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公開番号
2025078300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190762
出願日
2023-11-08
発明の名称
回転体表面の異常摩耗度合い診断装置
出願人
株式会社JRC
代理人
個人
主分類
G01M
13/02 20190101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ベルトコンベヤのローラやプーリなどの回転体本体や、本体に巻き付けたラギング材の異常磨耗による破損(剥離)の有無を、直接的な目視確認をせずに検知して外部へ安全に知らせるようにする。
【解決手段】ベルトaの走行を案内するプーリPなどの回転体の外周全面にラギング材5を設けると共に、このラギング材5の表面に溝6を設け、この溝6内に配線7でそれぞれが接続された検知コード8を埋め込んだ回転体表面の異常摩耗度合い診断装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベルトの走行を案内するローラやプーリの回転体であって、この回転体の外周全面にラギング材を設けると共に、このラギング材の表面に溝を設け、この溝内に配線でそれぞれが接続された検知コードを埋め込んだことを特徴とする回転体表面の異常摩耗度合い診断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、プーリなどの回転体表面の異常摩耗度合いを診断する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ベルトコンベヤに代表される搬送装置には、周知のように多くのプーリやローラのような回転体によって、当然回転しながら搬送物を搬送するベルトを支承している。
【0003】
これらの回転体の中でも、特にベルトと強く接する回転体であるプーリの表面を摩耗から保護する、コンベヤを効果よく駆動する、又はベルトと鋼鉄製プーリ間の摩擦抵抗を大きくする目的のために、プーリ表面に強化ゴムラギング材やセラミックに代表される摩擦抵抗が大きく期待できる素材を巻き付けることがある。
【0004】
しかし、使用するラギングの材質あるいは回転体の据え付け位置やその環境等によって、個々の差こそあるが当然摩耗や損傷があり、その度合いは異なる。また、異常摩耗や剥離はベルトの片寄り(蛇行)によっても起こり得る現象でもある。
【0005】
一般的な摩耗の要因として、コンベヤの運転時間や搬送物の性状、ラギング材の材質があげられる。ベルトコンベヤが運転中であっても休転中であっても、プーリにベルトが巻き付いた状態ではプーリ個々をフリーで回しながら点検することは容易ではないし、非現実的で危険でもある。
【0006】
その為に、鋼鉄製プーリ表面の異常磨耗の有無を点検する際、表面をラギング材で覆っている場合、往々にしてメンテナンス時に見過ごしたり、損傷の有無を見過ごすことが多々あった。それは、現状では据え付けた状態でのプーリ全周を、安全に調査することは到底不可能に近いからである。
【0007】
プーリのような回転体の表面の磨耗対策の一例として施行されているラギング材が、一旦異常磨耗や剥離を起こすと、特にプーリの場合はコンベヤ全体の運転や操業に重大な影響を与えることは周知の通りである。
【0008】
そこで、ベルトコンベヤが操業中であっても、ベルトが回転体に巻き付けた状態であっても、回転体の表面に施行したラギング材の磨耗の有無を事前に検知する方法の必要性が生じていた。
【0009】
そして、上述の表面の磨耗している度合いの診断方法としての例として、ラギング材を用いた既知の技術として、ローラの外周面に凹入部を設けて、この凹入部に上記パイプの摩耗度合いを診断する充填材を充填した従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実用新案登録第3190773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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