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公開番号
2025069282
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025013551,2020548775
出願日
2025-01-30,2019-03-13
発明の名称
EGFR活性化変異を有するがんを治療するための方法
出願人
ボード オブ リージェンツ,ザ ユニバーシティ オブ テキサス システム
,
BOARD OF REGENTS,THE UNIVERSITY OF TEXAS SYSTEM
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
45/00 20060101AFI20250422BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】EGFR活性化変異を有すると判定された患者においてがんを治療するための方法を提供する。
【解決手段】本開示は、CDK阻害剤および/またはSAC因子阻害剤を投与することによる、EGFR活性化変異を有すると判定された患者においてがんを治療するための方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
対象においてがんを治療する方法であって、有効量のサイクリン依存性キナーゼ(CDK)阻害剤および/または紡錘体形成チェックポイント(SAC)因子阻害剤を該対象に投与する工程を含み、該対象が1つ以上のEGFR活性化変異を有すると判定される、前記方法。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記1つ以上のEGFR活性化変異が、L858R、エクソン19欠失、およびエクソン20挿入からなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記エクソン19欠失が、E746~A750欠失、L747~E749欠失、またはA750Pである、請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記エクソン20挿入が、N771Del Ins FHである、請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記対象が、2つ、3つ、または4つのEGFR活性化変異を有すると判定される、請求項1~4のいずれか一項記載の方法。
【請求項6】
前記対象が、該対象由来のゲノム試料を分析することによって、EGFR活性化変異を有すると判定されている、請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記ゲノム試料が、唾液、血液、尿、正常組織、または腫瘍組織から単離される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
EGFR活性化変異の存在が、核酸配列決定またはPCR分析により判定される、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記CDK阻害剤が、CDK2阻害剤、CDK5阻害剤、CDK1阻害剤、またはCDK9阻害剤としてさらに定義される、請求項1記載の方法。
【請求項10】
前記CDK阻害剤が、ディナシクリブ(SCH727965)、アルボシジブ(フラボピリドール)、ロスコビチン(セリシクリブ、CYC202)、SNS-032(BMS-387032)、LY2857785、ADZ5438、BMS-265246、NU6027、LDC000067、ウォゴニン、またはRO-3306である、請求項1記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2018年3月13日に出願された米国仮特許出願第62/642,472号の恩典を主張するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
本発明は、National Institutes of Healthにより授与された認可番号CA190628の下、政府支援により行われた。政府は、本発明に一定の権利を有する。
【0003】
1.分野
本発明は全体として、がん生物学および医学の分野に関する。より具体的には、本発明は、活性化EGFR変異を有するがんを治療するための方法に関する。
【背景技術】
【0004】
2.関連技術の説明
EGFR変異NSCLC患者は、初めはEGFR標的療法に対して応答性を示すが、必ず耐性疾患が出現する。耐性症例のほぼ半数で、腫瘍は、T790MなどのEGFR二次変異を欠いており、かつ第2世代および第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)に対して抵抗性である。T790M陰性の耐性などTKIに対して耐性を有するがんに対して有効性を有する治療レジメンの同定は、依然として臨床上の大きな課題である。
【発明の概要】
【0005】
概要
いくつかの実施形態では、本開示は、対象に有効量のサイクリン依存性キナーゼ(CDK)阻害剤および/または紡錘体形成チェックポイント(SAC)因子阻害剤を投与する工程を含む、対象においてがんを治療する方法であって、該対象が1つ以上のEGFR活性化変異を有すると判定される、方法を提供する。いくつかの態様では、対象は、2つ、3つ、または4つのEGFR活性化変異を有すると判定される。特定の態様では、対象はヒトである。
【0006】
いくつかの態様では、1つ以上のEGFR活性化変異は、L858R、エクソン19欠失、およびエクソン20挿入からなる群より選択される。ある特定の態様では、エクソン19欠失は、L747とL749の間におけるインフレーム欠失、例えば、E746~A750欠失、L747~E749欠失、またはA750Pなどである。特定の態様では、エクソン20挿入はN771Del Ins FHである。いくつかの態様では、EGFR変異は、G719S、G719A、S768I、E709A、R776H、またはL861Qである。
【0007】
ある特定の態様では、対象は、患者由来のゲノム試料を分析することにより、EGFR活性化変異を有すると判定される。いくつかの態様では、ゲノム試料は、唾液、血液、尿、正常組織、または腫瘍組織から単離される。いくつかの態様では、EGFR活性化変異の存在は、核酸配列決定またはPCR分析により判定される。
【0008】
いくつかの態様では、CDK阻害剤は、CDK2阻害剤、CDK5阻害剤、CDK1阻害剤、またはCDK9阻害剤としてさらに定義される。ある特定の態様では、CDK阻害剤は、ディナシクリブ(SCH727965)、アルボシジブ(フラボピリドール)、ロスコビチン(セリシクリブ、CYC202)、SNS-032(BMS-387032)、LY2857785、ADZ5438、BMS-265246、NU6027、LDC000067、ウォゴニン、またはRO-3306である。ある特定の態様では、CDK阻害剤は、MSC2530818、セネキシンA、LDC4297(LDC044297)、PHA-793887、BS-181 HCl、PHA-767491、THX1 2HCl、またはXL413である。いくつかの態様では、CDK阻害剤は、ディナシクリブまたはアルボシジブである。ある特定の態様では、CDK阻害剤は、CDK4阻害剤ではなく、かつ/またはCDK6阻害剤ではない。特定の態様では、CDK阻害剤は、パルボシクリブ(PD0332991)でも、アベマシクリブ(LY2835219)でも、リボシクリブでもない。
【0009】
ある特定の態様では、SAC因子阻害剤は、ポロ様キナーゼ1(PLK1)阻害剤、Auroraキナーゼ阻害剤、サバイビンおよび/またはKSP阻害剤としてさらに定義される。いくつかの態様では、PLK1阻害剤は、BI 2536、ボラセルチブ、GSK461364、ON-01910、GW 843682X、またはHMN-214である。いくつかの態様では、PLK1阻害剤はボラセルチブまたはON-01910である。他の態様では、SAC阻害剤はPLK1阻害剤ではない。いくつかの態様では、Auroraキナーゼ阻害剤は、pan-Aurora阻害剤、Aurora A/B阻害剤、またはAurora A阻害剤である。ある特定の態様では、Auroraキナーゼ阻害剤は、AMG 900、アリセルチブ、PF-03814735、トザセルチブ、MLN8054、またはSNS-314メシレートである。いくつかの態様では、Auroraキナーゼ阻害剤はAMG-900またはアリセルチブである。いくつかの態様では、KSP阻害剤はイスピネシブまたはSB743921である。いくつかの態様では、サバイビン阻害剤はYM155である。
【0010】
いくつかの態様では、治療は、G2/M期の細胞の蓄積、核サイズの拡大、および/または倍数性をもたらす。
(【0011】以降は省略されています)
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