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公開番号
2025070253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180426
出願日
2023-10-19
発明の名称
位置検出装置、レンズモジュールおよび撮像装置
出願人
TDK株式会社
代理人
弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類
G01D
5/12 20060101AFI20250424BHJP(測定;試験)
要約
【課題】所定の位置検出範囲を確保しつつ、よりコンパクトな構成を有する位置検出装置を提供する。
【解決手段】位置検出装置は、第1軸方向に延在する延在部分を有するヨークと、第1軸方向と交差する第2軸方向に着磁され、第1磁場を発生する第1磁場発生部と、第2軸方向においてヨークの延在部分から見て第1磁場発生部と反対側に設けられ、バイアス磁場を発生するバイアス磁場発生部と、磁場検出部とを備える。第1磁場発生部は、ヨーク、バイアス磁場発生部、および磁場検出部に対して第1軸方向に移動可能である。磁場検出部は、第1磁場のうちの第1軸方向に沿った第1の向きの強度の変化を検出する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
第1軸方向に延在する延在部分を有するヨークと、
前記第1軸方向と交差する第2軸方向に着磁され、第1磁場を発生する第1磁場発生部と、
前記第2軸方向において前記ヨークの前記延在部分から見て前記第1磁場発生部と反対側に設けられ、バイアス磁場を発生するバイアス磁場発生部と、
磁場検出部と
を備え、
前記第1磁場発生部は、前記ヨーク、前記バイアス磁場発生部、および前記磁場検出部に対して前記第1軸方向に移動可能であり、
前記磁場検出部は、前記第1磁場のうちの第1の向きの強度を検出する
位置検出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記ヨークは、前記第1軸方向および前記第2軸方向を含む第1の面に沿って曲がった形状を有し、
前記第1磁場発生部は、前記延在部分から見て前記ヨークが取り囲む空間と反対側に配置されている
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項3】
前記ヨークは、前記第1軸方向および前記第2軸方向を含む第1の面に沿って周回する環状の物体の一部分である第1ヨーク部分および第2ヨーク部分を有する部分環状ヨークであり、
前記バイアス磁場発生部は、前記部分環状ヨークが周回する周回方向に沿って前記第1ヨーク部分と前記第2ヨーク部分との間に配置されている
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項4】
前記バイアス磁場発生部は、前記ヨークの周回方向に沿って着磁されている
請求項3記載の位置検出装置。
【請求項5】
前記ヨークは、前記磁場検出部を挟んで対向する一対の対向部分をさらに有する
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項6】
前記第1磁場発生部は、前記延在部分と前記第2軸方向に対向する範囲内で前記第1軸方向に移動可能である
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項7】
前記磁場検出部は、前記第2軸方向において前記ヨークの前記延在部分から見て前記第1磁場発生部と反対側に設けられている
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項8】
前記第1の向きは、前記第1軸方向および前記第2軸方向を含む第1の面に平行である
請求項1記載の位置検出装置。
【請求項9】
第1軸方向に延在する第1延在部分を有する第1ヨークと、
前記第1軸方向と交差する第2軸方向に着磁され、第1磁場を発生する第1磁場発生部と、
前記第2軸方向において前記第1ヨークの前記第1延在部分から見て前記第1磁場発生部と反対側に設けられ、第1バイアス磁場を発生する第1バイアス磁場発生部と、
第1磁場検出部と、
前記第2軸方向において前記第1磁場発生部から見て前記第1ヨークの前記第1延在部分と反対側に設けられ、前記第1軸方向に延在する第2延在部分を有する第2ヨークと、
前記第2軸方向において前記第2ヨークの前記第2延在部分から見て前記第1磁場発生部と反対側に設けられ、第2バイアス磁場を発生する第2バイアス磁場発生部と、
第2磁場検出部と
を備え、
前記第1の磁場発生部は、前記第1ヨーク、前記第1バイアス磁場発生部、前記第1磁場検出部、前記第2ヨーク、前記第2バイアス磁場発生部、および前記第2磁場検出部、に対して前記第1軸方向に移動可能であり、
前記第1磁場検出部および前記第2磁場検出部のそれぞれは、前記第1磁場のうちの第1の向きの強度を検出する
位置検出装置。
【請求項10】
位置検出装置と、
レンズと
を有し、
前記位置検出装置は、
第1軸方向に延在する延在部分を有するヨークと、
前記第1軸方向と交差する第2軸方向に着磁され、第1磁場を発生する第1磁場発生部と、
前記第2軸方向において前記ヨークの前記延在部分から見て前記第1磁場発生部と反対側に設けられ、バイアス磁場を発生するバイアス磁場発生部と、
磁場検出部と
を備え、
前記第1磁場発生部は、前記ヨーク、前記バイアス磁場発生部、および前記磁場検出部に対して前記第1軸方向に移動可能であり、
前記磁場検出部は、前記第1磁場のうちの第1の向きの強度を検出する
レンズモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、磁場検出部を備えた位置検出装置、レンズモジュールおよび撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
直線運動する移動体の位置を検出する位置検出装置が知られている。例えば特許文献1には、磁気感知素子と、移動体に間隔をおいて取り付けられた複数の磁気部材とを備えた磁気式位置検出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-137796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような位置検出装置については、小型化および軽量化が求められている。
【0005】
