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公開番号
2025077640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189988
出願日
2023-11-07
発明の名称
収納箱システム及び制御方法
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
65/00 20060101AFI20250512BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】納品完了後の状態を維持したまま、収納箱の電気錠を解錠できる収納箱システム及び制御方法を提供すること。
【解決手段】収納箱システムは、第1ユーザが第2ユーザ宛ての物体を収納する場合に、一又は複数の収納箱のうち第1ユーザが物体を収納する使用収納箱の扉が閉じられた場合に、使用収納箱の電気錠を施錠し、使用収納箱の電気錠を解錠するための第1鍵解錠情報を生成し、第1鍵解錠情報を出力する制御部と、第1ユーザが入力する第1鍵解錠情報を受け付ける受付部とを備える。制御部は、使用収納箱の電気錠の識別情報と第1鍵解錠情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、受け付けた第1鍵解錠情報に関連付けられている使用収納箱の電気錠の識別情報を記憶部から取得し、使用収納箱の電気錠の識別情報に該当する使用収納箱の電気錠を解錠し、第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過した場合に、第1鍵解錠情報を無効とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
収納箱を一又は複数備える収納箱システムであって、
一又は複数の前記収納箱の各々は、
物体を収納可能な筐体と、
前記筐体に収納された前記物体の出し入れを可能にする扉と、
前記扉の施解錠を行う電気錠と
を備え、
前記収納箱システムは、
第1ユーザが第2ユーザ宛ての物体を収納する場合に、一又は複数の前記収納箱のうち前記第1ユーザが前記物体を収納する使用収納箱の扉が閉じられた場合に、前記使用収納箱の電気錠を施錠し、前記使用収納箱の前記電気錠を解錠するための第1鍵解錠情報を生成し、生成した前記第1鍵解錠情報を出力する制御部と、
前記第1ユーザが入力する第1鍵解錠情報を受け付ける受付部と
を備え、
前記制御部は、
前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、
前記受付部が受け付けた前記第1鍵解錠情報に関連付けられている使用収納箱の前記電気錠の識別情報を前記記憶部から取得し、取得した前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報に該当する使用収納箱の電気錠を解錠し、
前記第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過した場合に、前記第1鍵解錠情報を無効とする、収納箱システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記使用収納箱の前記電気錠を解錠した場合に、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報を前記記憶部から削除させる、請求項1に記載の収納箱システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過しても、前記記憶部に前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報が記憶されている場合に、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報を前記記憶部から削除させる、請求項2に記載の収納箱システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1ユーザが選択した前記使用収納箱の扉が閉じられた場合に、前記使用収納箱の電気錠を施錠し、前記使用収納箱の電気錠を解錠するための第2鍵解錠情報を生成し、生成した前記第2鍵解錠情報を前記第2ユーザの第2ユーザ識別情報に基づいて出力し、
前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第2鍵解錠情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
前記受付部は、前記第2ユーザが入力する第2鍵解錠情報を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記第2鍵解錠情報に関連付けられている収納箱の前記電気錠の識別情報を前記記憶部から取得し、取得した前記収納箱の前記電気錠の識別情報に該当する収納箱の電気錠を解錠させる、請求項1に記載の収納箱システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2鍵解錠情報を生成した後に、前記第1鍵解錠情報を生成する、請求項4に記載の収納箱システム。
【請求項6】
前記収納箱システムは、
入力部
をさらに備え、
前記制御部は、
前記入力部に第1ユーザが入力した第2ユーザの第2ユーザ識別情報を取得し、取得した前記第2ユーザ識別情報が、前記収納箱システムを使用できるユーザの識別情報を記憶する記憶部に記憶されている場合に、前記使用収納箱に収納する物体の確認を促すための確認情報を表示部に表示させ、
前記確認情報に対して、前記第1ユーザが前記入力部に前記使用収納箱の扉を開く操作を行った場合に前記使用収納箱の扉を開く、請求項1に記載の収納箱システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記第2鍵解錠情報を、第2ユーザが加入する通信サービスの加入者識別情報に基づいて出力する、請求項4に記載の収納箱システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記第2鍵解錠情報を前記第2ユーザ識別情報に基づいて出力できなかった場合に、前記第2鍵解錠情報を印刷装置に印字させる、請求項4に記載の収納箱システム。
【請求項9】
前記第1鍵解錠情報及び前記第2鍵解錠情報は文字及び数字のいずれか一方又は両方を含み、含まれる文字及び数字のいずれか一方又は両方の数が異なる、請求項4に記載の収納箱システム。
【請求項10】
収納箱を一又は複数備える収納箱システムが実行する制御方法であって、
一又は複数の前記収納箱の各々は、
物体を収納可能な筐体と、
前記筐体に収納された前記物体の出し入れを可能にする扉と、
