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公開番号2025081108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194647
出願日2023-11-15
発明の名称電子装置及び電力変換装置
出願人Astemo株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】
小型化を図りつつ圧力損失の上昇を抑制することができるようにすること。
【解決手段】
第1発熱部品と、第2発熱部品と、第1発熱部品及び第2発熱部品の一の面と対向するように設けられている第1流路と、第2発熱部品の他の面と対向するように設けられ、第1流路と接続されている第2流路と、第1流路の延伸方向と冷却水の流入方向とが揃うように設けられており、第1流路及び第2流路に冷却水を供給する給水口と、を備え、第2流路における給水口との対向面に、第1流路に向けて傾斜する傾斜部を設けた。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1発熱部品と、
第2発熱部品と、
前記第1発熱部品及び前記第2発熱部品の一の面と対向するように設けられている第1流路と、
前記第2発熱部品の他の面と対向するように設けられ、前記第1流路と接続されている第2流路と、
前記第1流路の延伸方向と冷却水の流入方向とが揃うように設けられており、前記第1流路及び前記第2流路に冷却水を供給する給水口と、
を備え、
前記第2流路における前記給水口との対向面に、前記第1流路に向けて傾斜する傾斜部を設けたことを特徴とする電子装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
冷却水が供給される給水口付近において、前記給水口から前記第1流路及び前記第2流路に至るまでの部分に、前記給水口に流入する冷却水が進行する方向に対して傾斜する傾斜面を含む給水口傾斜部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記第2流路が内部に形成された装置水平部と、
前記第1流路が内部に形成されているとともに、前記装置水平部に対して略直交する装置垂直部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項4】
前記第2発熱部品は、
前記第1発熱部品よりも発熱量が大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項5】
前記第2発熱部品は、
前記第1発熱部品よりも高さが高いことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項6】
前記第2発熱部品は、外部から主回路に供給される直流電流の電流センサである
ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項7】
第1発熱部品と、第2発熱部品と、前記第1発熱部品及び前記第2発熱部品の一の面と対向するように設けられている第1流路と、前記第2発熱部品の他の面と対向するように設けられ、前記第1流路と接続されている第2流路と、前記第1流路の延伸方向と冷却水の流入方向とが揃うように設けられており、前記第1流路及び前記第2流路に冷却水を供給する給水口と、を備え、前記第2流路における前記給水口との対向面に、前記第1流路に向けて傾斜する傾斜部を設けた電子装置を搭載する
ことを特徴とする電力変換装置。
【請求項8】
冷却水が供給される給水口付近において、前記給水口から前記第1流路及び前記第2流路に至るまでの部分に、前記給水口に流入する冷却水が進行する方向に対して傾斜する傾斜面を含む給水口傾斜部を備える
ことを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
【請求項9】
前記第2流路が内部に形成された装置水平部と、
前記第1流路が内部に形成されているとともに、前記装置水平部に対して略直交する装置垂直部と、
を備えることを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
【請求項10】
前記第2発熱部品は、
前記第1発熱部品よりも発熱量が大きい
ことを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置及び電力変換装置に関し、例えば、冷却機能を備えた電子装置及び電力変換装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に電力変換装置においては、発熱部品を冷却するための冷却装置が搭載されている。例えば、特許文献1は、全体構造の簡略化と発熱部品の冷却の両立を図るため、冷却装置の冷却水の流路の壁面の一部がキャパシタケースを兼ねる構成が開示されているとともに、発熱部品を水平面及び垂直面の2面で冷却する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/220563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、冷却水の流入方向と冷却水が流れる方向とが一致していないため、冷却水の流れる方向が変わる地点で圧力損失が過剰に発生しうる。また、特許文献1に開示された構成では、全体構造の小型化を図るために冷却水の流路の断面を狭くしようとすると、圧力損失が急激に上昇するおそれがあった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、小型化を図りつつ圧力損失の上昇を抑制することができる電子装置及び電力変換装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明においては、第1発熱部品と、第2発熱部品と、前記第1発熱部品及び前記第2発熱部品の一の面と対向するように設けられている第1流路と、前記第2発熱部品の他の面と対向するように設けられ、前記第1流路と接続されている第2流路と、前記第1流路の延伸方向と冷却水の流入方向とが揃うように設けられており、前記第1流路及び前記第2流路に冷却水を供給する給水口と、を備え、前記第2流路における前記給水口との対向面に、前記第1流路に向けて傾斜する傾斜部を設けるようにした。
【0007】
また、本発明においては、第1発熱部品と、第2発熱部品と、前記第1発熱部品及び前記第2発熱部品の一の面と対向するように設けられている第1流路と、前記第2発熱部品の他の面と対向するように設けられ、前記第1流路と接続されている第2流路と、前記第1流路の延伸方向と冷却水の流入方向とが揃うように設けられており、前記第1流路及び前記第2流路に冷却水を供給する給水口と、を備え、前記第2流路における前記給水口との対向面に、前記第1流路に向けて傾斜する傾斜部を設けた電子装置を搭載するようにした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型化を図りつつ圧力損失の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態による冷却装置を搭載する電力変換装置の構成例を示すシステム構成図である。
図1に示す冷却装置の外観上の構成例を示す斜視図である。
図2に示す冷却装置の構成例を示す断面図である。
図2に示す冷却装置の構成例を示す断面図である。
図2に示す冷却装置の構成例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態を詳述する。
(【0011】以降は省略されています)

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