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公開番号2025060316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170986
出願日2023-09-29
発明の名称組工ブロック
出願人株式会社梓設計,株式会社梓総合研究所
代理人個人
主分類E04C 1/00 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約【課題】個々のブロックの軽量化を図り、運搬性や、組み合わせる際の作業性を向上する。
【解決手段】組工ブロック1は、複数組み合わせて、所定形状を形成し、面を形成する面部材10と、面部材10の面と直交する方向に延び、互いに対向する一対の面部材10を連結する固定部材20と、を備え、面部材10は、内側に配置される第1板材11と、外側に配置される第2板材12と、が重ねて配置され、面部材10の側縁には段差が形成され、一対の面部材10の間に空洞が形成され、段差において、他の組工ブロック1と係合することが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数組み合わせて、所定形状を形成するための組工ブロックであって、
面を形成する面部材と、
前記面部材の面と直交する方向に延び、互いに対向する一対の前記面部材を連結する固定部材と、を備え、
前記面部材は、
内側に配置される第1板材と、外側に配置される第2板材と、が重ねて配置され、
前記面部材の側縁には段差が形成され、
一対の前記面部材の間に空洞が形成され、
前記段差において、他の前記組工ブロックと係合することが可能な組工ブロック。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記固定部材は、一対の前記面部材の前記第1板材をそれぞれ貫通し、一対の前記面部材の前記第2板材に、それぞれ端部が接続されている請求項1に記載の組工ブロック。
【請求項3】
前記固定部材は、一対の前記面部材の前記第1板材を連結し、
前記第2板材は、前記第1板材に着脱自在に固定される請求項1に記載の組工ブロック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組工ブロックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、表板と裏板との間に心根を挟み込み矩形状に形成され、同一形状のものを上下および左右に積み上げて自立可能な壁を形成するブロックであって、上部および下部のブロックと面合する水平面のうち一方の水平面と、左右のブロックと面合する垂直面のうち一方の垂直面とに、互いに直交するほぞを突設すると共に、もう一方の水平面と垂直面とに、他のブロックに突設された前記位置のほぞを嵌着する溝を設け、かつブロックの上面と下面同士を貫通するボルト穴を設けたことを特徴とする壁形成用木質ブロックが提案されている。
【0003】
特許文献1の壁形成用木質ブロックによれば、同一形状に規格化したものを上下左右に連接して様々な大きさの壁を形成することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-155040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されたブロックは、表板と裏板との間に心根を挟み込んでいるため、個々のブロックの重量が嵩み、運搬性や、組み合わせる際の作業性が低下するという問題がある。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、個々のブロックの軽量化を図り、運搬性や、組み合わせる際の作業性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 複数組み合わせて、所定形状を形成するための組工ブロックであって、
面を形成する面部材と、
前記面部材の面と直交する方向に延び、互いに対向する一対の前記面部材を連結する固定部材と、を備え、
前記面部材は、
内側に配置される第1板材と、外側に配置される第2板材と、が重ねて配置され、
面部材の側縁には段差が形成され、
一対の前記面部材の間に空洞が形成され、
前記段差において、他の前記組工ブロックと係合することが可能な組工ブロック。
【0008】
(1)の発明によれば、組工ブロックは、一対の面部材と、一対の面部材を連結する固定部材と、を備え、複数組み合わせて、所定形状を形成することが可能である。
面部材は、面を形成する。
固定部材は、面部材の面と直交する方向に延び、互いに対向する一対の面部材を連結する。
また、面部材は、内側に配置される第1板材と、外側に配置される第2板材と、が重ねて配置され、側縁に段差が形成されている。
そして、組工ブロックは、一対の面部材の間に空洞が形成され、面部材の段差において、他の組工ブロックと係合することが可能である。
【0009】
このように、面を形成する一対の面部材の間に空洞を形成することで、一対の面部材の間に芯部材を設けた場合に比べて、個々のブロックの重量を抑えることができる。
したがって、個々のブロックの軽量化を図り、運搬性や、組み合わせる際の作業性を向上することが可能となる。
【0010】
また、面を形成する一対の面部材の間に空洞を形成することで、一対の面部材の間に、任意の材料(例えば、砂、コンクリート、配管、電線等)を配置できるので、複数の組工ブロックを組み合わせて、多様な用途の構造物を構築することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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