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公開番号2025064633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174545
出願日2023-10-06
発明の名称シートバックロック装置及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/20 20060101AFI20250410BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に搭載された装置を作動させるためのスイッチがシートバックの非前倒し時に誤操作されることを防止する。
【解決手段】シートバックロック装置20Lは、車両用シートが有する前倒し可能なシートバックに設けられ、シートバックを起立した位置で車体側部に拘束するロック本体22と、シートバックの肩口に回転可能に設けられ、ロック本体22によるシートバックの拘束状態では閉位置に保持され、該閉位置から開位置へと回転操作されることでロック本体22の上記拘束を解除するレバー38と、車両に搭載された装置を作動させるためにシートバックの肩口に設けられ、レバー38が開位置に位置する状態では操作可能となり、レバー38が閉位置に位置する状態ではレバー38によって覆われるスイッチ42と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートが有する前倒し可能なシートバックに設けられ、前記シートバックを起立した位置で車体側部に拘束するロック本体と、
前記シートバックの肩口に回転可能に設けられ、前記ロック本体による前記シートバックの拘束状態では閉位置に保持され、前記閉位置から開位置へと回転操作されることで前記ロック本体の前記拘束を解除するレバーと、
車両に搭載された装置を作動させるために前記シートバックの肩口に設けられ、前記レバーが開位置に位置する状態では操作可能となり、前記レバーが前記閉位置に位置する状態では前記レバーによって覆われるスイッチと、
を備えたシートバックロック装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記スイッチがオンの状態で前記シートバックが前記起立した位置へ起こされると、前記レバーが前記開位置から前記閉位置へと回転して前記スイッチに係合し、前記スイッチがオフになる請求項1に記載のシートバックロック装置。
【請求項3】
乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するシートバックと、
前記シートバックに前記ロック本体、前記レバー及び前記スイッチが設けられた請求項1又は請求項2に記載のシートバックロック装置と、
を有する車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にシートバックを起立した位置に拘束するシートバックロック装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両のリヤシートが有する前倒し可能なシートバックを起立した位置で車体側部に拘束するシートロック装置が開示されている。このシートロック装置は、シートバックの肩口に設けられた操作ノブを有している。この操作ノブが操作されることで上記の拘束が解除され、シートバックの前倒しが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-18964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両のリヤシートのシートバックを前倒しし、車両の荷室を拡大させて車中泊等を行うユーザが増えてきている。また、車両の荷室には、シートバックの前倒し時のみにユーザに使用される装置が設けられる場合がある。そのような装置を作動させるためのスイッチが、シートバックの非前倒し時に誤操作されることを防止するための対策が必要であった。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両に搭載された装置を作動させるためのスイッチがシートバックの非前倒し時に誤操作されることを防止可能なシートバックロック装置及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のシートバックロック装置は、車両用シートが有する前倒し可能なシートバックに設けられ、前記シートバックを起立した位置で車体側部に拘束するロック本体と、前記シートバックの肩口に回転可能に設けられ、前記ロック本体による前記シートバックの拘束状態では閉位置に保持され、前記閉位置から開位置へと回転操作されることで前記ロック本体の前記拘束を解除するレバーと、車両に搭載された装置を作動させるために前記シートバックの肩口に設けられ、前記レバーが開位置に位置する状態では操作可能となり、前記レバーが前記閉位置に位置する状態では前記レバーによって覆われるスイッチと、を備えている。
【0007】
第1の態様のシートバックロック装置によれば、車両用シートが有する前倒し可能なシートバックに設けられたロック本体が、シートバックを起立した位置で車体側部に拘束する。シートバックの肩口に回転可能に設けられたレバーは、ロック本体によるシートバックの拘束状態では閉位置に保持される。このレバーが閉位置から開位置へと回転操作されることで、ロック本体の上記拘束が解除される。これにより、シートバックの前倒しが可能となる。このシートバックの肩口には、上記レバーの他、車両に搭載された装置を作動させるためのスイッチが設けられている。このスイッチは、レバーが開位置に位置する状態では操作可能となるが、レバーが閉位置に位置する状態(すなわちシートバックの非前倒し状態)ではレバーによって覆われる。これにより、上記のスイッチがシートバックの非前倒し時に誤操作されることを防止できる。
【0008】
第2の態様のシートバックロック装置は、第1の態様において、前記スイッチがオンの状態で前記シートバックが前記起立した位置へ起こされると、前記レバーが前記開位置から前記閉位置へと回転して前記スイッチに係合し、前記スイッチがオフになる。
【0009】
第2の態様のシートバックロック装置では、スイッチがオンの状態でシートバックが起立した位置へ起こされると、ロック本体によってシートバックが起立した位置に拘束される。この際には、レバーが開位置から閉位置へと回転してスイッチに係合し、スイッチがオフになる。これにより、シートバックの非前倒し時には必ずスイッチがオフになるようにすることができる。
【0010】
第3の態様の車両用シートは、乗員が着座するシートクッションと、前記乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートバックに前記ロック本体、前記レバー及び前記スイッチが設けられた第1の態様又は第2の態様のシートバックロック装置と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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