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公開番号
2025074480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185306
出願日
2023-10-30
発明の名称
スパークプラグ
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01T
13/32 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ランダムな位置で非正規放電が発生することを抑制できる技術を提供する。
【解決手段】軸線に沿って延びる中心電極と、中心電極を内周側に保持する筒状の絶縁体と、絶縁体を内周側に保持する筒状の主体金具と、主体金具の先端に接合された接地電極と、を備え、接地電極と主体金具との接合部から周方向かつ先端側に向かって突出する突出部を有し、突出部は、周方向において前記接地電極から離れるほど主体金具から離れ、周方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下であり、軸線の方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下であることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線に沿って延びる中心電極と、
前記中心電極を内周側に保持する筒状の絶縁体と、
前記絶縁体を内周側に保持する筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端に接合された接地電極と、を備え、
前記接地電極と前記主体金具との接合部から、周方向かつ先端側に向かって突出する突出部を有し、
前記突出部は、
前記周方向において前記接地電極から離れるほど、前記主体金具から離れ、
前記周方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下であり、
前記軸線の方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下である、
ことを特徴とする、スパークプラグ。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のスパークプラグにおいて、
前記絶縁体は、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる係止部を有し、
前記主体金具は、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて内径が小さくなる棚部を有し、前記棚部によって、パッキンを介して前記係止部を係止した状態で前記絶縁体を保持し、
前記棚部よりも先端側の少なくとも一部における前記主体金具の内径が6.5mm以下である、スパークプラグ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のスパークプラグにおいて、
前記主体金具の先端における内径が6.5mm以下である、スパークプラグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スパークプラグに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関に用いる点火用のスパークプラグとして、主体金具の先端に接続された接地電極と、中心電極との間に電圧が印加されることによって、中心電極の先端部と接地電極の先端部との間に形成されたギャップに、火花放電を発生させるスパークプラグが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-036492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱効率を向上させるために、圧縮比を増大させたり、高加給やリーンバーン化が進められること等によって、本来のギャップ間以外の放電が発生することがある。このような非正規放電が発生すると、本来のギャップにおける正規放電の頻度が減少するため、燃焼安定性が悪化する。特に、ランダムな位置で非正規放電が発生すると、燃焼安定性がより悪化するという問題があった。したがって、ランダムな位置で非正規放電が発生することを抑制できる技術が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することができる。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、スパークプラグが提供される。このスパークプラグは、軸線に沿って延びる中心電極と、前記中心電極を内周側に保持する筒状の絶縁体と、前記絶縁体を内周側に保持する筒状の主体金具と、前記主体金具の先端に接合された接地電極と、を備え、前記接地電極と前記主体金具との接合部から、周方向かつ先端側に向かって突出する突出部を有し、前記突出部は、前記周方向において前記接地電極から離れるほど、前記主体金具から離れ、前記周方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下であり、前記軸線の方向における長さが0.3mm以上1.3mm以下である、ことを特徴とする。この形態のスパークプラグによれば、接地電極と主体金具との接合部から周方向かつ先端側に向かって突出する突出部を有するので、突出部において電界強度を局所的に高めることができる。この結果として、スパークプラグにおいて発生する非正規放電を突出部に収束させることができるので、ランダムな位置で非正規放電が発生することを抑制できる。
【0007】
(2)上記(1)に記載のスパークプラグにおいて、前記絶縁体は、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて外径が小さくなる係止部を有し、前記主体金具は、前記軸線の方向に沿って先端側に向かうにつれて内径が小さくなる棚部を有し、前記棚部によって、パッキンを介して前記係止部を係止した状態で前記絶縁体を保持し、前記棚部よりも先端側の少なくとも一部における前記主体金具の内径が6.5mm以下であってもよい。この形態のスパークプラグによれば、主体金具の先端側の少なくとも一部における内径が小さく、中心電極と主体金具との間で非正規放電が発生しやすい構成においても、ランダムな位置で非正規放電が発生することを抑制できる。
【0008】
(3)上記(1)又は上記(2)に記載のスパークプラグにおいて、前記主体金具の先端における内径が6.5mm以下であってもよい。この形態のスパークプラグによれば、主体金具の先端の内径が小さく、中心電極と主体金具との間で非正規放電が発生しやすい構成においても、ランダムな位置で非正規放電が発生することを抑制できる。
【0009】
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、スパークプラグの製造方法、スパークプラグが取り付けられたエンジンヘッド等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
スパークプラグの概略構成を示す部分断面図である。
図1におけるA矢視図である。
変形例におけるスパークプラグの要部の構成を示す説明図である。
変形例におけるスパークプラグの要部の構成を示す説明図である。
変形例におけるスパークプラグの要部の構成を示す説明図である。
変形例におけるスパークプラグの要部の構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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