される発熱電子部品と、前記発熱電子部品が配置される伝熱体と、前記伝熱体は、リアクトル部品を収容する空間が設けられた収容部を有し、前記リアクトル部品は、放熱部品と熱的に接続され、前記リアクトル部品と前記収容部との間にポッティング材が充填されていることで、前記リアクトル部品と前記伝熱体とは、前記ポッティング材により熱的に接続され、前記伝熱体は、第2の面と第3の面とを有し、前記伝熱体は、前記第2の面を介して前記発熱電子部品と熱的に接続され、前記伝熱体は、前記第3の面を介して前記ポッティング材により前記リアクトル部品と熱的に接続され、前記伝熱体と前記回路基板の間に放熱部材が配置される。
回路基板と、前記回路基板と接続される発熱電子部品と、前記発熱電子部品が配置される伝熱体と、前記伝熱体は、リアクトル部品を収容する空間が設けられた収容部を有し、前記リアクトル部品は、放熱部品と熱的に接続され、前記リアクトル部品と前記収容部との間にポッティング材が充填されていることで、前記リアクトル部品と前記伝熱体とは、前記ポッティング材により熱的に接続され、前記伝熱体は、第2の面と第3の面とを有し、前記伝熱体は、前記第2の面を介して前記発熱電子部品と熱的に接続され、前記伝熱体は、前記第3の面を介して前記ポッティング材により前記リアクトル部品と熱的に接続され、前記伝熱体と前記回路基板の間に絶縁性および放熱性を有する部材が配置され、前記回路基板において、前記絶縁性および放熱性を有する部材に対応する箇所に、パターンが形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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