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公開番号2025077898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190421
出願日2023-11-07
発明の名称バルブユニット
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F01L 3/00 20060101AFI20250512BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】バルブの着座面に堆積するデポジットを効果的に除去可能すること。
【解決手段】バルブユニットは、全閉位置と全開位置との間で並進移動可能であり、第1軸部を有するバルブと、バルブを閉じる第1方向に付勢する第1付勢部材と、第1軸部と接続可能な第2軸部と、第1軸部および第2軸部が接続されて一体的に移動可能な状態を保持する接続保持状態と、第1軸部および第2軸部の接続が解除される解除状態との間で状態が変化するロック機構と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
全閉位置と全開位置との間で並進移動可能であり、第1軸部を有するバルブと、
前記バルブを閉じる第1方向に付勢する第1付勢部材と、
前記第1軸部と接続可能な第2軸部と、
前記第1軸部および前記第2軸部が接続されて一体的に移動可能な状態を保持する接続保持状態と、前記第1軸部および前記第2軸部の接続が解除される解除状態との間で状態が変化するロック機構と、
を備える、バルブユニット。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、
前記第1軸部および前記第2軸部の一方に設けられる被係合部と、
前記第1軸部および前記第2軸部の他方に設けられ、前記被係合部に係合可能な係合部と、
前記第1軸部および前記第2軸部の他方に設けられ、前記係合部を前記被係合部に向けて付勢する第2付勢部材と、
を備え、
前記接続保持状態において、前記係合部が前記第2付勢部材により付勢された状態で前記被係合部に係合する、請求項1に記載のバルブユニット。
【請求項3】
前記第2軸部を、前記バルブの移動方向に移動させる駆動機構
を備える、請求項2に記載のバルブユニット。
【請求項4】
前記全開位置において、前記バルブを開く第2方向への前記バルブの移動を規制する規制部材を備え、
前記ロック機構の状態が前記接続保持状態となっている状況下で、前記駆動機構が、前記第2軸部を前記第2方向に移動させることによって前記バルブを前記全開位置まで移動させ、その後、前記第2軸部を前記第2方向にさらに移動させることによって、前記ロック機構の状態が前記接続保持状態から前記解除状態に変化する、
請求項3に記載のバルブユニット。
【請求項5】
前記バルブが開いている状況下で前記ロック機構の状態が前記接続保持状態から前記解除状態に変化することによって、前記第1軸部および前記第2軸部の接続が解除され、前記第1付勢部材の付勢力により前記バルブが前記第1方向に移動する、
請求項1~4のいずれか一項に記載のバルブユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関において、空気と燃料の混合気が吸気弁を通過する際に、吸気弁の着座面に燃料が付着し、付着した燃料が炭化することで吸気弁の着座面にデポジットが堆積することについて開示がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-127708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、弁座と、バルブの着座面との間にデポジットが堆積する場合、当該弁座と着座面との間を流通するガスの流量低下、および、バルブの動作不良を引き起こすおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、バルブの着座面に堆積するデポジットを効果的に除去可能なバルブユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るバルブユニットは、
全閉位置と全開位置との間で並進移動可能であり、第1軸部を有するバルブと、
前記バルブを閉じる第1方向に付勢する第1付勢部材と、
前記第1軸部と接続可能な第2軸部と、
前記第1軸部および前記第2軸部が接続されて一体的に移動可能な状態を保持する接続保持状態と、前記第1軸部および前記第2軸部の接続が解除される解除状態との間で状態が変化するロック機構と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バルブの着座面に堆積するデポジットを効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るエンジンシステムの概略図である。
図2は、本実施形態に係る制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3は、本実施形態に係るバルブユニットの構成を示す概略断面図である。
図4は、本実施形態に係るロック機構の構成を示す概略断面図である。
図5は、本実施形態に係るEGRバルブが全開位置にあるときのバルブユニットの構成を示す概略断面図である。
図6は、本実施形態に係るロック機構の解除状態を示すバルブユニットの概略断面図である。
図7は、図6に示すロック機構の構成を示す概略拡大断面図である。
図8は、本実施形態に係るスプリングの付勢力によりEGRバルブの着座面が弁座と衝突した状態を示すバルブユニットの概略断面図である。
図9は、変形例に係るロック機構を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
図1は、本実施形態に係るエンジンシステム10の概略図である。エンジンシステム10は、例えば、車両1に搭載される。図1に示すように、エンジンシステム10は、エンジン100と、吸気管200と、排気管300と、EGR装置400とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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