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公開番号
2025072681
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025026866,2022527550
出願日
2025-02-21,2021-04-06
発明の名称
光コネクタ
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/40 20060101AFI20250430BHJP(光学)
要約
【課題】フェルールがフロントハウジングに収納された後であってもリアハウジングを取り付けることができる光コネクタを提供する。
【解決手段】光コネクタは、フロントハウジングと、フロントハウジングに取り付け可能なリアハウジングとを備える。フロントハウジングは、設置面を有する。フロントハウジングでは、複数の光ケーブルの各先端部に設けられた複数のフェルールをそれぞれ収納するための複数の収納部が第1方向に順に設けられている。リアハウジングでは、第1方向に交差する第2方向に沿って延在し且つ複数の光ケーブルを挿通可能である複数の貫通孔が前記第1方向に順に設けられている。複数の貫通孔それぞれは、設置面に沿う方向に広がる、リアハウジングの面に向かって開口するスリット形状を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面を有し、複数の光ケーブルの各先端部に設けられた複数のフェルールをそれぞれ収納するための複数の収納部が第1方向に順に設けられたフロントハウジングと、
前記第1方向に交差する第2方向に沿って延在し且つ前記複数の光ケーブルを挿通可能である複数の貫通孔が前記第1方向に順に設けられ、前記フロントハウジングに取り付け可能なリアハウジングと、を備え、
前記複数の貫通孔それぞれは、前記設置面に沿う方向に広がる、前記リアハウジングの面に向かって開口するスリット形状を有する、光コネクタ。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記フロントハウジングは、
前記複数の収納部である複数の収納孔が設けられる本体部と、
前記本体部の前記第1方向における両端それぞれから前記第2方向に沿って延在する一対の脚部と、を有する、
請求項1に記載の光コネクタ。
【請求項3】
前記一対の脚部の各先端には、前記設置面よりも上側に位置する固定面が設けられている、
請求項2に記載の光コネクタ。
【請求項4】
前記フロントハウジングは、対応する光コネクタとの接続の際の位置合わせに使用される一対の突部を更に有し、
前記一対の脚部は、前記本体部を基準として、前記一対の突部とは逆側に延在する、
請求項2または請求項3に記載の光コネクタ。
【請求項5】
前記一対の脚部の内壁には、前記リアハウジングを前記フロントハウジングに対して係止する係止部が設けられている、
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の光コネクタ。
【請求項6】
前記複数の収納部のそれぞれは、前記フェルールの前方への移動を規制する段差を含む、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光コネクタ。
【請求項7】
前記リアハウジングは、
前面及び後面を含む板部と、
前記複数の貫通孔それぞれに対応し、前記板部の前記前面から突出する複数の突出部と、を有し、
前記複数の突出部のそれぞれは、前記フロントハウジングの前記複数の収納部のそれぞれに後端から収納可能である、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光コネクタ。
【請求項8】
前記複数の収納部内の各段差と前記リアハウジングとの間には、前記複数のフェルールをそれぞれ前方に付勢するための複数の弾性部材が設けられおり、
前記複数の弾性部材のそれぞれには、前記各光ケーブルをその内部に挿通可能なスリットが形成されている、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光装置、光コネクタ、及び光装置の製造方法に関する。
本出願は、2020年5月26日出願の日本出願第2020-091208号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の多心テープ光ファイバを一括して接続する光コネクタを開示する。この光コネクタは、例えば伝送機器の基板の縁に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-119239号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示は、一側面として、光装置を提供する。光装置は、パッケージ、ボード、複数の第1光ケーブル、及び、第1光コネクタを備える。パッケージは、集積回路と、集積回路からの電気信号を光信号に変換する光デバイスとを含む。ボードは、主面を有し、パッケージを主面上に配置する。複数の第1光ケーブルのそれぞれは複数の光ファイバを有する。複数の第1光ケーブルのそれぞれは第1端部及び逆側の第2端部を有する。複数の第1端部のそれぞれは光デバイスに光学的に結合され、複数の第2端部のそれぞれは第1光コネクタに取り付けられる。第1光コネクタは、全体がボードの縁よりも内側に位置するように、ボードの主面上に配置される。
