TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025079124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191597
出願日
2023-11-09
発明の名称
角型カートン容器搬送装置
出願人
澁谷工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
43/54 20060101AFI20250514BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】開口部が平行四辺形に変形した状態でカートン容器が供給された場合であっても、常に開口部を正方形に矯正して把持することができる角型カートン容器搬送装置を提供する。
【解決手段】一対の把持部材56は、角型カートン容器Cの対向する側面Aに対応して設けられ、容器Cの隣接する角部Bに当接する当接部64を備える。開放位置に位置した一対の把持部材56の間に容器Cを配置した状態で、一対の把持部材56を閉鎖位置へ移動させることにより、側面矯正部材61がコイルバネ62に付勢されて容器Cの側面Aを挟持し、側面Aが直線方向に直交するように変形して、当接部64が容器Cの角部Bに当接する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
角型カートン容器の対向する側面に対応して設けられ、前記容器の隣接する角部に当接する2つの当接部を備えた一対の把持部材と、
前記一対の把持部材を開放位置と閉鎖位置との間で同一直線方向に沿って移動させる開閉手段と、
前記一対の把持部材にそれぞれ設けられ、前記直線方向に沿って移動可能であり、前記側面に係合する側面矯正部材と、
前記一対の把持部材にそれぞれ設けられ、前記側面矯正部材を他方の把持部材側に突出する方向に付勢する付勢部材とを備え、
前記開放位置に位置した前記一対の把持部材の間に前記容器を配置した状態で、前記一対の把持部材を前記閉鎖位置へ移動させることにより、前記側面矯正部材が前記付勢部材に付勢されて前記側面を挟持し、前記側面が前記直線方向に直交するように変形して、前記当接部が前記容器の角部に当接する
ことを特徴とする角型カートン容器搬送装置。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
前記当接部は水平面内において、前記直線方向に対して傾斜した直線形状を有し、前記側面矯正部材は水平面内において、前記直線方向に直交する直線形状を有することを特徴とする請求項1に記載の角型カートン容器搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば牛乳等の液体内容物が充填されるゲーブルトップ紙容器等の角型カートン容器に関し、より詳しくは、角型カートン容器を、その開口部が開放した状態で搬送する角型カートン容器搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来このような角型カートン容器搬送装置として、特許文献1に記載された構成が知られており、この角型カートン容器搬送装置は、搬送される角型カートン容器の寸法が変更された場合にも対応することができる。すなわち、通常角型カートン容器の開口部の水平断面は正方形であるが、特許文献1の搬送装置は、角型カートン容器を保持する一対のカートン保持具の位置が開口部の大きさに応じて移動するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-255122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の搬送装置では、開口部の断面形状が平行四辺形に変形した状態でカートン容器が搬送装置に供給された場合、搬送装置のカートン保持具がカートン容器を把持しても開口部が正方形に矯正されない可能性があり、このような場合には、その後の内容物の充填工程や開口部のシール工程が正常に実行されないという問題が発生する。
【0005】
本発明は、開口部が平行四辺形に変形した状態でカートン容器が供給された場合であっても、常に開口部を正方形に矯正して把持することができる角型カートン容器搬送装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る角型カートン容器搬送装置は、角型カートン容器の対向する側面に対応して設けられ、容器の隣接する角部に当接する2つの当接部を備えた一対の把持部材と、一対の把持部材を開放位置と閉鎖位置との間で同一直線方向に沿って移動させる開閉手段と、一対の把持部材にそれぞれ設けられ、直線方向に沿って移動可能であり、容器側面に係合する側面矯正部材と、一対の把持部材にそれぞれ設けられ、側面矯正部材を他方の把持部材側に突出する方向に付勢する付勢部材とを備え、開放位置に位置した一対の把持部材の間に容器を配置した状態で、一対の把持部材を閉鎖位置へ移動させることにより、側面矯正部材が付勢部材に付勢されて容器側面を挟持し、容器側面が直線方向に直交するように変形して、当接部が容器の角部に当接することを特徴としている。
【0007】
好ましくは、当接部は水平面内において、直線方向に対して傾斜した直線形状を有し、側面矯正部材は水平面内において、直線方向に直交する直線形状を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、開口部が平行四辺形に変形した状態でカートン容器が供給された場合であっても、常に開口部を正方形に矯正して把持することができる角型カートン容器搬送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態である角型カートン容器搬送装置が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示す平面図である。
角型カートン容器搬送装置を示す平面図である。
角型カートン容器搬送装置の作用を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下図示された実施形態に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態である角型カートン容器搬送装置50が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示している。このシステムにおいて、シール装置10と充填装置11の本体には無端チェーン12が掛け回され、シール装置10と充填装置11はそれぞれ軸心周りに連続的に回転する。充填装置11の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎に充填ヘッド16が取付けられ、シール装置10の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎にシールヘッド17が取付けられる。すなわち本実施形態では角型カートン容器Cは連続搬送され、後述するように、連続搬送の間に、容器Cに対する充填動作とシール動作が行われる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
澁谷工業株式会社
シール装置
18日前
澁谷工業株式会社
袋供給装置
20日前
澁谷工業株式会社
角型カートン容器搬送装置
18日前
澁谷工業株式会社
線維化を伴う肝疾患を予防又は治療するための医薬組成物
20日前
澁谷工業株式会社
巻き締めキャップの良否判定方法およびキャッピング装置
20日前
個人
箱
8か月前
個人
包装体
8か月前
個人
ゴミ箱
7か月前
個人
コンベア
16日前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
容器
4か月前
個人
宅配システム
2か月前
個人
楽ちんハンド
9日前
個人
パウチ補助具
7か月前
個人
土嚢運搬器具
3か月前
個人
角筒状構造体
26日前
個人
折り畳み水槽
8か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
個人
コード類収納具
3か月前
個人
閉塞装置
5か月前
個人
ダンボール宝箱
8か月前
個人
ゴミ処理機
4か月前
個人
圧縮収納袋
8か月前
株式会社コロナ
梱包材
26日前
個人
貯蔵サイロ
2か月前
株式会社和気
包装用箱
4か月前
個人
包装箱
5か月前
三甲株式会社
蓋体
3か月前
個人
塗料容器用蓋
8か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
1か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
8か月前
続きを見る
他の特許を見る