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公開番号
2025067300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177201
出願日
2023-10-13
発明の名称
コネクタ収納装置
出願人
ニチコン株式会社
代理人
弁理士法人みのり特許事務所
主分類
H01R
13/639 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】メンテナンス性を向上させたコネクタ収納装置を提供する。
【解決手段】コネクタホルダが前面板11に取り付けられた筐体10と、ケーブル20と、電動車の充電口に接続されるコネクタ30とを備えるコネクタ収納装置1であって、コネクタ30は、外周面から突出して充電口からの抜け止めとして機能する第1状態と外周面から突出していない第2状態とに切り替わるラッチ部を備え、コネクタホルダは、内周面側に収納空間を形成するホルダ部40と、ホルダ部40の内周面側に分離可能に固定され、収納空間において第1状態のラッチ部を受けてコネクタ30を保持するラッチ受け部50を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車の充電口に接続されるコネクタと、
前記コネクタを収納するための収納空間を形成するコネクタホルダと、
開口部が形成された前面板を有し、前記開口部の後方に前記収納空間が形成されるように、前記コネクタホルダが前記前面板に取り付けられた筐体と、
一端側が前記コネクタに接続されるとともに他端側が前記筐体に接続される電力伝送用のケーブルと、
を備えるコネクタ収納装置であって、
前記コネクタは、
前記ケーブルが接続された本体部と、
前記充電口に接続される接続部と、
前記接続部の外周面から突出して前記充電口からの抜け止めとして機能する第1状態と前記外周面から突出していない第2状態とに切り替わるラッチ部と、を備え、
前記コネクタホルダは、
内周面側に前記収納空間を形成するホルダ部と、
前記ホルダ部の前記内周面側に分離可能に固定され、前記収納空間において前記第1状態の前記ラッチ部を受けて前記コネクタを保持するラッチ受け部と、を備える
ことを特徴とするコネクタ収納装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記ラッチ受け部を前記ホルダ部の前記内周面側に固定する固定手段を備え、
前記固定手段により、前記ホルダ部の外周面側から、前記ラッチ受け部を前記ホルダ部に固定した固定状態と前記ラッチ受け部を前記ホルダ部から分離させた分離状態とに切り替え可能となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ収納装置。
【請求項3】
前記ラッチ受け部は、
前記第1状態の前記ラッチ部の前後方向の移動を制限することで前記コネクタの前後方向の移動を制限する第1制限部と、
前記第1状態の前記ラッチ部の左右方向の移動を制限することで前記コネクタの左右方向の移動を制限する第2制限部と、を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ収納装置。
【請求項4】
前記ラッチ受け部は、
前面および後面を有し、前記後面の左右方向の中央に前記第1制限部が形成され、前記第1制限部の左側および右側に前記第2制限部として壁部が形成され、
前記壁部は、前記第1制限部よりも後方に突出している
ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ収納装置。
【請求項5】
前記ラッチ受け部は、
前記ホルダ部の前記内周面側の上部に固定され、
前記前面から前記第1制限部に向けて上下方向の寸法が大きくなる
ことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ収納装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カーボンニュートラルの実現に向け、電気自動車のバッテリー電力を家庭の負荷に供給するV2H(Vehicle to Home)システムの普及が進んでいる。V2Hシステムは、筐体(充放電装置)と、ケーブル付き充放電コネクタと、充放電コネクタを収納するコネクタホルダとを備える。
【0003】
従来のコネクタホルダとしては、充放電コネクタが接続される電気自動車の充電口(車両側コネクタ)の構成を採用したもの、例えば、特許文献1に記載の充電口の構成を採用したものが存在する。特許文献1に記載の充電口は、充放電コネクタが差し込まれる筒状部と、筒状部の先端に開閉可能に設けられた蓋部とを備える。筒状部には、充放電コネクタの周方向の移動を制限する溝が形成されている。
【0004】
このため、特許文献1に記載の充電口の構成を採用したコネクタホルダには、次のような問題点が生じる。ユーザは、充放電コネクタの収納時、筒状部の溝に合わせて(位置合わせを行いながら)充放電コネクタを筒状部に挿し込む必要があるため、充放電コネクタを挿し込むのに手間がかかり、不快感を覚える。ユーザは、充放電コネクタの収納時に蓋部を開閉する手間がかかり、片手で簡単に収納することができない。
【0005】
また、コネクタホルダの取り付け位置によっては、次のような問題点も生じる。コネクタホルダが筐体の側面に突出するように取り付けられている場合、筐体の外形幅方向の寸法が大きくなるため、筐体の設置可能場所が制限されてしまう。コネクタホルダが筐体の右側面に取り付けられている場合、左利きのユーザは、充放電コネクタの収納時に不便を感じることがある。
【0006】
なお、特許文献1に記載の充電口の一部の構成のみを採用し、筒状部の溝の構成を不採用とすることで、位置合わせの手間は解消される。しかしながら、充放電コネクタと筒状部との間には余裕がなく、充放電コネクタが筒状部にぶつかりやすいため、収納時の不快感は残る。さらに、充放電コネクタの先端が下向きに収納される場合、雨水が充放電コネクタのラッチ部まで浸入すると、低温時に水分が凍ってラッチ部が凍結してしまい、ラッチ部が動かなくなるおそれがある。筒状部が金属製の場合、充放電コネクタの外装は樹脂製であるため、収納時に充放電コネクタが筒状部にぶつかると、充放電コネクタの外装の表面が削れてしまうことがある。
【0007】
上記の問題点(収納時の不快感)を解決したコネクタホルダを備える従来のコネクタ収納装置として、例えば、特許文献2に記載のものが知られている。特許文献2に記載のコネクタ収納装置では、コネクタホルダは、充電コネクタが上下に遊動できるようにコネクタホルダの前面開口側に向けて拡開されており、収納性が向上している。
【0008】
しかしながら、特許文献2に記載のコネクタ収納装置では、充電コネクタに係止爪を設けるとともに、コネクタホルダの収納空間に水平軸部を設け、当該水平軸部に係止爪を係合させる構成を採用している。
【0009】
充電コネクタの係止爪は、通常時はばね等の付勢手段により水平軸部との係合状態を維持する閉方向に付勢されている一方、充電コネクタに設けられた操作部が押下されると、付勢手段に抗して開き、水平軸部との係合を解除するものである。このように、充電コネクタの係止爪は、電気自動車の充電規格であるCHAdeMO規格で定められている充放電コネクタ(充電コネクタ)のラッチ部とは別物である。すなわち、特許文献2に記載のコネクタ収納装置は、CHAdeMO規格で定められている充電(例えば、急速充電)に対応していないという問題がある。
【0010】
さらに、特許文献2に記載のコネクタ収納装置では、充電コネクタの収納時に水平軸部に強い力がかかり水平軸部が破損した場合、ユーザは、コネクタ収納装置の筐体からコネクタホルダを取り外して、水平軸部を修理する必要がある。あるいは、コネクタホルダごと新品に交換する必要がある。このため、特許文献2に記載のコネクタ収納装置は、メンテナンス性が悪いという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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