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公開番号2025083223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196994
出願日2023-11-20
発明の名称損益管理装置、損益管理方法、および、損益管理プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 40/12 20230101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】ロット番号単位の在庫評価単価を計算し、在庫金額を評価することができ、且つ、損益を把握することができる損益管理装置、損益管理方法、および、損益管理プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】指定期間迄に発生している商品のロット番号毎の仕入数の合計仕入数、仕入金額の合計仕入金額、仕入諸掛金額の合計仕入諸掛金額および為替差損益金額の合計為替差損益金額に基づいて、商品のロット番号毎の指定期間におけるロット番号在庫評価単価を設定したロット番号在庫評価単価データを取得する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部と制御部とを備えた損益管理装置であって、
前記記憶部は、
商品のロット番号、仕入計上時、仕入数および仕入金額を紐付けて設定した仕入データ、前記商品の前記ロット番号、諸掛計上時および仕入諸掛金額を紐付けて設定した仕入諸掛データ、ならびに、前記商品の前記ロット番号および所定期間における為替差損益金額を紐付けて設定した為替差損益データを含む取引データを記憶する取引記憶手段、
を備え、
前記制御部は、
指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記仕入数の合計仕入数、前記仕入金額の合計仕入金額、前記仕入諸掛金額の合計仕入諸掛金額および前記為替差損益金額の合計為替差損益金額に基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間におけるロット番号在庫評価単価を設定したロット番号在庫評価単価データを取得する在庫評価単価取得手段、
を備えたことを特徴とする損益管理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記取引データは、
更に、前記商品の前記ロット番号、売上計上時および売上数を紐付けて設定した売上データを含み、
前記制御部は、
前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記売上数、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記ロット番号在庫評価単価、および、前記商品の前記ロット番号毎の当該指定期間の前期間における前記ロット番号在庫評価単価に基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における原価差額を設定した原価差額データを取得する原価差額取得手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の損益管理装置。
【請求項3】
前記取引データは、
更に、前記商品の前記ロット番号、支払計上時および支払金額を紐付けて設定した支払データを含み、
前記制御部は、
前記支払データを用いた前記仕入データに対する支払消込処理により、前記商品の前記ロット番号、前記支払計上時、前記仕入金額、支払消込金額および前記為替差損益金額を紐付けて設定した支払消込データを取得し、前記支払消込データに基づいて、前記商品の前記ロット番号および前記所定期間における前記為替差損益金額を紐付けて設定した前記為替差損益データを取得する取引取得手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の損益管理装置。
【請求項4】
前記在庫評価単価取得手段は、
更に、前記取引データに基づいて、前記指定期間迄に発生している前記取引データを前記商品の前記ロット番号毎に集計することにより、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入数、前記合計仕入金額、前記合計仕入諸掛金額および前記合計為替差損益金額を算出することを特徴とする請求項1に記載の損益管理装置。
【請求項5】
前記在庫評価単価取得手段は、
前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入金額と前記合計仕入諸掛金額と前記合計為替差損益金額との合計を被除数とし、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入数を除数とした場合の商を、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記ロット番号在庫評価単価として算出することで、前記ロット番号在庫評価単価データを取得することを特徴とする請求項1に記載の損益管理装置。
【請求項6】
前記原価差額取得手段は、
前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記売上数と、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記ロット番号在庫評価単価から前記商品の前記ロット番号毎の前記前期間における前記ロット番号在庫評価単価を差し引いた値と、の積を、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記原価差額として算出することで、前記原価差額データを取得することを特徴とする請求項2に記載の損益管理装置。
【請求項7】
前記売上データは、
更に、前記商品の売上金額、売上原価金額および売上粗利金額が紐付けて設定され、
前記制御部は、
前記売上データ、および、前記原価差額データに基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記売上計上時または原価差額計上時における計上時原価金額、計上時粗利金額、および、前記ロット番号在庫評価単価を表示させる在庫評価単価表示手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の損益管理装置。
【請求項8】
前記商品は、
青果であり、
