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公開番号
2025073766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184817
出願日
2023-10-27
発明の名称
映像記録システム、及び映像記録方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
G06F
11/14 20060101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約
【課題】移動体と外部装置との間で通信途絶の期間が生じ得る場合でも、移動体の周囲映像を外部装置において漏れなく受信できるようにする。
【解決手段】
映像記録システムは、移動体周囲の映像ファイルを保存する記録部と、映像ファイルを外部装置へ送信する送信制御部と、映像ファイルの伝送管理を行う管理部と、を備える。記録部は、撮影時刻が古い順に映像ファイルに昇順のファイル番号を関連付けて、映像ファイルとファイル番号とを記憶装置に記憶する。送信制御部は、映像ファイルに上記ファイル番号を付して外部装置へ送信する。管理部は、所定のタイミングで、送信制御部が最後に送信した映像ファイルに関連付けられたファイル番号と、外部装置が最後に受信した映像ファイルに付されたファイル番号と、に基づいて、外部装置における未受信の映像ファイルの送信を送信制御部に指示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の周囲の映像を含む映像ファイルを、前記移動体に搭載された記憶装置に保存する記録部と、
前記映像ファイルを、前記移動体の外部に設けられた外部装置へ送信する送信制御部と、
前記映像ファイルの伝送管理を行う管理部と、
を備え、
前記記録部は、撮影時刻が古い順に前記映像ファイルに昇順のファイル番号を関連付けて、前記映像ファイルと前記ファイル番号とを前記記憶装置に記憶し、
前記送信制御部は、前記映像ファイルに、当該映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号を付して、当該ファイル番号を付した前記映像ファイルを前記外部装置へ送信し、
前記管理部は、
予め定められた所定のタイミングで、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定し、前記未受信の映像ファイルの送信を前記送信制御部に指示する、
映像記録システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記記録部及び前記管理部は、前記移動体に備えられる、
請求項1に記載の映像記録システム。
【請求項3】
前記送信制御部は、前記移動体の外部に設けられた通信ネットワークを介して前記外部装置と通信し、
前記所定のタイミングは、前記移動体の電源がオン状態からオフ状態に切り替えられ、且つ前記送信制御部と前記通信ネットワークとが通信可能な状態であるときである、
請求項1に記載の映像記録システム。
【請求項4】
前記記憶装置は、前記移動体に搭載された装置に着脱可能に接続されたメモリである、
請求項1に記載の映像記録システム。
【請求項5】
前記管理部は、前記送信制御部が前記映像ファイルを前記外部装置へ送信した際に前記外部装置が返信する、前記外部装置が受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号を受信し、
前記管理部は、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置から最後に返信された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定する、
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の映像記録システム。
【請求項6】
前記管理部は、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号の情報を、前記所定のタイミングで前記外部装置から取得し、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置から取得した、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定する、
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の映像記録システム。
【請求項7】
映像記録システムのコンピュータが実行する映像記録方法であって、
移動体の周囲の映像を含む映像ファイルを、前記移動体に搭載された記憶装置に保存する第1ステップと、
前記映像ファイルを、前記移動体の外部に設けられた外部装置へ送信する第2ステップと、
映像ファイルの伝送管理を行う第3ステップと、
を有し、
前記第1ステップでは、撮影時刻が古い順に前記映像ファイルに昇順のファイル番号を関連付けて、前記映像ファイルと前記ファイル番号とを前記記憶装置に記憶し、、
前記第2ステップでは、前記映像ファイルに、当該映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号を付して、当該ファイル番号を付した前記映像ファイルを前記外部装置へ送信し、
前記第3ステップでは、予め定められた所定のタイミングで、前記第2ステップにおいて最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定し、前記未受信の映像ファイルを前記外部装置へ送信する、
映像記録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像記録システム、及び映像記録方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に貢献する車両の安全性に関する研究開発が行われている。
【0003】
特許文献1には、放送データを受信して記録する各車両から当該記録された放送データを受信して蓄積するサーバを備える放送データ保管システムが開示されている。このシステムでは、放送圏外へ移動することにより放送データの記録の一部が欠落した車両からの要求に応じて、サーバは、当該欠落した部分の放送データを当該車両へ送信する。
