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公開番号2025083151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196881
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 40/279 20200101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】コンテンツの提供者が、コンテンツが示す事象に関してどのような立ち位置を有しているかを把握する。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、提供者が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集する収集部と、入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、コンテンツ情報と、所定の事象に対する提供者の立ち位置をコンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、当該事象に対する提供者の立ち位置を推定する推定部と、推定部により推定された立ち位置を示す立ち位置情報とともに、事象に関して提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する提供部とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
提供者が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集する収集部と、
入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コンテンツ情報と、所定の事象に対する前記提供者の立ち位置を前記コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、当該事象に対する前記提供者の立ち位置を推定する推定部と、
前記推定部により推定された立ち位置を示す立ち位置情報とともに、前記事象に関して前記提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する提供部と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記推定部は、
前記事象に関するコンテンツを提供する提供者の数が所定の閾値以上である場合に、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記推定部は、
前記事象に関するコンテンツの数が所定の閾値以上である場合に、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記推定部は、
前記事象に関するコンテンツの閲覧数が所定の閾値以上である場合に、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記推定部は、
前記事象に関するコンテンツに対して利用者から投稿されたコメントの数が所定の閾値以上である場合に、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記推定部は、
前記モデルに対し、前記事象コンテンツに関する情報を含む前記コンテンツ情報と、前記指示文章とを入力することで、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記推定部は、
前記モデルに対し、前記事象と対応するカテゴリの事象に関するコンテンツに関する前記コンテンツ情報と、前記指示文章とを入力することで、前記立ち位置を推定する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記収集部は、
複数の提供者の各々が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集し、
前記推定部は、
前記モデルに対し、前記コンテンツ情報と、前記事象に対する対象の提供者の立ち位置を当該提供者が提供するコンテンツに関する前記コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、前記事象に対する前記複数の提供者の各々の立ち位置を推定する推定部と、
前記提供部は、
前記複数の提供者の立ち位置を示す立ち位置情報とともに、前記事象に関して前記複数の提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
提供者が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集する収集工程と、
入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コンテンツ情報と、所定の事象に対する前記提供者の立ち位置を前記コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、当該事象に対する前記提供者の立ち位置を推定する推定工程と、
前記推定工程により推定された立ち位置を示す立ち位置情報とともに、前記事象に関して前記提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する提供工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項１０】
提供者が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集する収集手順と、
入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コンテンツ情報と、所定の事象に対する前記提供者の立ち位置を前記コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、当該事象に対する前記提供者の立ち位置を推定する推定手順と、
前記推定手順により推定された立ち位置を示す立ち位置情報とともに、前記事象に関して前記提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する提供手順と
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、インターネットを介した情報配信に関する技術が知られている。このような技術の一例として、ニュース記事を評価するための技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－０８１３９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述した技術では、コンテンツの提供者が、コンテンツが示す事象に関してどのような立ち位置を有しているかを把握することができるとは言えない。
【０００５】
例えば、上述した技術では、ニュース記事から抽出された対象語句のそれぞれに対して予め設定されている個別スコアを合計することにより、ニュース記事を評価した評価値を算出しているに過ぎず、コンテンツの提供者が、コンテンツが示す事象に関してどのような立ち位置を有しているかを把握ことができるとは言えない。
【０００６】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツの提供者が、コンテンツが示す事象に関してどのような立ち位置を有しているかを把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本願に係る情報処理装置は、提供者が提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を収集する収集部と、入力された質問に対して回答を出力するように学習されたモデルに対し、前記コンテンツ情報と、所定の事象に対する前記提供者の立ち位置を前記コンテンツ情報に基づいて出力するように指示する指示文章とを入力することで、当該事象に対する前記提供者の立ち位置を推定する推定部と、前記推定部により推定された立ち位置を示す立ち位置情報とともに、前記事象に関して前記提供者が提供する事象コンテンツを利用者に提供する提供部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
実施形態の一態様によれば、コンテンツの提供者が、コンテンツが示す事象に関してどのような立ち位置を有しているかを把握することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図２は、実施形態に係る利用者端末１００の画面の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係る情報処理装置１０の構成例を示す図である。
図４は、提供者情報データベース３１の一例を示す図である。
図５は、コンテンツ情報データベース３２の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図７は、情報処理装置１０の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態（以下、「実施形態」と呼ぶ）について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
（【００１１】以降は省略されています）

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