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公開番号
2025073335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184022
出願日
2023-10-26
発明の名称
駆動装置及び駆動装置の組み立て方法
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
5/04 20060101AFI20250502BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ハウジングに対する電動モータの位置精度を向上できる駆動装置及び駆動装置の組み立て方法を提供する。
【解決手段】駆動装置1は、ハウジング4と、ハウジング4に収納されるモータケース6を有する電動モータ2と、を備える。モータケース6は、筒部13と、筒部13の開口端から径方向に張り出すフランジ部12と、を有する。ハウジング4は、フランジ部12が当接される複数の位置決め凸部43,44と、フランジ部12を固定するための雌ネジ部45と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収納されるモータケースを有する電動モータと、
を備え、
前記モータケースは、
筒部と、
前記筒部の開口端から径方向に張り出すフランジ部と、
を有し、
前記ハウジングは、
前記フランジ部が当接される複数の位置決め凸部と、
前記フランジ部を固定するための固定部と、
を有する、
ことを特徴とする駆動装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記位置決め凸部の前記フランジ部との当接面に、前記固定部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記固定部に固定される固定具を有し、
前記フランジ部は、前記固定具が挿通される固定具挿通孔を有する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記モータケースを収納する収納凹部を有し、
前記モータケースは、前記収納凹部との間に前記径方向の隙間を形成した状態で前記収納凹部に嵌合されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記モータケースは、金属板にプレス加工を施すことにより形成されており、
前記固定具挿通孔は、前記プレス加工により前記フランジ部を打ち抜いて形成されており、
前記固定具挿通孔の周縁に生じたバリは、前記位置決め凸部とは反対側に突出している、
ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
【請求項6】
収納凹部を有するハウジングと、
前記収納凹部に収納されるモータケースを有する電動モータと、
を備え、
前記モータケースは、
筒部と、
前記筒部の開口端から径方向に張り出すフランジ部と、
を有し、
前記ハウジングは、
前記フランジ部が当接される複数の位置決め凸部と、
前記フランジ部を固定するための固定部と、
を有する、駆動装置の組み立て方法であって、
治具を用いて前記電動モータのモータ軸を把持し、前記収納凹部に前記電動モータを収納する収納工程と、
前記収納工程の後、前記フランジ部における前記位置決め凸部に対応する箇所の周辺を上から押圧し、前記位置決め凸部に前記フランジ部を押し付けるフランジ部押圧工程と、
フランジ部押圧工程の後、前記固定部を用いて前記フランジ部を固定する固定工程と、
を備える、
ことを特徴とする駆動装置の組み立て方法。
【請求項7】
前記固定部に固定される固定具を有し、
前記フランジ部は、前記固定具が挿通される固定具挿通孔を有し、
前記モータケースは、金属板にプレス加工を施すことにより形成されており、
前記固定具挿通孔を形成するときの打ち抜き方向は、前記位置決め凸部との当接面側から前記位置決め凸部との当接面とは反対側に向かう方向である、
ことを特徴とする請求項6に記載の駆動装置の組み立て方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置及び駆動装置の組み立て方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
さまざまな機械装置を作動させるための駆動力を発生する駆動装置の中には、電動モータを備えるものがある。電動モータは、対応する機械装置にハウジング(ケーシング)を介して固定される場合が多い。例えば電動モータは、ボルトによってハウジングに締結固定される。
ハウジングには複数の歯車も設けられており、電動モータの回転を、歯車を介して機械装置に伝達する。このように、駆動装置によって機械装置を作動させるための駆動力が発生される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6812458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで上述のような駆動装置では、電動モータから機械装置への動力伝達効率の向上を図ろうとする場合、歯車と電動モータとの位置精度が重要である。歯車の噛み合い抵抗等を考慮する必要があるからである。しかしながら、単にハウジングに電動モータを固定しようとすると、ハウジングや電動モータの累積公差の影響が大きくハウジングに対する電動モータの位置精度を向上しにくいという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、ハウジングに対する電動モータの位置精度を向上できる駆動装置及び駆動装置の組み立て方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様では、駆動装置は、ハウジングと、前記ハウジングに収納されるモータケースを有する電動モータと、を備え、前記モータケースは、筒部と、前記筒部の開口端から径方向に張り出すフランジ部と、を有し、前記ハウジングは、前記フランジ部が当接される複数の位置決め凸部と、前記フランジ部を固定するための固定部と、を有する。
【0007】
このように構成することで、ハウジングと電動モータ(モータケース)との接触面積を極力減少させることができる。このため、ハウジングに対する電動モータの位置精度において、ハウジングと電動モータの累積公差の影響を極力小さくできる。また、ハウジングに対する電動モータの接触面積を減少できるので、この接触面積の精度(平面度等)を容易に向上できる。よって、ハウジングに対する電動モータの位置精度を向上できる。
【0008】
本発明の第2態様では、第1態様の駆動装置において、前記位置決め凸部の前記フランジ部との当接面に、前記固定部が形成されていてもよい。
【0009】
このように構成することで、ハウジングと電動モータとの接触面積をさらに減少できる。しかも、位置決め凸部にフランジ部を当接させながらハウジングに電動モータを固定しやすくできる。このため、ハウジングに対する電動モータの位置精度を容易に向上できる。
【0010】
本発明の第3態様では、第1態様又は第2態様の駆動装置において、前記固定部に固定される固定具を有し、前記フランジ部は、前記固定具が挿通される固定具挿通孔を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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