TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025073294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183945
出願日
2023-10-26
発明の名称
電動モータ及び作業機械
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250502BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】冷却性能を向上させることができる電動モータ及び作業機械を提供すること。
【解決手段】電動モータは、ロータ及びステータを収容するための空間を有するハウジングと、前記ハウジングの前記空間に配置され、前記空間を流れる流体の少なくとも一部を前記ステータのステータコイルの下部に案内するために形成された第1流体溜り部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ロータ及びステータを収容するための空間を有するハウジングと、
前記ハウジングの前記空間に配置され、前記空間を流れる流体の少なくとも一部を前記ステータのステータコイルの下部に案内するために形成された第1流体溜り部と、を備える、
電動モータ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ハウジングの底部には、前記第1流体溜り部とは異なる第2流体溜り部が形成され、
前記第1流体溜り部は、前記第2流体溜り部に向かって流れる前記流体の少なくとも一部を前記ステータコイルの下部に案内するために形成される、
請求項1に記載の電動モータ。
【請求項3】
バッフルプレートを更に備え、
前記バッフルプレートは、前記第1流体溜り部を形成する、
請求項1に記載の電動モータ。
【請求項4】
前記ハウジングの中心軸線を含む断面視で、前記バッフルプレートは、前記ステータコイルの少なくとも下部の外形に沿うように形成される、
請求項3に記載の電動モータ。
【請求項5】
前記ハウジングは、円筒状の円筒体を備え、
前記バッフルプレートは、前記円筒体と前記ロータとの間に、前記ロータから離間して配置されるように構成される、
請求項4に記載の電動モータ。
【請求項6】
前記断面視で、前記バッフルプレートは、
前記円筒体から前記中心軸線と直交する径方向の内側に向かって前記ステータコイルの下面に沿うように延びる第1延在部と、
前記第1延在部の前記径方向の内側部から上方に延びる第2延在部と、を備える、
請求項5に記載の電動モータ。
【請求項7】
前記第2延在部の上端は、前記ステータコイルの前記下面よりも上方に配置されるように構成される、
請求項6に記載の電動モータ。
【請求項8】
前記ハウジングの底部には、前記第1流体溜り部とは異なる第2流体溜り部が形成され、
前記第1延在部は、前記第2流体溜り部に溜まる前記流体の液面よりも上方に配置されるように構成される、
請求項6に記載の電動モータ。
【請求項9】
前記第1延在部は、上下方向に開口する貫通孔を有する、
請求項6に記載の電動モータ。
【請求項10】
前記バッフルプレートは、
前記第1延在部の前記径方向の外側部から上方に延びる第3延在部と、
前記第3延在部の上部から前記径方向の外側に向かって前記ステータのステータコアの下面に沿うように延びる第4延在部と、を更に備える、
請求項6に記載の電動モータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動モータ及び作業機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建設機械として、上部旋回体を旋回させるための電動モータを備える電動旋回ショベルが知られている。電動モータは、内部に設けられたロータ及びステータ等を冷却油により冷却する冷却油回路を備える。例えば、電動モータは、ロータの軸線が鉛直となるよう縦置きに配置される(縦置きモータ)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-68513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、ステータコイルの一部に冷却油が当たらない可能性がある。電動モータの冷却が不十分である場合、損失が大きくなり、電動モータの性能が低下するおそれがある。
【0005】
本開示の態様は、冷却性能を向上させることができる電動モータ及び作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電動モータは、ロータ及びステータを収容するための空間を有するハウジングと、前記ハウジングの前記空間に配置され、前記空間を流れる流体の少なくとも一部を前記ステータのステータコイルの下部に案内するために形成された第1流体溜り部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、冷却性能を向上させることができる電動モータ及び作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る作業機械を示す概略図である。
実施形態に係る作業機械の駆動システムを示す図である。
実施形態に係る電動モータの断面図である。
実施形態に係るバッフルプレートの斜視図である。
実施形態に係るバッフルプレートの一部を拡大して示す斜視図である。
実施形態に係る電動モータにおける冷却流体の流れの説明図である。
比較例に係る電動モータにおける冷却流体の流れの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態においては、電動モータとして、電動旋回ショベル(作業機械の一例)に搭載されるものであり、電動旋回ショベルの上部旋回体を旋回させるための旋回モータとして構成される例を挙げて説明する。
【0010】
以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置や状態を意味するのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している配置や状態をも含むものとする。以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更して示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社小松製作所
作業機械および作業機械の制御方法
2日前
株式会社小松製作所
作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法
1日前
株式会社小松製作所
作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法
1日前
株式会社小松製作所
作業現場の管理システム及び作業現場の管理方法
1日前
株式会社小松製作所
作業機械の制御システムおよび作業機械の制御方法
1日前
株式会社小松製作所
表示制御装置、表示制御システムおよび表示制御方法
1日前
個人
発電機
22日前
個人
発電機
18日前
個人
発電システム
1日前
ニデック株式会社
モータ
14日前
西芝電機株式会社
回転電機
4日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
22日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電システム
3日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
マツダ株式会社
電力変換装置
1日前
株式会社シマノ
電力供給装置
23日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
3日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
1日前
株式会社アイドゥス企画
負荷追従電動モータ
8日前
新光電子株式会社
発振器
3日前
株式会社ダイヘン
電力システム
24日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
14日前
株式会社ミツバ
回転電機
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電池制御装置
24日前
ダイハツ工業株式会社
モータ製造装置
7日前
株式会社浅羽製作所
通線用先端誘導具
29日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
15日前
株式会社デンソー
電気機器
3日前
株式会社アイドゥス企画
磁力トルクコンバータ
8日前
トヨタ紡織株式会社
磁石挿入装置
14日前
ミネベアミツミ株式会社
発電装置
3日前
株式会社ダイヘン
蓄電池システム
29日前
株式会社アイシン
回転電機用ステータ製造方法
9日前
株式会社アイシン
回転電機用ステータ製造方法
9日前
続きを見る
他の特許を見る