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公開番号2025051944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023160711
出願日2023-09-25
発明の名称画像判定装置、画像判定方法及び画像判定プログラム
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約【課題】AI画像を精度良く検知できる画像判定装置、画像判定方法及び画像判定プログラムを提供すること。
【解決手段】画像判定装置1は、生成AIにより自動生成された顔画像を収集する画像収集部11と、収集された顔画像のそれぞれについて所定の顔認証処理を行い、各顔画像と同一の顔として判定された他の顔画像の数をカウントする認証処理部12と、収集された前記顔画像のうち、カウントされた数が所定以上の顔画像をマスピ顔として記憶するマスタ登録部13と、対象画像に対して、顔認証によりマスピ顔のそれぞれと同一の顔であるか否かを判定する判定部14と、同一の顔と判定されたマスピ顔があった場合に、対象画像がAI画像であることを判定結果として出力する出力部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生成AIにより自動生成された顔画像を収集する画像収集部と、
前記画像収集部により収集された前記顔画像のそれぞれについて所定の顔認証処理を行い、各顔画像と同一の顔として判定された他の顔画像の数をカウントする認証処理部と、
前記画像収集部により収集された前記顔画像のうち、前記認証処理部によりカウントされた数が所定以上の顔画像をマスピ顔として記憶するマスタ登録部と、
対象画像に対して、顔認証により前記マスピ顔のそれぞれと同一の顔であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により同一の顔と判定されたマスピ顔があった場合に、前記対象画像がAI画像であることを判定結果として出力する出力部と、を備える画像判定装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記出力部は、前記判定結果として、前記マスピ顔のいずれと同一の顔と判定されたかの情報を出力する請求項1に記載の画像判定装置。
【請求項3】
前記画像収集部は、複数種類の生成AIにより生成された顔画像を収集する請求項1又は請求項2に記載の画像判定装置。
【請求項4】
生成AIにより自動生成された顔画像を収集する画像収集ステップと、
前記画像収集ステップにおいて収集された前記顔画像のそれぞれについて所定の顔認証処理を行い、各顔画像と同一の顔として判定された他の顔画像の数をカウントする認証処理ステップと、
前記画像収集ステップにおいて収集された前記顔画像のうち、前記認証処理ステップによりカウントされた数が所定以上の顔画像をマスピ顔として記憶するマスタ登録ステップと、
対象画像に対して、顔認証により前記マスピ顔のそれぞれと同一の顔であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて同一の顔と判定されたマスピ顔があった場合に、前記対象画像がAI画像であることを判定結果として出力する出力ステップと、をコンピュータが実行する画像判定方法。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の画像判定装置としてコンピュータを機能させるための画像判定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、AIにより生成された画像を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、生成AIと呼ばれる、指定した説明文から画像等を自動生成する技術が急速に進歩している。このため、例えば、生成AIにより生成された顔画像により、オンライン本人確認において、なりすましや現実に存在しない人格での登録といった不正の可能性が指摘されている。
そこで、自動生成された画像(AI画像)と現実の写真画像とを判別するためのシステムが開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
AI image detector、インターネット<https://huggingface.co/spaces/umm-maybe/AI-image-detector>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AI画像を検知するための従来のシステムでは、AI画像と非AI画像とを学習させたAIを用いる、あるいは、AI画像の特徴(例えば、画像全体のぼけ等)を判定に利用する、といった手法が用いられており、誤判定も生じやすかった。そこで、判定精度のさらなる向上が望まれている。
【0005】
本発明は、AI画像を精度良く検知できる画像判定装置、画像判定方法及び画像判定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像判定装置は、生成AIにより自動生成された顔画像を収集する画像収集部と、前記画像収集部により収集された前記顔画像のそれぞれについて所定の顔認証処理を行い、各顔画像と同一の顔として判定された他の顔画像の数をカウントする認証処理部と、前記画像収集部により収集された前記顔画像のうち、前記認証処理部によりカウントされた数が所定以上の顔画像をマスピ顔として記憶するマスタ登録部と、対象画像に対して、顔認証により前記マスピ顔のそれぞれと同一の顔であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により同一の顔と判定されたマスピ顔があった場合に、前記対象画像がAI画像であることを判定結果として出力する出力部と、を備える。
【0007】
前記出力部は、前記判定結果として、前記マスピ顔のいずれと同一の顔と判定されたかの情報を出力してもよい。
【0008】
前記画像収集部は、複数種類の生成AIにより生成された顔画像を収集してもよい。
【0009】
本発明に係る画像判定方法は、生成AIにより自動生成された顔画像を収集する画像収集ステップと、前記画像収集ステップにおいて収集された前記顔画像のそれぞれについて所定の顔認証処理を行い、各顔画像と同一の顔として判定された他の顔画像の数をカウントする認証処理ステップと、前記画像収集ステップにおいて収集された前記顔画像のうち、前記認証処理ステップによりカウントされた数が所定以上の顔画像をマスピ顔として記憶するマスタ登録ステップと、対象画像に対して、顔認証により前記マスピ顔のそれぞれと同一の顔であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて同一の顔と判定されたマスピ顔があった場合に、前記対象画像がAI画像であることを判定結果として出力する出力ステップと、をコンピュータが実行する。
【0010】
本発明に係る画像判定プログラムは、前記画像判定装置としてコンピュータを機能させるためのものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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