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公開番号2025072644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025023698,2023200896
出願日2025-02-17,2021-06-23
発明の名称発光モジュール及びその製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10H 20/857 20250101AFI20250430BHJP()
要約【課題】生産性が高い発光モジュール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】発光モジュール1の製造方法は、中間体20を準備する工程を備える。中間体20は、金属層14を有する配線基板10と、金属層14に接する第1導電部材21及び第2導電部材22と、を備える。発光モジュール1の製造方法は、中間体20上に、少なくとも一部が第1導電部材21と第2導電部材22との間に配置されるレジスト層30を配置する工程と、下面41に配置された第1電極46及び第2電極47を含む発光素子40を、レジスト層30上に配置する工程と、金属層14上に、第1導電部材21及び第1電極46に接する第1接合部材51を形成すると共に、第1導電部材21から離隔し、第2導電部材22及び第2電極47に接する第2接合部材52を形成する工程と、レジスト層30を除去する工程と、を備える。
【選択図】図12A
特許請求の範囲【請求項1】
上面及び前記上面に配置された金属層を有する配線基板と、前記金属層上に配置され前記金属層に接する第1導電部材と、前記金属層上に配置され前記第1導電部材から離隔し前記金属層に接する第2導電部材と、を備える中間体を準備する工程と、
前記中間体上に、少なくとも一部が前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に配置されるレジスト層を配置する工程と、
下面と、前記下面に配置された第1電極と、前記下面に配置された第2電極と、を含む発光素子を、前記レジスト層上に、前記下面が前記配線基板の前記上面に対向するように配置する工程と、
前記金属層上に、前記第1導電部材及び前記第1電極に接する第1接合部材を形成すると共に、前記第1導電部材から離隔し、前記第2導電部材及び前記第2電極に接する第2接合部材を形成する工程と、
前記レジスト層を除去する工程と、
を備える発光モジュールの製造方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記レジスト層を除去する工程の後に、
前記第1接合部材及び前記第2接合部材をマスクとして前記金属層を選択的に除去することにより、前記金属層を、前記第1導電部材及び前記第1接合部材に接する第1金属層と、前記第2導電部材及び前記第2接合部材に接する第2金属層と、に分離する工程と、
をさらに備える請求項1に記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項3】
前記第1接合部材及び前記第2接合部材を電解めっき法により形成する請求項1または2に記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項4】
前記中間体を準備する工程は、
前記配線基板を準備する工程と、
前記金属層上に前記第1導電部材及び前記第2導電部材を配置する工程と、
を有する請求項1~3のいずれか1つに記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項5】
前記第1導電部材及び前記第2導電部材をめっき法、スパッタ法、または蒸着法により形成する請求項4に記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項6】
前記発光素子の前記下面は矩形状であり、
前記発光素子を配置する工程において、前記発光素子の前記下面の外縁のうち互いに対向する2辺が前記レジスト層に接する請求項1~5のいずれか1つに記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項7】
前記中間体を準備する工程において、
前記配線基板は、前記金属層の上面に第1凹部及び第2凹部を有し、
前記第1導電部材は前記第1凹部内に配置されており、
前記第2導電部材は前記第2凹部内に配置されており、
前記第1導電部材の厚さは前記第1凹部の深さよりも大きく、
前記第2導電部材の厚さは前記第2凹部の深さよりも大きい請求項1~6のいずれか1つに記載の発光モジュールの製造方法。
【請求項8】
上面と、前記上面に設けられた第1金属層と、前記上面に設けられた第2金属層と、を有する配線基板と、
前記第1金属層上に設けられ、前記第1金属層に接した第1導電部材と、
前記第2金属層上に設けられ、前記第2金属層に接した第2導電部材と、
前記第1金属層上に設けられ、前記第1導電部材を覆い、前記第1金属層及び前記第1導電部材に接した第1接合部材と、
前記第2金属層上に設けられ、前記第2導電部材を覆い、前記第2金属層及び前記第2導電部材に接した第2接合部材と、
下面と、前記下面に設けられ前記第1接合部材に接した第1電極と、前記下面に設けられ前記第2接合部材に接した第2電極と、を有し、前記下面が前記配線基板の上面に対向した発光素子と、
を備えた発光モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、発光モジュール及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、配線基板に多数の発光素子を搭載した発光モジュールが開発されている。このような発光モジュールにおいては、生産性の向上が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-148531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、生産性が高い発光モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態に係る発光モジュールの製造方法は、中間体を準備する工程を備える。前記中間体は、上面及び前記上面に配置された金属層を有する配線基板と、前記金属層上に配置され前記金属層に接する第1導電部材と、前記金属層上に配置され前記第1導電部材から離隔し前記金属層に接する第2導電部材と、を備える。前記方法は、前記中間体上に、少なくとも一部が前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に配置されるレジスト層を配置する工程を備える。前記方法は、下面と、前記下面に配置された第1電極と、前記下面に配置された第2電極と、を含む発光素子を、前記レジスト層上に、前記下面が前記配線基板の前記上面に対向するように配置する工程を備える。前記方法は、前記金属層上に、前記第1導電部材及び前記第1電極に接する第1接合部材を形成すると共に、前記第1導電部材から離隔し、前記第2導電部材及び前記第2電極に接する第2接合部材を形成する工程を備える。前記方法は、前記レジスト層を除去する工程を備える。
