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公開番号2025074665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185639
出願日2023-10-30
発明の名称気中環境分析システム
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 1/00 20060101AFI20250507BHJP(測定;試験)
要約【課題】効率良く環境分析を行う事が出来る、気中環境分析システムを提供する。
【解決手段】分析装置と、第1測定場所に設けられた第1端部と、第2端部と、第1端部と第2端部の間に設けられた第1箇所と、を有する第1配管と、第1配管の第2端部と分析装置の間に設けられた第1バルブと、パージガスを供給するガス供給源と、第1配管の第1箇所に接続された第3端部と、ガス供給源に接続された第4端部と、を有する第2配管と、第2配管に設けられた第2バルブと、第2測定場所に設けられた第5端部と、第6端部と、第5端部と第6端部の間に設けられた第2箇所と、を有する第3配管と、第3配管の第6端部と分析装置の間に設けられた第3バルブと、第3配管の第2箇所に接続された第7端部と、ガス供給源に接続された第8端部と、を有する第4配管と、第4配管に設けられた第4バルブと、を備える気中環境分析システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
分析装置と、
第1測定場所に設けられた第1端部と、
第2端部と、
前記第1端部と前記第2端部の間に設けられた第1箇所と、
を有する第1配管と、
前記第1配管の前記第2端部と前記分析装置の間に設けられた第1バルブと、
パージガスを供給するガス供給源と、
前記第1配管の前記第1箇所に接続された第3端部と、
前記ガス供給源に接続された第4端部と、
を有する第2配管と、
前記第2配管に設けられた第2バルブと、
第2測定場所に設けられた第5端部と、
第6端部と、
前記第5端部と前記第6端部の間に設けられた第2箇所と、
を有する第3配管と、
前記第3配管の前記第6端部と前記分析装置の間に設けられた第3バルブと、
前記第3配管の前記第2箇所に接続された第7端部と、
前記ガス供給源に接続された第8端部と、
を有する第4配管と、
前記第4配管に設けられた第4バルブと、
を備える気中環境分析システム。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記第3配管の長さは前記第1配管の長さと異なる、
請求項1記載の気中環境分析システム。
【請求項3】
前記パージガスは、高純度窒素ガス又はCDAガスである、
請求項1記載の気中環境分析システム。
【請求項4】
気中環境分析方法を実行可能な制御装置をさらに有し、
前記気中環境分析方法は、
前記第1測定場所から前記第1端部を介して前記分析装置に第1分析対象物を供給し、
前記分析装置を用いて前記第1分析対象物の第1分析を行い、
前記第1分析を開始してから第1所定時間が経過した後、
前記第1分析により検出された前記第1分析対象物の濃度が、第1閾値濃度以上である場合に、
前記第1バルブを閉じ、
前記第2バルブを開け、
前記ガス供給源から前記第1端部を介して前記第1測定場所に前記パージガスの供給を行い、
前記第2測定場所から前記第5端部を介して前記分析装置に第2分析対象物を供給し、
前記分析装置を用いて前記第2分析対象物の第2分析を行い、
前記第1分析により検出された前記第1分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度以上ではない場合に、
前記パージガスの供給を行うことなく前記第2分析を行う
ことを含む、
請求項1記載の気中環境分析システム。
【請求項5】
前記気中環境分析方法は、
前記パージガスの供給が行われたことによるクリーニング効果を評価する予備分析と、環境空気の評価をする本分析とを含む、
請求項4記載の気中環境分析システム。
【請求項6】
前記気中環境分析方法において、
前記第1分析を開始してから前記第1所定時間が経過した後、
前記第1分析により検出された前記第1分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度以上である場合に、
前記第1測定場所に対する前記パージガスの供給と、前記第2分析と、が同時に行われる、
請求項5記載の気中環境分析システム。
【請求項7】
前記気中環境分析方法において、
前記第1分析により検出された前記第1分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度よりも高い第3閾値濃度以上である場合に、
前記第1分析が中止される、
請求項5記載の気中環境分析システム。
【請求項8】
前記第2分析により検出された前記第2分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度以上である場合に、
前記第3バルブを閉じ、
前記第4バルブを開け、
前記ガス供給源から前記第5端部を介して前記第2測定場所に前記パージガスの供給を行い、
前記第1測定場所から前記第1端部を介して前記分析装置に前記第1分析対象物を供給し、
前記第2分析により検出された前記第2分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度以上でない場合に、
前記第1測定場所から前記第1端部を介して前記分析装置に前記第1分析対象物を供給し、
前記第1分析対象物の濃度が、前記第1閾値濃度より低い第2閾値濃度以下である場合に、
前記第1分析を継続し、
前記第1分析対象物の濃度が、前記第2閾値濃度以下でない場合に、
前記第1バルブを閉じ、
前記第2バルブを開け、
前記ガス供給源から前記第1端部を介して前記第1測定場所に前記パージガスの供給を行う、
請求項5記載の気中環境分析システム。
【請求項9】
前記第1分析対象物の濃度が、前記第2閾値濃度以下でない場合に、
前記第1バルブを閉じ、
前記第2バルブを開け、
前記ガス供給源から前記第1端部を介して前記第1測定場所に前記パージガスの供給を行った後、
第3所定時間の経過後に、
前記第2測定場所から前記第5端部を介して前記分析装置に前記第2分析対象物を供給し、
前記分析装置を用いて前記第2分析対象物の前記第2分析を行い、
前記第3所定時間の経過後の前記第2分析により検出された前記第2分析対象物の濃度が、前記第2閾値濃度以下である場合に、
前記第3所定時間の経過後の前記第2分析を継続し、
前記第3所定時間の経過後の前記第2分析により検出された前記第2分析対象物の濃度が、前記第2閾値濃度以下でない場合に、
前記第3バルブを閉じ、
前記第4バルブを開け、
前記ガス供給源から前記第5端部を介して前記第2測定場所に前記パージガスを供給する、
請求項8記載の気中環境分析システム。
【請求項10】
分析装置と、
第1測定場所に設けられ、開放端である第1端部と、前記分析装置に接続された第2端部と、を有する第1配管と、
前記第1配管に設けられた第1バルブと、
第2測定場所に設けられ、開放端である第5端部と、前記分析装置に接続された第6端部と、を有する第3配管と、
前記第3配管に設けられた第3バルブと、
