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公開番号2025080699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023194024
出願日2023-11-14
発明の名称分電盤
出願人パナソニック株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H02B 1/40 20060101AFI20250519BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】施設の壁面の利用効率を向上させる。
【解決手段】分電盤1は、施設F1の壁面W1に取り付けられる。分電盤1は、筐体2と、蓋体3と、を備える。筐体2は、ブレーカの一部を露出させた状態でブレーカを収容する。蓋体3は、筐体2に取り付けられる端部31を有し、ブレーカの露出部分を覆う閉位置と上記露出部分を開放する開位置との間で移動可能である。筐体2は、蓋体の端部31が連結される側板224を有する。蓋体3の端部31は、蓋体3が閉位置から開位置に移動する際に、壁面W1の法線方向である第1方向D1と直交する第2方向D2において側板224の外表面2241側とは反対側に移動する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
施設の壁面に取り付けられる分電盤であって、
ブレーカの一部を露出させた状態で前記ブレーカを収容する筐体と、
前記筐体に取り付けられる端部を有し、前記ブレーカの露出部分を覆う閉位置と前記露出部分を開放する開位置との間で移動可能な蓋体と、を備え、
前記筐体は、前記蓋体の前記端部が連結される側板を有し、
前記蓋体の前記端部は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に移動する際に、前記壁面の法線方向である第1方向と直交する第2方向において前記側板の外表面側とは反対側に移動する、
分電盤。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記蓋体の前記端部は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に移動する際に、前記側板の前記外表面を越えないように移動する、
請求項1に記載の分電盤。
【請求項3】
前記筐体と前記蓋体とを連結する連結部材を更に備え、
前記連結部材の一部が移動することによって前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に移動する、
請求項1又は2に記載の分電盤。
【請求項4】
前記筐体は、前記連結部材を収容する収容部を更に有する、
請求項3に記載の分電盤。
【請求項5】
前記連結部材は、前記蓋体が前記開位置に位置している状態を保持する保持機能を有する、
請求項3に記載の分電盤。
【請求項6】
前記連結部材は、スライド丁番である、
請求項3に記載の分電盤。
【請求項7】
前記筐体は、前記側板が前記施設の天井面、前記壁面とは異なる他の壁面又は前記筐体とは異なる他の筐体と隣接するように設置される、
請求項1又は2に記載の分電盤。
【請求項8】
前記蓋体である第1蓋体とは異なる第2蓋体を更に備え、
前記筐体は、前記側板である第1側板とは異なり、前記第2方向において前記第1側板と対向する第2側板を更に有し、
前記第1蓋体と前記第2蓋体とは、前記第2方向において互いに異なる向きに移動可能である、
請求項1又は2に記載の分電盤。
【請求項9】
前記蓋体は、前記第1方向からの平面視において前記筐体よりも小さい、
請求項1又は2に記載の分電盤。
【請求項10】
前記蓋体は、前記第1方向からの平面視において前記筐体よりも大きい、
請求項1又は2に記載の分電盤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に分電盤に関し、より詳細には、施設の壁面に取り付けられる分電盤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の分電盤は、ケース部材と、ケース部材の内部に収容される配電機器と、ケース部材に取り付けられる扉と、を備える。特許文献1に記載の分電盤では、扉は、ケース部材の前面から露出する配電機器のハンドルを覆う閉位置と覆わない開位置との間で移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-17206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の分電盤では、扉を開位置に移動させた状態において、扉の一部がケース部材の上端面よりも上方に位置する。このため、戸建て住宅のような施設の壁面に分電盤を取り付ける場合に、天井面との間にスペースが必要になる。その結果、上記壁面の利用効率が低下するという問題がある。
【0005】
本開示の目的は、施設の壁面の利用効率を向上させることが可能な分電盤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る分電盤は、施設の壁面に取り付けられる分電盤である。前記分電盤は、筐体と、蓋体と、を備える。前記筐体は、ブレーカの一部を露出させた状態で前記ブレーカを収容する。前記蓋体は、前記筐体に取り付けられる端部を有し、前記ブレーカの露出部分を覆う閉位置と前記露出部分を開放する開位置との間で移動可能である。前記筐体は、前記蓋体の前記端部が連結される側板を有する。前記蓋体の前記端部は、前記蓋体が前記閉位置から前記開位置に移動する際に、前記壁面の法線方向である第1方向と直交する第2方向において前記側板の外表面側とは反対側に移動する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様に係る分電盤によれば、施設の壁面の利用効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る分電盤の蓋体が閉位置にあるときの正面図である。
図2は、同上の分電盤の蓋体が開位置にあるときの正面図である。
図3は、同上の分電盤に関し、図1のX1-X1線断面図である。
図4は、同上の分電盤の蓋体が途中位置にあるときの断面図である。
図5は、同上の分電盤に関し、図2のX2-X2線断面図である。
図6は、実施形態の変形例1に係る分電盤の適用例を示す正面図である。
図7は、実施形態の変形例2に係る分電盤の正面図である。
図8は、実施形態の変形例3に係る分電盤の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態)
以下、実施形態に係る分電盤について、図面を参照して説明する。以下の実施形態等において参照する図は、模式的な図であり、図中の構成要素の大きさ及び厚さは必ずしも実際の寸法を反映しているとは限らず、構成要素間における大きさの比及び厚さの比も、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
【0010】
(1)概要
まず、実施形態に係る分電盤1の概要について図1~図5を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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