TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025070025
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180042
出願日
2023-10-19
発明の名称
配線構造体および給電装置
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
7/08 20060101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】隣接して積層される他のフラットケーブルの導体から受ける電気的な影響を最小限とし、フラットケーブルの柔軟性を保持することが可能な配線構造体を提供する。
【解決手段】それぞれ導体11,21が配置され、互いに積層される複数のフラットケーブル10,20を備えた配線構造体1であって、電気的な特性の調整対象の導体である調整対象導体11を含む調整対象導体含有ケーブル10と、調整対象導体含有ケーブル10に隣接して積層される調整対象外導体用ケーブル20と、を備え、調整対象外導体用ケーブル20に含まれる調整対象外導体21は、調整対象外導体用ケーブル20の幅方向における、調整対象導体11の幅方向両端部よりも幅方向外側に対応する位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ導体が配置され、互いに積層される複数のフラットケーブルを備えた配線構造体であって、
電気的な特性の調整対象の導体である調整対象導体を含む調整対象導体含有ケーブルと、
前記調整対象導体含有ケーブルに隣接して積層される隣接積層ケーブルと、を備え、
前記隣接積層ケーブルに含まれる導体は、前記隣接積層ケーブルの幅方向における、前記調整対象導体の幅方向両端部よりも幅方向外側に対応する位置に配置されている
配線構造体。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記調整対象導体含有ケーブルには、差動伝送線路を構成する対をなす前記調整対象導体が互いに間隔をおいて配置され、
前記隣接積層ケーブルに含まれる導体は、前記隣接積層ケーブルの幅方向における、対をなす前記調整対象導体の幅方向両外側、および、対をなす前記調整対象導体の間の少なくともいずれかに対応する位置に配置されている
請求項1に記載の配線構造体。
【請求項3】
前記調整対象導体含有ケーブルの一方の面側には、導電層が形成されている
請求項1に記載の配線構造体。
【請求項4】
前記隣接積層ケーブルに含まれる導体は、前記調整対象導体である
請求項1に記載の配線構造体。
【請求項5】
前記調整対象導体含有ケーブルには、対をなす前記調整対象導体の幅方向外側に配置され、グランドに接続されるグランド用導体が含まれている
請求項2に記載の配線構造体。
【請求項6】
前記調整対象導体含有ケーブルと前記隣接積層ケーブルとの積層状態を保持する保持部材を備える
請求項1に記載の配線構造体。
【請求項7】
相対的に移動する一対の物体の間で電力または電気信号を伝送する給電装置であって、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の配線構造体と、
一方の前記物体に設けられた一方側部材と、
他方の前記物体に設けられた他方側部材と、を備え、
前記一方側部材には、前記配線構造体の一端が接続され、
前記他方側部材には、前記配線構造体の他端が接続される
給電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信信号を伝送する導体を有するフラットケーブルを備えた配線構造体および給電装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の配線構造体としては、電力または電気信号を伝送するための導体を有する複数のフラットケーブルを備え、複数のフラットケーブルを積層することによって形成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
配線構造体を構成するフラットケーブルが、例えば差動伝送線路等、高速通信用の電気信号を伝送するための高速通信用導体を含んでいる場合には、通信性能を安定化させるために、高速通信用導体の特性インピーダンスを所定値に調整する必要がある。
【0004】
しかし、従来の配線構造体では、積層方向に隣接して積層される他のフラットケーブルの導体が、高速通信用導体の積層方向に重なり合う場合に、高速通信用導体の特性インピーダンスが、他のフラットケーブルの導体の電気的な影響を受けて変化する可能性がある。
【0005】
このため、従来の配線構造体では、高速通信用導体の特性インピーダンスを所定値に調整するために、高速通信用導体を含むフラットケーブルの外面側に導電層を形成することによって、その他の導体の電気的な影響を遮断するシールド構造を構成する方法が考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-32042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、シールド構造を構成したフラットケーブルは、導電層を形成することによって厚さ寸法が大きくなるため、柔軟性が低下する可能性がある。
【0008】
本発明の目的とするところは、隣接して積層される他のフラットケーブルの導体から受ける電気的な影響を最小限とし、フラットケーブルの柔軟性を保持することが可能な配線構造体および給電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る配線構造体は、それぞれ導体が配置され、互いに積層される複数のフラットケーブルを備えた配線構造体であって、電気的な特性の調整対象の導体である調整対象導体を含む調整対象導体含有ケーブルと、前記調整対象導体含有ケーブルに隣接して積層される隣接積層ケーブルと、を備え、前記隣接積層ケーブルに含まれる導体は、前記隣接積層ケーブルの幅方向における、前記調整対象導体の幅方向両端部よりも幅方向外側に対応する位置に配置されている。
【0010】
また、本発明に係る配線構造体は、前記調整対象導体含有ケーブルには、差動伝送線路を構成する対をなす前記調整対象導体が互いに間隔をおいて配置され、前記隣接積層ケーブルに含まれる導体は、前記隣接積層ケーブルの幅方向における、対をなす前記調整対象導体の幅方向両外側、および、対をなす前記調整対象導体の間の少なくともいずれかに対応する位置に配置されている、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
古河電気工業株式会社
電気接続箱
4日前
古河電気工業株式会社
平板状電線の接続構造
5日前
古河電気工業株式会社
配線構造体および給電装置
4日前
古河電気工業株式会社
レーザ装置およびその制御方法
4日前
古河電気工業株式会社
溶接方法および溶接装置
4日前
個人
超音波接合
20日前
日星電気株式会社
平型電線
29日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
28日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
4日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社FLOSFIA
半導体装置
26日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
19日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
株式会社村田製作所
電池
26日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
日星電気株式会社
ケーブルの接続構造
26日前
シチズン電子株式会社
発光装置
19日前
株式会社村田製作所
電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
28日前
トヨタバッテリー株式会社
組電池
13日前
TDK株式会社
コイル部品
12日前
住友電装株式会社
コネクタ
12日前
住友電装株式会社
コネクタ
27日前
株式会社バンダイ
電池収容構造及び玩具
4日前
住友電装株式会社
コネクタ
26日前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
株式会社東京精密
ワーク保持装置
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
27日前
KDDI株式会社
伸展マスト
28日前
株式会社村田製作所
二次電池
27日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る