TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025083121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196820
出願日
2023-11-20
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人
LINEヤフー株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
16/907 20190101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ノードの追加順序を考慮してグラフを生成する。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、生成部とを有する。取得部は、検索対象となる複数のオブジェクトを示すオブジェクト情報と、複数のオブジェクトの各々に対応する複数のノードがエッジで連結されたグラフを生成する際に、複数のオブジェクトから、グラフに追加するオブジェクトの選択順序の基準となる基準情報とを取得する。生成部は、基準情報が示す選択順序の基準に基づいて、複数のオブジェクトのうち、未選択の一のオブジェクトを選択し、選択した一のオブジェクトに対応する一のノードをグラフに追加し、グラフを検索する検索処理により抽出された一のノードの近傍ノードと、一のノードとの間をエッジで連結する登録処理を実行することにより、グラフを生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
検索対象となる複数のオブジェクトを示すオブジェクト情報と、前記複数のオブジェクトの各々に対応する複数のノードがエッジで連結されたグラフを生成する際に、前記複数のオブジェクトから、前記グラフに追加するオブジェクトの選択順序の基準となる基準情報とを取得する取得部と、
前記基準情報が示す前記選択順序の基準に基づいて、前記複数のオブジェクトのうち、未選択の一のオブジェクトを選択し、選択した前記一のオブジェクトに対応する一のノードを前記グラフに追加し、前記グラフを検索する検索処理により抽出された前記一のノードの近傍ノードと、前記一のノードとの間を前記エッジで連結する登録処理を実行することにより、前記グラフを生成する生成部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記取得部は、
前記複数のオブジェクトのうち、疎な空間に位置するオブジェクトから順に選択する前記基準を示す前記基準情報を取得し、
前記生成部は、
前記疎な空間に位置するオブジェクトから順に前記一のオブジェクトとして選択し、選択した前記一のオブジェクトを対象とする前記登録処理の実行を繰り返すことにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、
前記複数のオブジェクトにおける他のオブジェクトとの位置関係に基づく前記選択順序の基準を示す前記基準情報とを取得し、
前記生成部は、
前記他のオブジェクトとの位置関係に基づいて、前記一のオブジェクトを選択し、選択した前記一のオブジェクトを対象とする前記登録処理の実行を繰り返すことにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、
前記複数のオブジェクトのうち、他のオブジェクトから遠いオブジェクトから順に選択する前記基準を示す前記基準情報を取得し、
前記生成部は、
前記他のオブジェクトから遠いオブジェクトから順に前記一のオブジェクトとして選択し、選択した前記一のオブジェクトを対象とする前記登録処理の実行を繰り返すことにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得部は、
前記複数のオブジェクトのうち、近傍に位置する所定の数の前記他のオブジェクトからの距離が遠いオブジェクトから順に選択する前記基準を示す前記基準情報を取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、
前記複数のオブジェクトのうち、近傍に位置する所定の数の前記他のオブジェクトからの距離の平均が大きいオブジェクトから順に選択する前記基準を示す前記基準情報を取得する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、
前記グラフとは異なる他のグラフであって、前記複数のオブジェクトの各々に対応する複数のノードがエッジで連結された他のグラフである登録処理用グラフと、前記登録処理用グラフにおける前記複数のノード間の接続関係に基づく前記選択順序の基準を示す前記基準情報とを取得し、
前記生成部は、
前記登録処理用グラフにおける前記複数のノード間の接続関係に基づいて、前記一のオブジェクトを選択し、選択した前記一のオブジェクトを対象とする前記登録処理の実行を繰り返すことにより、前記グラフを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得部は、
前記複数のノードの各々から所定数の近傍ノードへ入力されるエッジを含む登録処理用グラフを取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得部は、
前記登録処理用グラフにおいて他のノードから接続されるエッジの入次数に基づく前記選択順序の基準を示す前記基準情報を取得し、
前記生成部は、
前記入次数に基づいて、前記一のオブジェクトを選択する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、
前記登録処理用グラフにおいて前記入次数の少ないオブジェクトから順に選択する前記基準を示す前記基準情報を取得し、
前記生成部は、
前記登録処理用グラフにおいて前記入次数の少ないオブジェクトから順に前記一のオブジェクトとして選択する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、種々の情報を探索(検索)する技術が提供されている。例えば、所定の対象に関する検索を行うために、検索対象に対応するノードがエッジにより連結されたグラフデータを生成する技術が提供されている。また、このような技術は、例えば画像検索等に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-027810号公報
特許第7330756号公報
特許第7080803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術には、改善の余地がある。例えば、上記の従来技術では、オブジェクトに対応するノードを追加する際の順序については特に考慮されておらず、ノードの追加順序によっては所望のグラフを生成することが難しい場合がある。そのため、従来技術では、ノードの追加順序の観点においては改善の余地があり、ノードの追加順序を考慮してグラフを生成することが望まれている。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ノードの追加順序を考慮してグラフを生成する情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、検索対象となる複数のオブジェクトを示すオブジェクト情報と、前記複数のオブジェクトの各々に対応する複数のノードがエッジで連結されたグラフを生成する際に、前記複数のオブジェクトから、前記グラフに追加するオブジェクトの選択順序の基準となる基準情報とを取得する取得部と、前記基準情報が示す前記選択順序の基準に基づいて、前記複数のオブジェクトのうち、未選択の一のオブジェクトを選択し、選択した前記一のオブジェクトに対応する一のノードを前記グラフに追加し、前記グラフを検索する検索処理により抽出された前記一のノードの近傍ノードと、前記一のノードとの間を前記エッジで連結する登録処理を実行することにより、前記グラフを生成する生成部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ノードの追加順序を考慮してグラフを生成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、実施形態に係るオブジェクト情報記憶部の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る基準情報記憶部の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係るグラフ情報記憶部の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る起点用情報記憶部の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、実施形態に係る情報処理に用いる起点用情報の一例を示す図である。
図10は、グラフデータを用いた検索処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、エッジ追加前の空間情報及び従来の処理により生成されたグラフの一例を示す図である。
図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.情報処理〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、情報処理装置100(図3参照)がグラフに追加するオブジェクトの選択順序の基準(以下単に「基準」ともいう)に基づいて、複数のオブジェクトのうち、未選択の一のオブジェクトを選択して、選択したオブジェクトに対応するノード(以下「追加ノード」ともいう)を、順次グラフデータ(単に「グラフ」ともいう)に追加する処理(「逐次登録処理」ともいう)により、グラフの生成を行う場合を示す。図1では、オブジェクトの選択順序の基準として、各オブジェクトについて他のオブジェクトとの間の距離を用いる場合を一例として説明する。なお、図1で説明する基準は、オブジェクトの選択順序の基準の一例に過ぎず、様々な基準が用いられてもよいが、この点については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
政治のAI化
14日前
個人
非正規コート
1か月前
個人
物品給付年金
19日前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
プラグインホームページ
5日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
20日前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
12日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
15日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
14日前
個人
日誌作成支援システム
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
14日前
ひびきの電子株式会社
認証システム
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
14日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
7日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
19日前
株式会社アジラ
データ転送システム
14日前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
11日前
オベック実業株式会社
接続構造
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
5日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
22日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
11日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
今日
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
1か月前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
15日前
ミサワホーム株式会社
荷物搬送システム
11日前
西日本電信電話株式会社
評価装置
6日前
株式会社大林組
施工管理システム
7日前
続きを見る
他の特許を見る