TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025077288
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189365
出願日
2023-11-06
発明の名称
加湿装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F24F
6/00 20060101AFI20250512BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】水槽に連通するタンクの給水孔からの水漏れを抑制する加湿装置を提供する。
【解決手段】加湿装置のタンク(42)内には、給水孔(81)を開閉する弁(60)と、該タンク(42)内の水中の異物を捕捉する第1フィルタ部材(100)とが配置され、第1フィルタ部材(100)は、タンク(42)内の水が給水孔(81)を介して貯水部(43)に流入するときに形成される水流れにおいて、弁(60)よりも上流側に配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーシング(11)と、
前記ケーシング(11)内に形成された空気通路(P)と、
前記空気通路(P)を流通する空気を加湿する加湿部(50)と、
前記加湿部(50)に供給する水を貯留する貯水部(43)と、
前記貯水部(43)の上方に配置され、該貯水部(43)に水を供給するタンク(42)とを備え、
前記タンク(42)の底部には、前記貯水部(43)に連通する給水孔(81)が設けられ、
前記タンク(42)内には、
前記給水孔(81)を開閉する弁(60)と、
該タンク(42)内の水中の異物を捕捉する第1フィルタ部材(100)とが配置され、
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)内の水が前記給水孔(81)を介して前記貯水部(43)に流入するときに形成される水流れにおいて、前記弁(60)よりも上流側に配置される
加湿装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)の底部に取り付けられ、かつ、前記弁(60)を収容するように形成される
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)から取り外し可能に構成される
請求項1または2の加湿装置。
【請求項4】
前記タンク(42)は、該タンク(42)の底部から上方に向かって延びる筒部(80)を有し、
前記筒部(80)の上方に向かう開口は、前記給水孔(81)であり、
前記弁(60)は、前記給水孔(81)をシールする
請求項1または2に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記弁(60)は、前記給水孔(81)を上から塞ぐことで該給水孔(81)をシールする弁体(61)を有し、
前記筒部(80)は、前記給水孔(81)の周りから立ち上がり、かつ、前記弁体(61)を囲うように設けられる周壁(82a)を有する
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記第1フィルタ部材(100)は、濾材であるフィルタ部(102)と、該フィルタ部(102)を固定するフレーム部(101)とを有し、
前記フレーム部(101)は、前記弁(60)を収容するように形成され、
前記フィルタ部(102)は、前記筒部(80)の上端よりも低い高さ位置に配置される
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項7】
前記弁(60)は、円形の前記給水孔(81)をシールする弾性部材の弁体(61)を有し、
前記弁体(61)の外面は、前記給水孔(81)に接するように球面状に形成された球面部(61a)を有する
請求項1または2に記載の加湿装置。
【請求項8】
前記弁体(61)は、前記球面部(61a)の内側が中実である
請求項7に記載の加湿装置。
【請求項9】
前記タンク(42)の上部には、外部から該タンク(42)内に給水可能な給水口(46)が形成され、
前記給水口(46)または該給水口(46)の下方に配置され、外部から前記タンク(42)に供給される水に含まれる異物を捕捉する第2フィルタ部材(90)をさらに備える
請求項1または2に記載の加湿装置。
【請求項10】
前記第1フィルタ部材(100)の濾材は、前記第2フィルタ部材(90)の濾材よりも目が細かい
請求項9に記載の加湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、加湿装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の加湿装置は、加湿フィルタ、加湿フィルタに水を供給する水槽、及び外部から供給された水を貯留する給水タンクを備える。給水タンクの底部には開口が設けられ、給水タンクは該開口を介して水槽に給水する。給水タンクには、開口を開閉する弁体が設けられており、弁体により水槽への水の供給量が調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2014/021287号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、給水タンク内の水に混入する微細な異物が弁体と開口との間に挟まると、開口におけるシール性が低下し、開口が閉状態でも弁体と該開口の隙間から水漏れが生じるおそれがある。しかし、このような水漏れに対する対策についてこれまで検討されてこなかった。
【0005】
本開示の目的は、水槽に連通するタンクの給水孔からの水漏れを抑制する加湿装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
ケーシング(11)と、
前記ケーシング(11)内に形成された空気通路(P)と、
前記空気通路(P)を流通する空気を加湿する加湿部(50)と、
前記加湿部(50)に供給する水を貯留する貯水部(43)と、
前記貯水部(43)の上方に配置され、該貯水部(43)に水を供給するタンク(42)とを備え、
前記タンク(42)の底部には、前記貯水部(43)に連通する給水孔(81)が設けられ、
前記タンク(42)内には、
前記給水孔(81)を開閉する弁(60)と、
該タンク(42)内の水中の異物を捕捉する第1フィルタ部材(100)とが配置され、
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)内の水が前記給水孔(81)を介して前記貯水部(43)に流入するときに形成される水流れにおいて、前記弁(60)よりも上流側に配置される加湿装置である。
【0007】
第1の態様では、タンク(42)から貯水部(43)へ給水されるときに、タンク(42)内の水に含まれる異物が第1フィルタ部材(100)に捕捉されることで、弁(60)及び給水孔(81)に異物が侵入することを抑制できる。これにより、弁(60)と給水孔(81)との隙間に異物が挟まることによる弁(60)のシール性の低下を抑制でき、タンク(42)からの水漏れを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)の底部に取り付けられ、かつ、前記弁(60)を収容するように形成される。
【0009】
第2の態様では、第1フィルタ部材(100)の内側に弁(60)が配置されるため、タンク(42)から貯水部(43)に給水されるとき、タンク(42)内の水は第1フィルタ部材(100)を通って弁(60)へ流入することになる。これにより第1の態様と同じ効果を得ることができる。
【0010】
第3の態様は、第1または第2の態様において、
前記第1フィルタ部材(100)は、前記タンク(42)から取り外し可能に構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ダイキン工業株式会社
加湿装置
6日前
ダイキン工業株式会社
加湿装置
6日前
ダイキン工業株式会社
冷却システム
10日前
ダイキン工業株式会社
加湿ユニット
2日前
ダイキン工業株式会社
パルプ組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
パルプ組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
撥水剤組成物
10日前
ダイキン工業株式会社
評価方法及び評価装置
10日前
ダイキン工業株式会社
フルオロポリエーテル化合物
4日前
ダイキン工業株式会社
スクロール圧縮機及び冷凍装置
10日前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
重合体、撥水剤、繊維製品、及び繊維製品の製造方法
10日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
ダイキン工業株式会社
データ処理システム、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
2日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
酸化ストレス抑制剤、酸化ストレス抑制用組成物、および、酸化ストレス抑制装置
4日前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
給湯装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
個人
住宅換気空調システム
2か月前
株式会社コロナ
空気調和機
25日前
株式会社パロマ
給湯器
3か月前
個人
ソーラークッカー
3か月前
株式会社パロマ
給湯器
3か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
3か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
2か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る