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公開番号
2025067552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177627
出願日
2023-10-13
発明の名称
電池制御システム及び電池制御方法
出願人
日産自動車株式会社
,
ルノー エス.ア.エス.
,
RENAULT S.A.S.
代理人
弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類
H01M
10/48 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池セルのエネルギーロスを防ぎ、回生により生じるエネルギーを消費できる電池制御システムを提供する。
【解決手段】固体電解質、正極、及び負極を有する電池セル21に加わる圧力を制御する電池制御システムであって、電池セル21の現在の抵抗値である現在抵抗値を推定する推定手段と、電池セル21の目標抵抗値を演算する演算手段と、電池セル21に加わる面圧を任意に設定できる面圧機構16を制御する面圧制御手段とを備え、面圧制御手段33は、回生充電時に現在抵抗値と目標抵抗値に差がある場合には、現在抵抗値が目標抵抗値になるよう面圧を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固体電解質、正極、及び負極を有する電池セルに加わる圧力を制御する電池制御システムであって、
前記電池セルの現在の抵抗値である現在抵抗値を推定する推定手段と、
前記電池セルの目標抵抗値を演算する演算手段と、
前記電池セルに加わる面圧を任意に設定できる面圧機構を制御する面圧制御手段とを備え、
前記面圧制御手段は、回生充電時に前記現在抵抗値と前記目標抵抗値に差がある場合には、前記現在抵抗値が前記目標抵抗値になるよう前記面圧を制御する電池制御システム。
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【請求項2】
請求項1記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、ドライバーの運転操作の傾向に基づき前記目標抵抗値を演算する電池制御システム。
【請求項3】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、ナビゲーションシステムの地図情報に基づき前記目標抵抗値を演算する電池制御システム。
【請求項4】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記面圧制御手段は、0.1以上10MPa以下の範囲内で前記面圧を制御する電池制御システム。
【請求項5】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、
前記電池セルの今後のSOC予測値を演算し、
前記SOC予測値が満充電SOCより高く、かつ、前記電池セルのSOCが所定のSOC閾値以下である場合に、前記目標抵抗値を、前記電池セルの現在抵抗値よりも高い値とする電池制御システム。
【請求項6】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、
前記電池セルの今後のSOC予測値を演算し、
前記SOC予測値が満充電SOCより高く、かつ、前記電池セルのSOCが所定のSOC閾値より高い場合に、前記目標抵抗値を、前記電池セルの現在抵抗値よりも低い値とする電池制御システム。
【請求項7】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、
前記電池セルの今後のSOC予測値を演算し、
前記SOC予測値が満充電に相当する満充電SOCより高く、かつ、前記電池セルの温度が所定の温度閾値以下である場合に前記目標抵抗値を、前記電池セルの現在抵抗値よりも高い値とする電池制御システム。
【請求項8】
請求項1又は2記載の電池制御システムにおいて、
前記演算手段は、
前記電池セルの今後のSOC予測値を演算し、
前記SOC予測値が満充電に相当する満充電SOCより高く、かつ、前記電池セルの温度が所定の温度閾値より高い場合に、前記目標抵抗値を、前記電池セルの現在抵抗値よりも低く値とする電池制御システム。
【請求項9】
請求項7記載の電池制御システムにおいて、
前記温度閾値は、前記電池セルの温度と外気温に応じて設定される電池制御システム。
【請求項10】
プロセッサにより実行され、固体電解質、正極、及び負極を有する電池セルに加わる圧力を制御する電池制御方法であって、
前記プロセッサは、
前記電池セルの現在の抵抗値である現在抵抗値を推定し、
前記電池セルの目標抵抗値を演算し、
回生充電時に前記現在抵抗値と前記目標抵抗値に差がある場合には、前記現在抵抗値が前記目標抵抗値になるよう、前記電池セルに加わる面圧を任意に設定できる面圧機構を制御する電池制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池制御システム及び電池制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、回生電力を用いて蓄電池を充電するときに、バッテリの暖機を行なう電池制御装置が知られている。例えば特許文献1記載の電池制御装置は、、バッテリの目標容
量を通常の目標SOCより低い目標SOCLに設定し、エンジンが起動されていると、バッテリの容量Cを読み込み、容量Cが目標SOCLより大きければ、バッテリの強制放電を行なう。このとき、エンジンの駆動力による充電を禁止しながら、回生電力の充電を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-78807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、バッテリの強制放電により、バッテリのエネルギーロスが生じるという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、電池セルのエネルギーロスを防ぎ、回生により生じるエネルギーを消費できる電池制御システム及び電池制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電池セルの現在抵抗値を推定し、電池セルの目標抵抗値を演算し、回生充電時に現在抵抗値と目標抵抗値に差がある場合には、現在抵抗値が目標抵抗値になるよう、面圧機構を制御する上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、電池セルのエネルギーロスを防ぎ、回生で発生するエネルギーを消費できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態の電池制御システムを示すブロック図である。
図2は、電池セルの面圧と抵抗(DCR:直流抵抗)との相関性を示すグラフである。。
図3は、モータ回生時に生じる運動エネルギーの割り振りを説明するためのグラフである。
図4は、本実施形態の電池制御方法の手順を示すフローチャートである。
図5は、車両が下り坂を走行している場合の電池セルの抵抗(DCR)推移と温度推移を示すグラフである。
図6は、低面圧制御が実行される時の電池条件及び高面圧制御が実行される時の電池条件を説明ためのグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態の電池制御システム1を示すブロック図である。電池制御システム1は、電池セル21に加わる面圧制御及び電池セル21の充放電制御を行うシステムであって、電気自動車等の車両に設けられている。
【0010】
図1に示すように、電池制御システム1は、電圧センサ11、電流センサ12、温度センサ13、インバータ14、面圧機構16、及び、圧力センサ17、及び、コントローラ30を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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