前記第1バルブと前記第2端部の間における前記第1配管の第1箇所に接続された第3端部と、第4端部と、を有する第2配管と、
前記第3バルブと前記第6端部の間における前記第3配管の第2箇所に接続された第7端部と、第8端部と、を有する第2配管と、
前記第2配管に設けられた第2バルブと、
前記第4配管に設けられた第4バルブと、
前記第4端部と前記第8端部とに接続されたフィルタユニットと、
前記第2端部及び前記第6端部に接続された第1ポンプと、
を備える気中環境分析システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、気中環境分析システムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
半導体デバイスの製造工程において用いられるクリーンルーム内には、環境空気の汚染物質が浮遊していることがある。そのため、クリーンルーム内においては、イオンクロマトグラフィーシステム等を用いた、環境空気の分析が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-355646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態の目的は、効率良く環境分析を行う事が出来る、気中環境分析システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の気中環境分析システムは、分析装置と、第1測定場所に設けられた第1端部と、第2端部と、第1端部と第2端部の間に設けられた第1箇所と、を有する第1配管と、第1配管の第2端部と分析装置の間に設けられた第1バルブと、パージガスを供給するガス供給源と、第1配管の第1箇所に接続された第3端部と、ガス供給源に接続された第4端部と、を有する第2配管と、第2配管に設けられた第2バルブと、第2測定場所に設けられた第5端部と、第6端部と、第5端部と第6端部の間に設けられた第2箇所と、を有する第3配管と、第3配管の第6端部と分析装置の間に設けられた第3バルブと、第3配管の第2箇所に接続された第7端部と、ガス供給源に接続された第8端部と、を有する第4配管と、第4配管に設けられた第4バルブと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の気中環境分析システムの模式図である。
第1実施形態の気中環境分析システムの周囲に配置される、半導体装置の製造システムの構成例を概念的に示す平面図である。
第1実施形態の半導体装置の製造システムに含まれる製造装置603を模式的に示す平面図である。
第1実施形態の半導体装置の製造装置に含まれるEFEMユニットを模式的に示す斜視図である。
メイン処理ユニットの第1例としてのドライエッチングユニットを示す模式図である。
メイン処理ユニットの第2例としての成膜ユニット(スパッタリングユニット)を示す模式図である。
第1実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第1実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第1実施形態の気中環境分析方法における、第1測定場所A1の濃度、第2測定場所A2の濃度、第1バルブ52の開閉、第2バルブ54の開閉、第3バルブ56の開閉及び第4バルブ58の開閉の時間変化を模式的に示す図である。
第1実施形態の気中環境分析システムの使用態様の一例を示す模式図である。
第1実施形態の気中環境分析システムの使用態様の一例を示す模式図である。
第1実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第1実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第1実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第2実施形態の気中環境分析システムの模式図である。
第2実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第2実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第2実施形態の気中環境分析システムの使用態様の一例を示す模式図である。
第2実施形態の気中環境分析システムの使用態様の一例を示す模式図である。
第3実施形態の気中環境分析システムの模式図である。
第3実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第3実施形態の気中環境分析方法のフローチャートである。
第4実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第4実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第5実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
第5実施形態の気中環境分析システムにおける配管の分析とパージガス供給(クリーニング)の時間経過を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。なお、図面中、同一又は類似の箇所には、同一又は類似の符号を付している。
【0008】
(第1実施形態)
本実施形態の気中環境分析システムは、分析装置と、第1測定場所に設けられた第1端部と、第2端部と、第1端部と第2端部の間に設けられた第1箇所と、を有する第1配管と、第1配管の第2端部と分析装置の間に設けられた第1バルブと、パージガスを供給するガス供給源と、第1配管の第1箇所に接続された第3端部と、ガス供給源に接続された第4端部と、を有する第2配管と、第2配管に設けられた第2バルブと、第2測定場所に設けられた第5端部と、第6端部と、第5端部と第6端部の間に設けられた第2箇所と、を有する第3配管と、第3配管の第6端部と分析装置の間に設けられた第3バルブと、第3配管の第2箇所に接続された第7端部と、ガス供給源に接続された第8端部と、を有する第4配管と、第4配管に設けられた第4バルブと、を備える。
【0009】
また、本実施形態の気中環境分析システムは、気中環境分析方法を実行可能な制御装置をさらに有し、気中環境分析方法は、第1測定場所から第1端部を介して分析装置に第1分析対象物を供給し、分析装置を用いて第1分析対象物の第1分析を行い、第1分析を開始してから第1所定時間が経過した後、第1分析により検出された第1分析対象物の濃度が、第1閾値濃度以上である場合に、第1バルブを閉じ、第2バルブを開け、ガス供給源から第1端部を介して第1測定場所にパージガスの供給を行い、第2測定場所から第5端部を介して分析装置に第2分析対象物を供給し、分析装置を用いて第2分析対象物の第2分析を行い、第1分析により検出された第1分析対象物の濃度が、第1閾値濃度以上ではない場合に、パージガスの供給を行うことなく第2分析を行うことを含む。
【0010】
図1は、本実施形態の気中環境分析システム100の模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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