前記扉の施解錠を行う電気錠と
を備え、
前記収納箱システムは、
第1ユーザが第2ユーザ宛ての物体を収納する場合に、一又は複数の前記収納箱のうち前記第1ユーザが前記物体を収納する使用収納箱の扉が閉じられた場合に、前記使用収納箱の電気錠を施錠し、
前記使用収納箱の前記電気錠を解錠するための第1鍵解錠情報を生成し、
前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、
生成した前記第1鍵解錠情報を出力し、
前記第1ユーザが入力する第1鍵解錠情報を受け付け、
受け付けた前記第1鍵解錠情報に関連付けられている使用収納箱の前記電気錠の識別情報を前記記憶部から取得し、取得した前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報に該当する使用収納箱の電気錠を解錠し、
前記第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過した場合に、前記第1鍵解錠情報を無効とする、
制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納箱システム及び制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
収納箱システムに関して、配達者の納品処理をより確実に行うことができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、荷物を収容し扉を閉じて施錠可能な納品庫と、配達者の納品完了前において、扉が閉じられたのち、開ける旨の入力がなされたときには、扉を開放する制御部と、画面表示により配達者へ情報を報知する表示部と、配達者からの入力を受け付ける入力部とを備える。制御部は、表示部に開ける旨の表示を行い、入力部から開ける旨の入力を受け付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7011889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した技術では、例えば納品庫への荷物の入れ間違いを宅配業者が気づいた場合に、預け入れ完了前に限りボックスの再解錠が可能である。預け入れ完了後である場合には例えば、配達者が受取用のパスワードなどを用いて扉を開けてしまうと、顧客への配送が完了したことになるなどのシステム上の間違いが起こりうる。
本発明の目的は、納品完了後の状態を維持したまま、収納箱の電気錠を解錠できる収納箱システム及び制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明の一態様は、収納箱を一又は複数備える収納箱システムであって、一又は複数の前記収納箱の各々は、物体を収納可能な筐体と、前記筐体に収納された前記物体の出し入れを可能にする扉と、前記扉の施解錠を行う電気錠とを備え、前記収納箱システムは、第1ユーザが第2ユーザ宛ての物体を収納する場合に、一又は複数の前記収納箱のうち前記第1ユーザが前記物体を収納する使用収納箱の扉が閉じられた場合に、前記使用収納箱の電気錠を施錠し、前記使用収納箱の前記電気錠を解錠するための第1鍵解錠情報を生成し、生成した前記第1鍵解錠情報を出力する制御部と、前記第1ユーザが入力する第1鍵解錠情報を受け付ける受付部とを備え、前記制御部は、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、前記受付部が受け付けた前記第1鍵解錠情報に関連付けられている使用収納箱の電気錠の識別情報を前記記憶部から取得し、取得した前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報に該当する使用収納箱の電気錠を解錠し、前記第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過した場合に、前記第1鍵解錠情報を無効とする、収納箱システムである。
【0006】
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の収納箱システムにおいて、前記制御部は、前記使用収納箱の前記電気錠を解錠した場合に、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報を前記記憶部から削除させる。
【0007】
(3)本発明の一態様は、上記(2)に記載の収納箱システムにおいて、前記制御部は、前記第1鍵解錠情報を生成してから所定時間が経過しても、前記記憶部に前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報が記憶されている場合に、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第1鍵解錠情報とを関連付けた情報を前記記憶部から削除させる。
【0008】
(4)本発明の一態様は、上記(1)に記載の収納箱システムにおいて、前記制御部は、前記第1ユーザが選択した前記使用収納箱の扉が閉じられた場合に、前記使用収納箱の電気錠を施錠し、前記使用収納箱の電気錠を解錠するための第2鍵解錠情報を生成し、生成した前記第2鍵解錠情報を前記第2ユーザの第2ユーザ識別情報に基づいて出力し、前記使用収納箱の前記電気錠の識別情報と前記第2鍵解錠情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、前記受付部は、前記第2ユーザが入力する第2鍵解錠情報を受け付け、前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記第2鍵解錠情報に関連付けられている収納箱の電気錠の識別情報を前記記憶部から取得し、取得した前記収納箱の前記電気錠の識別情報に該当する収納箱の電気錠を解錠させる。
【0009】
(5)本発明の一態様は、上記(4)に記載の収納箱システムにおいて、前記制御部は、前記第2鍵解錠情報を生成した後に、前記第1鍵解錠情報を生成する。
【0010】
(6)本発明の一態様は、上記(1)に記載の収納箱システムにおいて、前記収納箱システムは、入力部をさらに備え、前記制御部は、前記入力部に第1ユーザが入力した第2ユーザの第2ユーザ識別情報を取得し、取得した前記第2ユーザ識別情報が、前記収納箱システムを使用できるユーザの識別情報を記憶する記憶部に記憶されている場合に、前記使用収納箱に収納する物体の確認を促すための確認情報を表示部に表示させ、前記確認情報に対して、前記第1ユーザが前記入力部に前記使用収納箱の扉を開く操作を行った場合に前記使用収納箱の扉を開く。
(【0011】以降は省略されています)
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