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公開番号
2025083079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196755
出願日
2023-11-20
発明の名称
コンクリート型枠の堰板支持構造及びコンクリート型枠の設置方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
11/12 20060101AFI20250523BHJP(建築物)
要約
【課題】段ボールで構成された堰板を用いても、コンクリートの躯体精度の低下を抑制することができる。
【解決手段】コンクリート型枠の堰板支持構造は、段ボールで構成される堰板の側端部を覆うように堰板を水平方向から保持する支柱と、堰板同士の上端部と下端部とを覆うように堰板同士を鉛直方向に連結させる横架材と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
段ボールで構成される堰板の側端部を覆うように前記堰板を水平方向から保持する支柱と、
前記堰板同士の上端部と下端部とを覆うように前記堰板同士を鉛直方向に連結させる横架材と、
を備えるコンクリート型枠の堰板支持構造。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコンクリート型枠の堰板支持構造において、
前記支柱は、セパレータの一端部を挿通可能である挿通孔を有する、
コンクリート型枠の堰板支持構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のコンクリート型枠の堰板支持構造において、
前記堰板の外壁面側から前記堰板を水平方向に支持する支持材を備え、
前記支柱は、前記支持材を取付可能な取付部を有する、
コンクリート型枠の堰板支持構造。
【請求項4】
段ボールで構成される堰板の側端部を覆うように前記堰板を水平方向から支柱に保持させることと、
前記堰板の上端部を覆うように前記堰板の上方に横架材を設置することと、
別の前記堰板の下端部を覆うように前記横架材の上方に前記別の前記堰板を連結させることと、
を含むコンクリート型枠の設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート型枠の堰板支持構造及びコンクリート型枠の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の基礎を成型する場合、コンクリートを打設するためにコンクリート型枠が用いられる。このようなコンクリート型枠としては、例えば、特許文献1に示すように、鉛直方向における堰板同士の上端部の凹部と下端部の凹部との間に嵌合部材を嵌め込むことにより、堰板同士を鉛直方向に連結可能である構成が開示されている。
【0003】
このようなコンクリート型枠としては、合板で構成される堰板を用いることが一般的であるが、軽量化の観点から、段ボールで構成される堰板を用いることが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3905551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このようなコンクリート型枠の設置方法では、フレッシュコンクリートに含まれる水分が、段ボールで構成された堰板の端部から堰板に入り込むおそれがあった。このように、段ボールで構成された堰板に水分が入り込むと、堰板が変形してしまうおそれがあった。このため、段ボールで構成された堰板を用いた場合であっても、コンクリートの躯体精度の低下を抑制することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するコンクリート型枠支持構造は、段ボールで構成される堰板の側端部を覆うように前記堰板を水平方向から保持する支柱と、前記堰板同士の上端部と下端部とを覆うように前記堰板同士を鉛直方向に連結させる横架材と、を備える。
【0007】
上記課題を解決するコンクリート型枠支持構造の設置方法は、段ボールで構成される堰板の側端部を覆うように前記堰板を水平方向から支柱に保持させることと、前記堰板の上端部を覆うように前記堰板の上方に横架材を設置することと、別の前記堰板の下端部を覆うように前記横架材の上方に前記別の前記堰板を連結させることと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、段ボールで構成された堰板を用いても、コンクリートの躯体精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態のコンクリート型枠を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態の堰板を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態の下段支柱を示す斜視図である。
図4は、第1実施形態の下段角支柱を示す斜視図である。
図5は、第1実施形態の上段支柱を示す斜視図である。
図6は、第1実施形態の上段角支柱を示す斜視図である。
図7は、第1実施形態の横架材を示す斜視図である。
図8(A)及び図8(B)は、第1実施形態のコンクリート型枠を示す斜視図である。
図9(A)及び図9(B)は、第1実施形態のコンクリート型枠を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
コンクリート型枠の堰板支持構造及びコンクリート型枠の設置方法の一実施形態を説明する。以降、コンクリート型枠を単に型枠と示す。以下の説明では、鉛直方向Zと交差する方向を幅方向Xと示し、鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を厚み方向Yと示す。幅方向Xは、型枠の幅に沿う方向である。厚み方向Yは、型枠の厚みに沿う方向である。厚み方向Yは、打設されるコンクリートの厚みとなる方向にもなる。厚み方向Yのうちコンクリート打設面が成形される方向を内方Y1と示し、厚み方向Yのうちコンクリート打設面が成形されない方向を外方Y2と示す。
(【0011】以降は省略されています)
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