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公開番号2025082943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196527
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理に時間をかけずに、複数の画像のなかからボケの少ない画像を特定可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、撮像時に取得された慣性情報が付加された画像から、慣性情報を取得し、その慣性情報に基づいて、撮像時のブレ量が閾値未満の画像を特定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像時に取得された慣性情報が付加された画像から、前記慣性情報を取得する情報取得手段と、
前記慣性情報に基づいて、前記撮像時のブレ量が閾値未満の画像を特定する特定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
画像のボケ量を解析する解析手段を有し、
前記解析手段は、前記ブレ量が前記閾値未満である画像に対して前記解析を行い、
前記特定手段は、前記解析手段が解析した前記ボケ量がボケ閾値未満の画像を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
画像のボケ量を解析する解析手段を有し、
前記解析手段は、前記ブレ量が前記閾値未満である画像に対して前記解析を行い、
前記特定手段は、前記ブレ量が前記閾値未満の画像と前記解析手段が解析した前記ボケ量がボケ閾値未満の画像とを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記特定手段は、前記特定した画像を識別する識別情報を生成する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記特定手段は、前記識別情報を用いて、前記特定した画像のリストを生成することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記特定手段は、前記リストに基づく画像の一覧表を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定手段は、前記撮像時のシャッタースピードに基づいて、前記閾値を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記特定手段は、前記慣性情報が付加された複数の画像のブレ量を小さい順に並べた上位側の所定割合にあたる画像の前記ブレ量、もしくは、前記小さい順に並べた上位側の所定数番目にあたる画像の前記ブレ量を、前記閾値として設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記ボケ量がボケ閾値未満の画像に所定のフラグを付加して記録媒体に記録する手段を有することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記慣性情報は、前記画像を撮像する撮像装置が備える慣性センサにより検出された情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の画像のなかから画像を特定する情報処理技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年は、いわゆる4Kや8Kといった高解像度の動画を記録できるカメラが普及し始めている。4Kや8K等の動画を構成する各フレームの画像は、十分な解像度を有しているため、静止画として用いることも可能である。しかしながら、動画の各フレームの画像のなかには、撮像対象の被写体等がボケてしまっている画像も存在する。撮像対象の被写体等の画像のボケは、被写体等の動きよるブレ、いわゆる手ブレやカメラワークなどによるカメラの動きによるブレ、被写体へのピントずれなどに起因して生ずる。
一方、特許文献1には、動画のフレームごとに画像のボケを解析し、その解析結果を基に、ボケが少ないフレームを選択可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-26937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、全てのフレームの画像に対してボケを解析するような処理を行うと、処理に長い時間がかかってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、処理に時間をかけずに、複数の画像のなかからボケの少ない画像を特定可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の情報処理装置は、撮像時に取得された慣性情報が付加された画像から、前記慣性情報を取得する情報取得手段と、前記慣性情報に基づいて、前記撮像時のブレ量が閾値未満の画像を特定する特定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、処理に時間をかけずに、複数の画像のなかからボケの少ない画像を特定可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置を含むシステム構成例を示す図である。
低蓄積ブレの画像を特定して一覧表示する処理のフローチャートである。
低蓄積ブレの画像リストを生成する処理のフローチャートである。
少ボケフレームを特定して一覧表示する処理のフローチャートである。
少ボケフラグを基に画像リストを生成する処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。以下の各実施形態において、同一の構成や工程には同じ参照符号を付して説明する。
【0010】
<システム構成例>
図1(A)は、実施形態に係る情報処理装置を含むシステム構成の一例を示した図である。
図1(A)に示すように、本実施形態のシステムは、一例として、カメラ101、情報処理装置102、およびディスプレイ103を含んで構成されている。なおこれらの構成は一例であり、さらにプリンタやネットワークなどへ接続するための通信装置などの他の構成が含まれていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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