【0004】
特許文献2には、ネットワークの通信圏外に車両が進入しようとする際に、地図配信サーバが所定の抽出条件に従って抽出された提案情報を上記車両へ送信する情報提供装置が記載されている。
また、特許文献3には、車両の盗難検知装置が開示されている。この装置は、車載のセンサが盗難を検知したときに通報手段により携帯電話システムにて監視センターに通報を行う。また、この装置では、車両を駐車する際に、その駐車位置が携帯電話システムの圏外であって通報手段が使用できないときには、車載のサイレンでユーザに通知音を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-77038号公報
特開2017-224242号公報
特開2003-34236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、車両の安全性向上においては、車両盗難のような異常事態の際における車両の周囲の映像をユーザに確実に提供することが課題である。
【0007】
本願は上記課題の解決のため、移動体の周囲映像を当該移動体から外部装置へ送信する際に、移動体と外部装置との間で通信途絶の期間が生じ得る場合でも、外部装置において周囲映像を漏れなく受信し得るようにすることを目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の態様は、移動体の周囲の映像を含む映像ファイルを、前記移動体に搭載された記憶装置に保存する記録部と、前記映像ファイルを、前記移動体の外部に設けられた外部装置へ送信する送信制御部と、前記映像ファイルの伝送管理を行う管理部と、を備え、前記記録部は、撮影時刻が古い順に前記映像ファイルに昇順のファイル番号を関連付けて、前記映像ファイルと前記ファイル番号とを前記記憶装置に記憶し、前記送信制御部は、前記映像ファイルに、当該映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号を付して、当該ファイル番号を付した前記映像ファイルを前記外部装置へ送信し、前記管理部は、予め定められた所定のタイミングで、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定し、前記未受信の映像ファイルの送信を前記送信制御部に指示する、映像記録システムである。
本発明の他の態様によると、前記記録部及び前記管理部は、前記移動体に備えられる。
本発明の他の態様によると、前記送信制御部は、前記移動体の外部に設けられた通信ネットワークを介して前記外部装置と通信し、前記所定のタイミングは、前記移動体の電源がオン状態からオフ状態に切り替えられ、且つ前記送信制御部と前記通信ネットワークとが通信可能な状態であるときである。
本発明の他の態様によると、前記記憶装置は、前記移動体に搭載された装置に着脱可能に接続されたメモリである。
本発明の他の態様によると、前記管理部は、前記送信制御部が前記映像ファイルを前記外部装置へ送信した際に前記外部装置が返信する、前記外部装置が受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号を受信し、前記管理部は、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置から最後に返信された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定する。
本発明の他の態様によると、前記管理部は、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号の情報を、前記所定のタイミングで前記外部装置から取得し、前記送信制御部が最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置から取得した、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付されていた前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定する。
本発明の他の態様は、映像記録システムのコンピュータが実行する映像記録方法であって、移動体の周囲の映像を含む映像ファイルを、前記移動体に搭載された記憶装置に保存する第1ステップと、前記映像ファイルを、前記移動体の外部に設けられた外部装置へ送信する第2ステップと、映像ファイルの伝送管理を行う第3ステップと、を有し、前記第1ステップでは、撮影時刻が古い順に前記映像ファイルに昇順のファイル番号を関連付けて、前記映像ファイルと前記ファイル番号とを前記記憶装置に記憶し、前記第2ステップでは、前記映像ファイルに、当該映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号を付して、当該ファイル番号を付した前記映像ファイルを前記外部装置へ送信し、前記第3ステップでは、予め定められた所定のタイミングで、前記第2ステップにおいて最後に送信した前記映像ファイルに関連付けられた前記ファイル番号と、前記外部装置が最後に受信した前記映像ファイルに付された前記ファイル番号と、に基づいて、前記外部装置が受信していない未受信の前記映像ファイルを特定し、前記未受信の映像ファイルを前記外部装置へ送信する、映像記録方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、移動体の周囲映像を当該移動体から外部装置へ送信する際に、移動体と外部装置との間で通信途絶の期間が生じ得る場合でも、外部装置において周囲映像を漏れなく受信し得るようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る映像記録システムの構成を示す図である。
図2は、映像記録システムを構成する、移動体に備えられる映像取得装置の構成を示す図である。
図3は、映像記録システムを構成する外部装置である記録サーバの構成を示す図である。
図4は、映像記録システムを構成する端末装置の構成を示す図である。
図5は、映像記録システムの動作の手順を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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