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公開番号
2025067436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177410
出願日
2023-10-13
発明の名称
コネクタ付ケーブル
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
H01R
24/64 20110101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高い信頼性と優れた高周波特性を有するコネクタ付ケーブルを提供する。
【解決手段】コネクタ付ケーブルは、複数の電線を含むケーブルと、前記ケーブルの端部に接続されたコネクタと、を有するコネクタ付ケーブルであって、前記コネクタが、基板を有し、前記基板に、前記複数の電線がはんだ接続されており、前記複数の電線の各々は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層とを有し、前記絶縁層は、架橋されている部分と架橋されていない部分とを有し、少なくとも前記電線にはんだが固着されている箇所の付近に位置する部分が架橋されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線を含むケーブルと、前記ケーブルの端部に接続されたコネクタと、を有するコネクタ付ケーブルであって、
前記コネクタが、基板を有し、
前記基板に、前記複数の電線がはんだ接続されており、
前記複数の電線の各々は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層とを有し、
前記絶縁層は、架橋されている部分と架橋されていない部分とを有し、少なくとも前記電線にはんだが固着されている箇所の付近に位置する部分が架橋されている、コネクタ付ケーブル。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記絶縁層がポリオレフィン系樹脂で形成されている、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項3】
前記絶縁層がポリエチレンで形成されている、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項4】
前記絶縁層がポリプロピレンで形成されている、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項5】
前記絶縁層は、有機シラン化合物又は有機過酸化物を含む、請求項3または請求項4に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項6】
前記絶縁層は、多官能性モノマーを含む、請求項4に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項7】
前記絶縁層の架橋されている部分は、電子線照射により架橋されている、請求項1、請求項3、請求項6のいずれか一項に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項8】
前記絶縁層が発泡材料で形成されている、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項9】
前記複数の電線の少なくとも一つが同軸電線であり、
前記同軸電線は、前記絶縁層を覆う外部導体と、前記外部導体を覆う外被とをさらに有する、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
【請求項10】
前記絶縁層において、前記電線にはんだが固着されている箇所の付近に位置する部分のみが架橋されている、請求項1に記載のコネクタ付ケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ付ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、コネクタ付き多心ケーブルを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-140992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタ付ケーブルは、信頼性が高く、かつ優れた高周波特性を有することが望まれることがある。
【0005】
本開示は、高い信頼性と優れた高周波特性を有するコネクタ付ケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタ付ケーブルは、
複数の電線を含むケーブルと、前記ケーブルの端部に接続されたコネクタと、を有するコネクタ付ケーブルであって、
前記コネクタが、基板を有し、
前記基板に、前記複数の電線がはんだ接続されており、
前記複数の電線の各々は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層とを有し、
前記絶縁層は、架橋されている部分と架橋されていない部分とを有し、少なくとも前記電線にはんだが固着されている箇所の付近に位置する部分が架橋されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタ付ケーブルは、高い信頼性と優れた高周波特性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るコネクタ付ケーブルを示す斜視図である。
図2は、ケーブルの断面図である。
図3は、電線が接続された基板を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタ付ケーブルは、
(1)複数の電線を含むケーブルと、前記ケーブルの端部に接続されたコネクタと、を有するコネクタ付ケーブルであって、
前記コネクタが、基板を有し、
前記基板に、前記複数の電線がはんだ接続されており、
前記複数の電線の各々は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層とを有し、
前記絶縁層は、架橋されている部分と架橋されていない部分とを有し、少なくとも前記電線にはんだが固着されている箇所の付近に位置する部分が架橋されている。
【0010】
上記のコネクタ付ケーブルによれば、はんだが固着されている箇所付近の絶縁層が架橋されているので、導体をはんだ付けする時の熱によって絶縁層が劣化することを防ぐことができる。さらに、絶縁層は架橋されていない部分を有しているため、優れた高周波特性を有するコネクタ付ケーブルが得られる。
(【0011】以降は省略されています)
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