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公開番号
2025065259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025016784,2023035876
出願日
2025-02-04,2018-08-07
発明の名称
水性ボールペン用インク組成物
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/17 20140101AFI20250410BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】いわゆる細字ボールペンであってもインク吐出性が安定であり、描線の光輝感に優れ、ボール脱落が生じることのない水性ボールペン用インク組成物及び水性ボールペンを提供する。
【解決手段】
本発明の水性ボールペン用インク組成物は、少なくとも、アルミニウム顔料と、平均粒子径0.3~10μmの密実ウレタン系粒子8~25質量%を含有することを特徴とする。
また、本発明の水性ボールペンは、上記構成の水性ボールペン用インク組成物を搭載したことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミニウム顔料を含有する水性ボールペン用インク組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、アルミニウム粉体を顔料として使用した水性ボールペンは、光輝性を有する描線が得られるものの、その性能はアルミニウム粉体の大きさに左右されるものである。
大きいアルミニウム顔料は、光輝感が強く出るが、チップ内の間隙で詰まりやすくなるという不具合が生じやすくなる。
特に、ボール径がφ0.5mm以下のいわゆる細字ボールペンの場合、間隙がより小さくなるため、前記のような不具合がより生じやすくなる。また、細字ボールペンは、インク吐出量が少ないので光輝感が得られにくいという課題も生ずる。
【0003】
そこで、このような課題等を解決しようとする水性ボールペンなどの発明として、例えば、1)金属粒子同士の凝集を抑制するためにアクリル樹脂、スチレン・アクリル共重合体、ポリオレフィンなどの球状樹脂粒子を配合してなるボールペンなどの筆記具(例えば、特許文献1参照)、2)受け座摩耗を防止するためにマイクロカプセル粒子などを配合してなるボールペン用光輝性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン(例えば、特許文献2及び3参照)、3)ボールペンチップのボールのクリアランスを所定の範囲内で移動可能で、かつ回転可能に抱持してなるボールペン(例えば、特許文献4参照)などが知られている。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1~4の各技術内容(発明)が知られていても、いわゆるボール径がφ0.5mm以下の細字ボールペンの場合は、未だ十分な効果が得られていないのが現状であり、また、ボール径がφ0.5mm超のボールペンと比較してボール保持力が小さく、使用状況によってボールの脱落が生じやすい傾向がある。また、ボールペンチップの設計により、それを補うことは可能ではあるが、書き味が低下する、インクの吐出性が低下するなど弊害が生じることがある。
更に、ボールの保持は、ボールが収納されるホルダーの先端をカシメることによって発現するものであるが、筆記によるカシメ部分の摩耗や、カシメ部内面とボールとの間に固形物が嵌りこむことによる局部的な応力歪によって保持力が低下し、衝撃を受けるなどしてボールが脱落して筆記不能となることがあるなどの課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-125841号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開2014-118527号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開2017-119862号公報(特許請求の範囲、実施例等)
特開平11-28887号公報(特許請求の範囲、実施例、図1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、いわゆる細字ボールペンであってもインク吐出性が安定であり、描線の光輝感に優れ、ボール脱落が生じることのない水性ボールペン用インク組成物及び水性ボールペンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記従来の課題等に鑑み、鋭意研究を行った結果、少なくとも、アルミニウム顔料と、平均粒子径が所定範囲となる特定物性の粒子を特定量含有せしめることにより、上記目的の水性ボールペン用インク組成物等が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】
すなわち、本発明の水性ボールペン用インク組成物は、少なくとも、アルミニウム顔料と、平均粒子径0.3~10μmの密実ウレタン系粒子8~25質量%を含有することを特徴とする。
また、本発明の水性ボールペンは、上記構成の水性ボールペン用インク組成物を搭載したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、いわゆる細字ボールペンであってもインク吐出性が安定であり、描線の光輝感に優れ、ボール脱落が生じることのない水性ボールペン用インク組成物及び水性ボールペンが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の水性ボールペン用インク組成物を搭載する水性ボールペンのボールペンチップの一例を示す拡大縦断面図である。
図1のボールペンチップを示す縦断面図である。
ボールペンチップの他例を示す縦断面図である。
図2のボールペンチップをインク収容管(リフィール)に取り付けた状態を示す縦断面図である。
本発明の水性ボールペンの実施形態の一例を示すものであり、図4のインク収容管(リフィール)を軸体に取り付けて水性ボールペンとした状態を示す縦断面図である。
本発明の水性ボールペンの実施形態の他例を示すものであり、図4のインク収容管(リフィール)をノック式軸体に取り付けてノック式水性ボールペンを示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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