前記ロット番号は、
手板番号であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の損益管理装置。
【請求項9】
前記指定期間は、
指定会計年月であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の損益管理装置。
【請求項10】
記憶部と制御部とを備えた損益管理装置に実行させるための損益管理方法であって、
前記記憶部は、
商品のロット番号、仕入数および仕入金額を紐付けて設定した仕入データ、前記商品の前記ロット番号および仕入諸掛金額を紐付けて設定した仕入諸掛データ、ならびに、前記商品の前記ロット番号および為替差損益金額を紐付けて設定した為替差損益データを含む取引データを記憶する取引記憶手段、
を備え、
前記制御部において実行される、
指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記仕入数の合計仕入数、前記仕入金額の合計仕入金額、前記仕入諸掛金額の合計仕入諸掛金額および前記為替差損益金額の合計為替差損益金額に基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間におけるロット番号在庫評価単価を設定したロット番号在庫評価単価データを取得する在庫評価単価取得ステップ、
を含むことを特徴とする損益管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、損益管理装置、損益管理方法、および、損益管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、仕入単価の月次総平均値、または、仕入単価および口銭金額の月次総平均値を在庫評価単価として取得する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-152818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、仕入単価の月次単位の総平均値や移動平均を用いずに、ロット番号単位の在庫評価単価を計算することができないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、ロット番号単位の在庫評価単価を計算し、在庫金額を評価することができ、且つ、損益を把握することができる損益管理装置、損益管理方法、および、損益管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る損益管理装置は、記憶部と制御部とを備えた損益管理装置であって、前記記憶部は、商品のロット番号、仕入計上時、仕入数および仕入金額を紐付けて設定した仕入データ、前記商品の前記ロット番号、諸掛計上時および仕入諸掛金額を紐付けて設定した仕入諸掛データ、ならびに、前記商品の前記ロット番号および所定期間における為替差損益金額を紐付けて設定した為替差損益データを含む取引データを記憶する取引記憶手段、を備え、前記制御部は、指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記仕入数の合計仕入数、前記仕入金額の合計仕入金額、前記仕入諸掛金額の合計仕入諸掛金額および前記為替差損益金額の合計為替差損益金額に基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間におけるロット番号在庫評価単価を設定したロット番号在庫評価単価データを取得する在庫評価単価取得手段、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る損益管理装置において、前記取引データは、更に、前記商品の前記ロット番号、売上計上時および売上数を紐付けて設定した売上データを含み、前記制御部は、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記売上数、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記ロット番号在庫評価単価、および、前記商品の前記ロット番号毎の当該指定期間の前期間における前記ロット番号在庫評価単価に基づいて、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における原価差額を設定した原価差額データを取得する原価差額取得手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る損益管理装置において、前記取引データは、更に、前記商品の前記ロット番号、支払計上時および支払金額を紐付けて設定した支払データを含み、前記制御部は、前記支払データを用いた前記仕入データに対する支払消込処理により、前記商品の前記ロット番号、前記支払計上時、前記仕入金額、支払消込金額および前記為替差損益金額を紐付けて設定した支払消込データを取得し、前記支払消込データに基づいて、前記商品の前記ロット番号および前記所定期間における前記為替差損益金額を紐付けて設定した前記為替差損益データを取得する取引取得手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る損益管理装置において、前記在庫評価単価取得手段は、更に、前記取引データに基づいて、前記指定期間迄に発生している前記取引データを前記商品の前記ロット番号毎に集計することにより、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入数、前記合計仕入金額、前記合計仕入諸掛金額および前記合計為替差損益金額を算出することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る損益管理装置において、前記在庫評価単価取得手段は、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入金額と前記合計仕入諸掛金額と前記合計為替差損益金額との合計を被除数とし、前記指定期間迄に発生している前記商品の前記ロット番号毎の前記合計仕入数を除数とした場合の商を、前記商品の前記ロット番号毎の前記指定期間における前記ロット番号在庫評価単価として算出することで、前記ロット番号在庫評価単価データを取得することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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