【0006】
本発明の実施形態に係る発光モジュールは、配線基板と、第1導電部材と、第2導電部材と、第1接合部材と、第2接合部材と、発光素子と、を備える。前記配線基板は、上面と、前記上面に設けられた第1金属層と、前記上面に設けられた第2金属層と、を有する。前記第1導電部材は、前記第1金属層上に設けられ、前記第1金属層に接する。前記第2導電部材は、前記第2金属層上に設けられ、前記第2金属層に接する。前記第1接合部材は、前記第1金属層上に設けられ、前記第1導電部材を覆い、前記第1金属層及び前記第1導電部材に接する。前記第2接合部材は、前記第2金属層上に設けられ、前記第2導電部材を覆い、前記第2金属層及び前記第2導電部材に接する。前記発光素子は、下面と、前記下面に設けられ前記第1接合部材に接した第1電極と、前記下面に設けられ前記第2接合部材に接した第2電極と、を有し、前記下面が前記配線基板の上面に対向する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、生産性が高い発光モジュール及びその製造方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図2Aは、図1に示すIIA-IIA線による端面図である。
図2Bは、図1に示すIIB-IIB線による端面図である。
図2Cは、図1に示すIIC-IIC線による端面図である。
図2Dは、図1に示すIID-IID線による端面図である。
図3は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図4Aは、図3に示すIVA-IVA線による端面図である。
図4Bは、図3に示すIVB-IVB線による端面図である。
図4Cは、図3に示すIVC-IVC線による端面図である。
図4Dは、図3に示すIVD-IVD線による端面図である。
図5は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図6Aは、図5に示すVIA-VIA線による端面図である。
図6Bは、図5に示すVIB-VIB線による端面図である。
図6Cは、図5に示すVIC-VIC線による端面図である。
図6Dは、図5に示すVID-VID線による端面図である。
図7は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図8Aは、図7に示すVIIIA-VIIIA線による端面図である。
図8Bは、図7に示すVIIIB-VIIIB線による端面図である。
図8Cは、図7に示すVIIIC-VIIIC線による端面図である。
図8Dは、図7に示すVIIID-VIIID線による端面図である。
図9は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図10Aは、図9に示すXA-XA線による端面図である。
図10Bは、図9に示すXB-XB線による端面図である。
図10Cは、図9に示すXC-XC線による端面図である。
図10Dは、図9に示すXD-XD線による端面図である。
図11は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図12Aは、図11に示すXIIA-XIIA線による端面図である。
図12Bは、図11に示すXIIB-XIIB線による端面図である。
図12Cは、図11に示すXIIC-XIIC線による端面図である。
図12Dは、図11に示すXIID-XIID線による端面図である。
図13は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図14Aは、図13に示すXIVA-XIVA線による端面図である。
図14Bは、図13に示すXIVB-XIVB線による端面図である。
図14Cは、図13に示すXIVC-XIVC線による端面図である。
図14Dは、図13に示すXIVD-XIVD線による端面図である。
図15は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図16Aは、図15に示すXVIA-XVIA線による端面図である。
図16Bは、図15に示すXVIB-XVIB線による端面図である。
図16Cは、図15に示すXVIC-XVIC線による端面図である。
図16Dは、図15に示すXVID-XVID線による端面図である。
図17は、実施形態に係る発光モジュールを示す平面図である。
図18は、図17に示すXVIII-XVIII線による端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図は模式的なものであり、適宜強調又は簡略化されている。また、図間において、各構成要素の寸法比は必ずしも整合していない。
先ず、本実施形態に係る発光モジュールの製造方法について説明する。
本実施形態に係る発光モジュール1の製造方法は、上面16及び上面16に配置された金属層14を有する配線基板10と、金属層14上に配置され金属層14に接する第1導電部材21と、金属層14上に配置され第1導電部材21から離隔し金属層14に接する第2導電部材22と、を備える中間体20を準備する工程と、中間体20上に、少なくとも一部が第1導電部材21と第2導電部材22との間に配置されるレジスト層30を配置する工程と、下面41と、下面41に配置された第1電極46と、下面41に配置された第2電極47と、を含む発光素子40を、レジスト層30上に、下面41が配線基板10の上面16に対向するように配置する工程と、金属層14上に、第1導電部材21及び第1電極46に接する第1接合部材51を形成すると共に、第1導電部材21から離隔し、第2導電部材22及び第2電極47に接する第2接合部材52を形成する工程と、レジスト層30を除去する工程と、を備える。
【0010】
<中間体を準備する工程>
先ず、配線基板10を準備する。
図1は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図2Aは、図1に示すIIA-IIA線による端面図である。
図2Bは、図1に示すIIB-IIB線による端面図である。
図2Cは、図1に示すIIC-IIC線による端面図である。
図2Dは、図1に示すIID-IID線による端面図である。
図3は、実施形態に係る発光モジュールの製造方法を示す平面図である。
図4Aは、図3に示すIVA-IVA線による端面図である。
図4Bは、図3に示すIVB-IVB線による端面図である。
図4Cは、図3に示すIVC-IVC線による端面図である。
図4Dは、図3に示すIVD-IVD線による端面図である。
図1~図4Dは、配線基板10を示す。但し、図1~図2Dにおいては、図を見やすくするために、金属層14を省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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