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公開番号
2025071814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2024186585
出願日
2024-10-23
発明の名称
生地、衣服、及び、生地の製造方法
出願人
株式会社ホットファクトリー
代理人
個人
主分類
D06M
11/79 20060101AFI20250428BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】生地から熱を逃がす機能と生地の伸縮性とを両立させた生地を実現する。
【解決手段】生地1は、ベース生地2と、ベース生地2の表側に印刷された印刷層3とを備えている。生地1では、印刷層3に、当該生地1から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末が含まれている。ベース生地2の表側では、印刷層3を構成する多数の印刷部3aが二次元に繰り返し配列された図柄5が形成され、図柄5の形成領域では、図柄5の形成領域における印刷層3の面積割合が35%以上65%以下であると共に、印刷部3aについて個々の面積が7mm
2
以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース生地と、
前記ベース生地の表側に印刷された印刷層とを備えた生地であって、
前記印刷層には、当該生地から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末が含まれ、
前記ベース生地の表側では、前記印刷層を構成する多数の印刷部が二次元に繰り返し配列された図柄が形成され、
前記図柄の形成領域では、前記印刷層の面積割合が35%以上65%以下であると共に、前記印刷部について個々の面積が7mm
2
以下である、生地。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記印刷層は、当該生地から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末として、多結晶ポリシリコンのみを含む、請求項1に記載の生地。
【請求項3】
前記図柄の形成領域の生地部分は、保温率が6.0%以上8.2%以下である、請求項1に記載の生地。
【請求項4】
前記ベース生地の表側には、前記図柄が全面に亘って形成されている、請求項1に記載の生地。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れか1つの記載の生地を用いた、衣服。
【請求項6】
生地から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末と、バインダーとが少なくとも配合されたインクを用いて、印刷装置によってベース生地の表側に印刷を行い、前記ベース生地の表側に印刷層を形成する印刷工程を行う、生地の製造方法であって、
前記印刷工程は、前記ベース生地の表側において、前記印刷層を構成する多数の印刷部が二次元に繰り返し配列された図柄を形成する工程であって、
前記印刷装置の入力データとして用いる印刷用データ上の前記図柄は、前記図柄の形成領域において、前記印刷層の面積割合が30%以上60%以下であると共に、前記印刷部について個々の面積が6mm
2
以下である、生地の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服などに用いられる生地等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な機能を有する生地が開発されている。特許文献1には、冷感作用がより長く持続できるようにした冷感生地が記載されている。この冷感生地は、冷感材料層として、融点が20~39℃である相転移物質を含有するマイクロカプセルの他に、吸水性樹脂、ジェル状物質、及びシリコン樹脂から選ばれた少なくとも1種からなる接触冷感材料を含有するものを使用するので、身体が接触したとき、マイクロカプセルに含まれる相転移物質の溶解による吸熱と、接触冷感材料による吸熱とが両方作用する。特許文献1の冷感生地は、他の生地などが積層された紡織品(敷きパッドや布団カバー、布団など)に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-66995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本願の発明者は、人が着用する状態で生地に熱がほとんど溜まらない衣服を実現するために、ベース生地に対し、熱を逃がす機能(以下「逃熱機能」という場合がある。)を有する機能材料粉末を含む印刷層を設けることを考えた。この場合、ベース生地における印刷層の面積割合の増加に比例して逃熱機能が高まる。しかし、印刷層の面積割合を大きくしすぎたり、印刷層を構成する個々の印刷部を大きくしすぎたりすると、生地の伸縮性(特に、伸ばした後に縮むストレッチバック性)が低下する虞がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、生地から熱を逃がす機能と生地の伸縮性とを両立させた生地を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の発明者は、生地から熱を逃がす機能と生地の伸縮性とを両立させるために、ベース生地の表側において、印刷層の面積割合を確保しつつ、印刷層を構成する多数の印刷部が二次元に繰り返し配列された図柄を形成して、個々の印刷部の面積を小さくすることを思いついた。この着想に基づく第1の発明は、ベース生地と、ベース生地の表側に印刷された印刷層とを備えた生地であって、印刷層には、当該生地から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末が含まれ、ベース生地の表側では、印刷層を構成する多数の印刷部が二次元に繰り返し配列された図柄が形成され、図柄の形成領域では、印刷層の面積割合が35%以上65%以下であると共に、印刷部について個々の面積が7mm
2
以下である、生地である。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、印刷層は、当該生地から熱を逃がす機能を有する機能材料粉末として、多結晶ポリシリコンのみを含む。
【0008】
第3の発明は、第1の発明において、図柄の形成領域の生地部分は、保温率が6.0%以上8.2%以下である。
【0009】
第4の発明は、第1の発明において、ベース生地の表側には、図柄が全面に亘って形成されている。
【0010】
第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明の生地を用いた、衣服である。
(【0011】以降は省略されています)
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