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公開番号2025081226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024175589
出願日2024-10-07
発明の名称電気車両のための充電ポートおよび充電回路
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250520BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明の好適な実施形態は、DC急速充電システム、またはACグリッド電力(主電源)によって充電可能な電気車両を提供する。
【解決手段】本発明の好適な実施形態に係る電気車両は、
電池パックと、前記電池パックに含まれる少なくとも1つの第1電池モジュールを収容する第1ハウジングと、前記電池パックに電力を分配する配電ユニットと、記配電ユニットを収容する配電ユニットハウジングと、前記電池パックを充電するためにDC電圧電源に接続する少なくとも1つのDC充電ポートと、を備える。前記少なくとも1つのDC充電ポートは、前記配電ユニットハウジングに取り付けられ、前記配電ユニットハウジングは、前記第1ハウジングに取り付けられる。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項１】
電池パックと、
前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第１電池モジュールを収容する第１ハウジングと、
前記電池パックに電力を分配する配電ユニットと、
前記配電ユニットを収容する配電ユニットハウジングと、
前記電池パックを充電するためにＤＣ電圧電源に接続する少なくとも１つのＤＣ充電ポートと、を備え、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記配電ユニットハウジングに取り付けられ、
前記配電ユニットハウジングは、前記第１ハウジングに取り付けられた電気車両。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートを覆うカバーであって、固定部および軸周りに移動可能な可動部を含むカバーをさらに備え、
前記カバーの前記固定部および前記可動部は、ヒンジを介して連結され、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記カバーによって覆われ、隙間を隔てて互いに隣接する第１ＤＣ充電ポートおよび第２ＤＣ充電ポートを含み、
前記第１ＤＣ充電ポートおよび前記第２ＤＣ充電ポートのそれぞれは、ケーブルまたはワイヤーハーネスを受容するレセプタクルを含み、
前記ヒンジの少なくとも連結部は、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置し、
前記第１ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心と、前記第２ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心との間の距離ｄは、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置する前記ヒンジの前記連結部の幅ｈよりも大きい請求項１に記載の電気車両。
【請求項３】
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、上下方向において同じ高さに位置する複数のＤＣ充電ポートを含む請求項１に記載の電気車両。
【請求項４】
前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第２電池モジュールを収容する第２ハウジングをさらに備え、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記第１ハウジングの前面および前記第２ハウジングの前面より前方に位置する請求項１に記載の電気車両。
【請求項５】
前記配電ユニットハウジングは、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートと前記第１ハウジングとの間に位置する請求項１に記載の電気車両。
【請求項６】
前記配電ユニットハウジングおよび前記第１ハウジングは、前後方向において重なり合う請求項１に記載の電気車両。
【請求項７】
前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第２電池モジュールを収容する第２ハウジングをさらに備え、
前記配電ユニットハウジングは、上下方向において前記第２ハウジングの上方に位置する請求項１に記載の電気車両。
【請求項８】
前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第２電池モジュールを収容する第２ハウジングをさらに備え、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記配電ユニットハウジングの前面より前方に位置し、
前記配電ユニットハウジングおよび前記第１ハウジングは、前後方向において重なり合い、
前記第１ハウジングは、上下方向において前記第２ハウジングの上方に位置する請求項１に記載の電気車両。
【請求項９】
前記第１ハウジングの幅は、前記第２ハウジングの幅より大きく、
前記第１ハウジングに取り付けられた前記配電ユニットハウジングの幅は、前記第２ハウジングの幅より大きい請求項８に記載の電気車両。
【請求項１０】
前記電気車両の前面に配置された少なくとも１つのヘッドライトをさらに備え、
前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートおよび前記少なくとも１つのヘッドライトは、前記電気車両を側面から見たとき、重なり合う請求項１に記載の電気車両。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電動トラクタなどの電気車両（ＥＶ：Electric Vehicle）のための充電ポートに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
業界が内燃エンジンからバッテリシステムで動く完全電動モータへと移行するにつれ、電気車両（ＥＶ）は、より普及しつつある。トラクタのような完全電動式の農作業車両を提供するためには、大電流充電ステーションに接続される高電圧バッテリシステムが必要である。本発明者らは、このような電動式の農作業車両の充電ポートに対する安全手段を提供するための要件を充足する新規な構成を考案した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の好適な実施形態は、ＤＣ急速充電を可能にし、追加的な安全手段を備えたＥＶトラクタなどの電気作業車両の充電ポートを提供する。
【０００４】
本発明の好適な実施形態は、ＤＣ急速充電システム、またはＡＣグリッド電力（主電源）によって充電可能な電気車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）は、電池パックと、前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第１電池モジュールを収容する第１ハウジングと、前記電池パックに電力を分配する配電ユニットと、前記配電ユニットを収容する配電ユニットハウジングと、前記電池パックを充電するためにＤＣ電圧電源に接続する少なくとも１つのＤＣ充電ポートと、を備える。前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記配電ユニットハウジングに取り付けられ、前記配電ユニットハウジングは、前記第１ハウジングに取り付けられる。
【０００６】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）は、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートを覆うカバーであって、固定部および軸周りに移動可能な可動部を含むカバーをさらに備える。前記カバーの前記固定部および前記可動部は、ヒンジを介して連結される。前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記カバーによって覆われ、隙間を隔てて互いに隣接する第１ＤＣ充電ポートおよび第２ＤＣ充電ポートを含む。前記第１ＤＣ充電ポートおよび前記第２ＤＣ充電ポートのそれぞれは、ケーブルまたはワイヤーハーネスを受容するレセプタクルを含む。前記ヒンジの少なくとも連結部は、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置する。前記第１ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心と、前記第２ＤＣ充電ポートに接続された前記ケーブルまたは前記ワイヤーハーネスの中心との間の距離ｄは、前記第１ＤＣ充電ポートと前記第２ＤＣ充電ポートとの間に位置する前記ヒンジの前記連結部の幅ｈよりも大きい。
【０００７】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、上下方向において同じ高さに位置する複数のＤＣ充電ポートを含む。
【０００８】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）は、前記電池パックに含まれる少なくとも１つの第２電池モジュールを収容する第２ハウジングを備える。前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートは、前記第１ハウジングの前面および前記第２ハウジングの前面より前方に位置する。
【０００９】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記配電ユニットハウジングは、前記少なくとも１つのＤＣ充電ポートと前記第１ハウジングとの間に位置する。
【００１０】
本発明の好適な実施形態に係る電気車両（ＥＶ）において、前記配電ユニットハウジングおよび前記第１ハウジングは、前後方向において重なり合う。
（【００１１】以降は省略されています）

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