【0005】
本開示は、別の側面として、光コネクタを提供する。光コネクタは、フロントハウジング、及び、フロントハウジングに取り付け可能なリアハウジングを備える。フロントハウジングは、設置面を有する。フロントハウジングには、複数の光ケーブルの各先端部に設けられた複数のフェルールをそれぞれ収納するための複数の収納部が第1方向に順に設けられる。リアハウジングには、第1方向に交差する第2方向に沿って延在し且つ複数の光ケーブルを挿通可能である複数の貫通孔が第1方向に順に設けられる。リアハウジングの複数の貫通孔それぞれは、設置面に沿う方向に広がる、リアハウジングの面に向かって開口するスリット形状を有する。
【0006】
本開示は、更に別の側面として、光装置の製造方法を提供する。光装置の製造方法は、集積回路及び集積回路からの電気信号を光信号に変換する光デバイスを含むパッケージと、パッケージを主面上に配置するボードと、光デバイスからパッケージの外側に延在する複数の光ケーブルとを備えた光半製品に対して、上記の光コネクタを取り付けて光装置を製造する方法である。この光装置の製造方法は、複数の光ケーブルの各先端部に設けられた複数のフェルールのそれぞれをフロントハウジングの各収納部に収納する工程と、パッケージから外に出ている複数の光ケーブルの各中間ケーブル部分に対して、ボードの主面の上方から、スリット形状を呈する複数の貫通孔をそれぞれ被せる工程と、リアハウジングをフロントハウジングに向かって相対的に移動して、リアハウジングをフロントハウジングに取り付ける工程と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る光装置を示す斜視図である。
図2は、図1に示す光装置をパッケージ側から視認した斜視図である。
図3は、第1光コネクタに第2光コネクタが接続された状態の光装置を示す斜視図である。
図4は、複数の第1光ケーブルを示す斜視図である。
図5は、フロントハウジングの前側を示す斜視図である。
図6は、フロントハウジングの後側を示す斜視図である。
図7は、リアハウジングの前側を示す斜視図である。
図8は、リアハウジングの後側を示す斜視図である。
図9は、図1に示す光装置をIX-IX線に沿って切断した際の断面の一部を拡大した図である。
図10は、光装置の製造方法を示すフローチャートである。
図11は、変形例に係るバネが設置された第1光ケーブルを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示が解決しようとする課題]
通信装置等においてASIC(特定用途向け集積回路)等の集積回路からの電気信号を光信号に変換する場合、変換された光信号を装置外部に伝送するための複数の内部光ファイバを一括して装置外側の複数の光ファイバに接続することがある。この一括接続には、例えば特許文献1に記載された光コネクタが用いられる。このような通信装置では、データ通信量の増大に伴い、集積回路からの電気信号を集積回路により近い位置で光信号に変換することが望まれている。しかしながら、集積回路の近傍に実装される光デバイスから装置の縁まで単に光ファイバで引き出す構成とすると、光ファイバが長尺な分、光ファイバの光デバイスへの実装(もしくは光ファイバ付きの光デバイスの実装)の際に取り扱いが難しくなる。また、光ファイバの引き回しの形態等によっては実装後の光ファイバ端部と光デバイスとの接続部もしくは光デバイスと集積回路との接続部に負荷がかかり、光軸のズレ等により接続損失や接続部の破損が生じるおそれがある。
【0009】
[本開示の効果]
本開示によれば、一側面として、集積回路からの電気信号を光信号に変換して外部に伝送する際の接続損失を低減することができる。
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。一実施形態に係る光装置は、パッケージ、ボード、複数の第1光ケーブル、及び、第1光コネクタを備える。パッケージは、集積回路と、集積回路からの電気信号を光信号に変換する光デバイスとを含む。ボードは、主面を有し、パッケージを主面上に配置する。複数の第1光ケーブルのそれぞれは複数の光ファイバを有する。複数の第1光ケーブルのそれぞれは第1端部及び逆側の第2端部を有する。複数の第1端部のそれぞれは光デバイスに光学的に結合され、複数の第2端部のそれぞれは第1光コネクタに取り付けられる。第1光コネクタは、全体がボードの縁よりも内側に位置するように、ボードの主面上に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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