したがって、所定の位置検出範囲を確保しつつ、よりコンパクトな構成を有する位置検出装置を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施態様としての位置検出装置は、第1軸方向に延在する延在部分を有するヨークと、第1軸方向と交差する第2軸方向に着磁され、第1磁場を発生する第1磁場発生部と、第2軸方向においてヨークの延在部分から見て第1磁場発生部と反対側に設けられ、バイアス磁場を発生するバイアス磁場発生部と、磁場検出部とを備える。ここで、第1磁場発生部は、ヨーク、バイアス磁場発生部、および磁場検出部に対して第1軸方向に移動可能である。磁場検出部は、第1磁場のうちの第1軸方向に沿った第1の向きの強度を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施態様としての位置検出装置によれば、所定の位置検出範囲を確保しつつ、よりコンパクトな構成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、本開示の第1の実施の形態に係る位置検出装置の外観を表す斜視図である。
図1Bは、図1Aに示した位置検出装置の断面構成例を表す断面図である。
図1Cは、図1Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第1の構成例を表す側面図である。
図1Dは、図1Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第2の構成例を表す側面図である。
図1Eは、図1Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第3の構成例を表す側面図である。
図2は、図1Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図3Aは、第1の参考例としての位置検出装置の断面構成例を表す断面図である。
図3Bは、図2Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図4Aは、第1の実施の形態に係る第1変形例としての位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図4Bは、図4Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図5Aは、第2の参考例としての位置検出装置の断面構成例を表す断面図である。
図5Bは、図5Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図6は、第1の実施の形態に係る第2変形例としての位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図7Aは、本開示の第2の実施の形態に係る位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図7Bは、図7Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図8Aは、第2の実施の形態に係る第1変形例としての位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図8Bは、図8Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図9Aは、本開示の第3の実施の形態に係る位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図9Bは、図9Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第1の構成例を表す側面図である。
図9Cは、図9Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第2の構成例を表す側面図である。
図9Dは、図9Aに示した位置検出装置を側方から眺めた第3の構成例を表す側面図である。
図10は、図9Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図11Aは、本開示の第4の実施の形態に係る位置検出装置の構成例を表す断面図である。
図11Bは、図11Aに示した位置検出装置において、磁場発生部の移動に伴う磁場発生部に付与される磁場強度の変化を表す特性図である。
図12は、本開示の第5の実施の形態に係る位置検出装置組立体の構成例を表す概略図である。
図13Aは、本開示の第6の実施の形態に係る撮像装置の全体構成例を表す概略斜視図である。
図13Bは、本開示の第7の実施の形態に係る撮像装置の全体構成例を表す概略斜視図である。
図14は、本開示のその他の変形例としての位置検出装置の全体構成例を表す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態およびその変形例
1つの部分環状ヨークと、1つの磁場発生部と、1つの磁場検出部と、1つのバイアス磁場発生部とを備えた位置検出装置の例。
2.第2の実施の形態およびその変形例
2つの切り欠きを有する部分環状ヨークと、1つの磁場発生部と、2つの磁場検出部と、1つのバイアス磁場発生部とを備えた位置検出装置の例。
3.第3の実施の形態およびその変形例
1つの切り欠きを有する部分環状ヨークと、1つの磁場発生部と、1つの磁場検出部とを有する位置検出ユニットを2つ備えた位置検出装置の例。
4.第4の実施の形態およびその変形例
2つの切り欠きを有する部分環状ヨークと、1つの磁場発生部と、2つの磁場検出部と、1つのバイアス磁場発生部とを備えた位置検出装置の他の例。
5.第5の実施の形態
位置検出装置を搭載した位置検出装置組立体の例。
6.第6の実施の形態
第1の実施の形態の位置検出装置とレンズとを備え、レンズの位置検出を行う撮像装置の第1の例。
7.第7の実施の形態
第1の実施の形態の位置検出装置とレンズとを備え、レンズの位置検出を行う撮像装置の第2の例。
8.その他の変形例
【0010】
<1.第1の実施の形態>
[位置検出装置1の構成]
最初に、図1A~1Eを参照して、本開示における第1の実施の形態としての位置検出装置1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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