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公開番号
2025078074
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2024193951
出願日
2024-11-05
発明の名称
SiCエピタキシャルウェハ
出願人
株式会社レゾナック
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/20 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】大口径で、板厚が薄く、三角欠陥の少ない、SiCエピタキシャルウェハを提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態にかかるSiCエピタキシャルウェハは、SiC基板と、SiCエピタキシャル層を有する。前記SiC基板は、直径が195mm以上であり、板厚が460μm以下である。前記SiCエピタキシャル層は、三角欠陥の密度が0.2個/cm
2
以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
SiC基板と、SiCエピタキシャル層を有し、
前記SiC基板は、直径が195mm以上であり、板厚が460μm以下であり、
前記SiCエピタキシャル層は、三角欠陥の密度が0.2個/cm
2
以下である、SiCエピタキシャルウェハ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
積層方向から平面視した際に、20mm角に区分された複数の単位露光領域のそれぞれにおける局所厚みムラ(LTV)が4μm以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項3】
積層方向から平面視した際に、20mm角に区分された複数の単位露光領域のそれぞれにおけるサイトフラットネス(SFQR)が2μm以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項4】
Warpが90μm以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項5】
最外周から7.5mm内側の円周と重なる位置にある支持点と厚み方向から見て重なる部分を繋ぐ面を基準面とした際におけるBowが60μm以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項6】
SORIが60μm以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項7】
前記SiCエピタキシャル層は、積層方向から平面視した際に、5mm角の複数の領域に区分でき、
前記複数の領域のうち前記三角欠陥を有さない領域の割合が98%以上である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項8】
前記SiCエピタキシャル層は、キャリア濃度のばらつきが20%以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
【請求項9】
前記SiCエピタキシャル層の膜厚のばらつきが5%以下である、請求項1に記載のSiCエピタキシャルウェハ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、SiCエピタキシャルウェハに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)に比べて絶縁破壊電界が1桁大きく、バンドギャップが3倍大きい。また、炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)に比べて熱伝導率が3倍程度高い等の特性を有する。そのため炭化珪素(SiC)は、パワーデバイス、高周波デバイス、高温動作デバイス等への応用が期待されている。このため、近年、上記のような半導体デバイスにSiCエピタキシャルウェハが用いられるようになっている。
【0003】
SiCエピタキシャルウェハは、SiC基板の表面にSiCエピタキシャル層を積層することで得られる。以下、SiCエピタキシャル層を積層前の基板をSiC基板と称し、SiCエピタキシャル層を積層後の基板をSiCエピタキシャルウェハと称する。SiC基板は、SiCインゴットから切り出すことで作製される。パワーデバイス、高周波デバイス、高温動作デバイス等のSiCデバイスは、SiCエピタキシャルウェハのSiCエピタキシャル層にデバイスを形成後に、SiCエピタキシャルウェハをチップ化して得られる。
【0004】
SiCエピタキシャルウェハにおいて、三角欠陥は低減が求められる欠陥の一つである。例えば、特許文献1には、三角欠陥の面密度が1.0cm
-2
以下であるSiCエピタキシャルウェハが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6969628号公報
特開2017-84989号公報
特開2019-96764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一つのSiCエピタキシャルウェハから取得できるSiCデバイスの数を増やすために、SiCエピタキシャルウェハの大口径化が求められている。しかしながら、SiCエピタキシャルウェハの大口径化は容易ではない。
【0007】
SiCエピタキシャルウェハが大口径になると、内部応力が大きくなり、製造過程に形状が大きく変化する場合がある。SiC基板の板厚を厚くすることで、SiCエピタキシャルウェハの形状変化を抑制することはできるが、コストアップ、デバイスの抵抗増加の原因になる。一方で、単純に板厚を薄くすると、SiCエピタキシャル層を成膜する際の真空引きやSiC基板の自転の際にSiC基板が動きやすくなる。SiC基板が他の部品とこすれると、発塵し、三角欠陥の原因の一つであるパーティクルを生み出す。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、大口径で、板厚が薄く、三角欠陥の少ない、SiCエピタキシャルウェハを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)第1の態様に係るSiCエピタキシャルウェハは、SiC基板と、SiCエピタキシャル層を有する。前記SiC基板は、直径が195mm以上であり、板厚が460μm以下である。前記SiCエピタキシャル層は、前記SiCエピタキシャル層は、三角欠陥の密度が0.2個/cm
2
以下である。
【0010】
(2)上記態様に係るSiCエピタキシャルウェハは、積層方向から平面視した際に、20mm角に区分された複数の単位露光領域のそれぞれにおける局所厚みムラ(LTV)が4μm以下でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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