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公開番号
2025066404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175975
出願日
2023-10-11
発明の名称
表示装置
出願人
JDI Design and Development 合同会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10K
50/844 20230101AFI20250416BHJP()
要約
【課題】画素領域にクラックが形成されることを抑制する。
【解決手段】表示装置1は、基板101と、基板101の一方の主面101c側であって、基板101の外縁101eよりも内側に設けられた樹脂材料を含む層間絶縁層102と、層間絶縁層102上に設けられた複数の有機EL素子150を含む有機ELアレイ160と、基板101の一方の主面101c側であって、層間絶縁層102よりも外側でかつ基板101の外縁101eよりも内側に設けられた土手部220と、有機ELアレイ160、層間絶縁層102および土手部220を覆うように、有機ELアレイ160上、層間絶縁層102上および土手部220上から基板101の外縁101eまたは外縁101e付近まで連続して設けられた封止層108と、を備える。土手部220は、基板101の一方の主面101cに向かう方向と反対に向かう方向を凸とする断面形状を有している。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の一方の主面側であって、前記基板の外縁よりも内側に設けられた樹脂材料を含む層間絶縁層と、
前記層間絶縁層上に設けられた複数の有機EL(Electro Luminescence)素子を含む有機ELアレイと、
前記基板の一方の主面側であって、前記層間絶縁層よりも外側でかつ前記基板の外縁よりも内側に設けられた土手部と、
前記有機ELアレイ、前記層間絶縁層および前記土手部を覆うように、前記有機ELアレイ上、前記層間絶縁層上および前記土手部上から前記基板の外縁または外縁付近まで連続して設けられた封止層と、
を備え、
前記土手部は、前記基板の一方の主面に向かう方向と反対に向かう方向を凸とする断面形状を有している
表示装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
さらに、前記封止層の一部を覆うように前記封止層上に設けられた接着層と、
前記接着層上に設けられた偏光板と、
を備え、
前記偏光板の外周端は、前記層間絶縁層よりも外側でかつ前記封止層の外周端よりも内側に位置し、
前記土手部は、前記偏光板の外周端よりも外側に位置している
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示装置は、前記基板のTFT(Thin Film Transistor)層を含む第1領域および前記第1領域よりも外側に位置する第2領域を有し、
前記基板に垂直な方向から見た場合、
前記層間絶縁層は、少なくとも前記第1領域に位置し、
前記有機ELアレイは、前記第1領域に位置し、
前記封止層、前記接着層および前記偏光板は、前記第1領域および前記第2領域の両方に位置し、
前記土手部は、前記第2領域に位置している
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記層間絶縁層は、前記基板上に設けられた下部層間絶縁層と、前記下部層間絶縁層よりも前記一方の主面側とは反対側に設けられた上部層間絶縁層と、を有し、
前記第2領域において、前記基板上に窒化ケイ素膜が設けられ、
前記土手部は、前記第2領域において前記窒化ケイ素膜上に設けられ、
前記土手部の少なくとも一部は、前記上部層間絶縁層と同じ材料によって形成されている
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記土手部は、前記基板の内側から外縁に向かう方向において、複数本設けられている
請求項1~4のいずれかに記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の有機EL(Electro Luminescence)素子を有する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の有機EL素子を有する表示装置が知られている。有機EL素子は、各種材料の薄膜を積層した構造を有し、TFT(薄膜トランジスタ)基板の上方に形成された、画素電極と、対向電極と、これらの電極の間に位置する有機発光層とを備える。画素電極と対向電極との間には、電子輸送層なども設けられる。これらの層は、水分と反応すると発光特性が劣化する材料を含むことがある。表示装置の表示品質の劣化を抑制するためには、外部環境に存在する水分の侵入を抑制する必要がある。
【0003】
特許文献1には、複数の有機ELデバイスを個々に分断する際に発生するクラックが、有機ELデバイスのアクティブ領域に至ることを防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-98792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、アクティブ領域である画素領域の周辺に突状構造体を設け、さらに、突状構造体の根元付近に途切れ目のような欠陥を予め形成している。これにより、欠陥を形成した箇所でクラックの進行を止め、クラックが画素領域に形成されることを抑制している。しかし、画素領域の周囲全体に途切れ目のような欠陥を形成すると、欠陥を起因とする別なクラックが発生し、そのクラックが画素領域に向かって進行する可能性がある。クラックが画素領域に形成されると、クラックを介して画素領域に水分が侵入し、表示装置の表示品質が劣化する。
【0006】
本開示は、画素領域にクラックが形成されることを抑制できる表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の表示装置の一態様は、基板と、前記基板の一方の主面側であって、前記基板の外縁よりも内側に設けられた樹脂材料を含む層間絶縁層と、前記層間絶縁層上に設けられた複数の有機EL素子を含む有機ELアレイと、前記基板の一方の主面側であって、前記層間絶縁層よりも外側でかつ前記基板の外縁よりも内側に設けられた土手部と、前記有機ELアレイ、前記層間絶縁層および前記土手部を覆うように、前記有機ELアレイ上、前記層間絶縁層上および前記土手部上から前記基板の外縁または外縁付近まで連続して設けられた封止層と、を備え、前記土手部は、前記基板の一方の主面に向かう方向と反対に向かう方向を凸とする断面形状を有している。
【発明の効果】
【0008】
本開示の表示装置によれば、画素領域にクラックが形成されることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
比較例1の表示装置を模式的に示す平面図である。
比較例1の表示装置の一部の断面図である。
比較例2の表示装置を模式的に示す平面図である。
比較例2の表示装置の一部の断面図である。
比較例2の表示装置に発生するクラックを模式的に示す図である。
比較例3の表示装置の一部の断面図である。
実施の形態に係る表示装置を模式的に示す平面図である。
実施の形態に係る表示装置の一部の断面図である。
表示装置の土手部の周辺に形成されるクラックを示す模式図である
クラックが形成される方向の一例を示す模式図である。
表示装置に設けられた複数の土手部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示に至る経緯)
本開示に至る経緯について、比較例1~3を参照しながら説明する。本開示では、繰り返し屈曲して使用されるフレキシブルな表示装置を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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